「著者に聞く」の記事一覧

『柴田勝家』/和田裕弘インタビュー

勇猛果敢で知られる戦国武将、柴田勝家。だが勝家には羽柴(豊臣)秀吉の引き立て役という負のイメージがつきまとっている。小説やドラマで繰り返し描かれる人物像は、はたして真実の姿を映し出…[続きはこちら]

2023/07/31

『奈良時代』/木本好信インタビュー

日本がまだ若々しく、何事もおおらかだったイメージがある奈良時代。だが歴史をひもとくと、皇位継承をめぐって長屋王の変、橘奈良麻呂の変、恵美押勝の内乱などの政争が相次ぎ、激しい権力闘争…[続きはこちら]

2023/07/10

『原敬』/清水唯一朗インタビュー

初の「平民首相」として、本格的な政党内閣を率いた原敬。藩閥と時に敵対、時に妥協し改革を主導し、日本の立憲政治を実現するために奮闘しながら、1921年11月、東京駅で凶刃に斃れる。独…[続きはこちら]

2022/11/01

『刀伊の入寇』/関幸彦インタビュー

「この世をばわが世とぞ思ふ」に始まる有名な望月の歌が詠まれたのは、千年ちょっと前の1018年。藤原道長は3人の娘を次々に天皇や皇太子の后とし、得意の絶頂にあった。だがその翌年、驚く…[続きはこちら]

2022/03/17

『内戦と和平』/東大作インタビュー

人類の不治の病と言われる戦争。そのほとんどが国家間の紛争ではなく凄惨な内戦です。シリア、イラク、アフガニスタン、南スーダンなど21世紀以降の内戦を例に、発生から拡大、国連や周辺国の…[続きはこちら]

2021/04/02

『明智光秀』/福島克彦インタビュー

大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公となった明智光秀。本能寺の変で主君信長を討ったことは周知の事実だが、そこに至るまでの業績はほとんど知られていない。光秀とはいったい、どのような武将だ…[続きはこちら]

2021/01/07

『百年戦争』/佐藤猛インタビュー

フランスを主戦場として英仏が攻防を繰り広げた百年戦争(1337~1453)。誰もがその名を知る戦いだが、肝心の中身となると「たしかジャンヌ・ダルクが活躍したはずだけど……」といった…[続きはこちら]

2020/08/07

『佐藤栄作』/村井良太インタビュー

1964年の東京五輪閉会直後に首相に就いた佐藤栄作。米ソ両陣営が激しく角逐するなか、吉田茂の軽武装・経済重視路線を踏襲。アメリカと関係を深め、沖縄返還に漕ぎ着けた。当時、「寡黙な官…[続きはこちら]

2020/05/19

『太閤検地』/中野等インタビュー

『太閤検地 秀吉が目指した国のかたち』は、豊臣(羽柴)秀吉が各地を征服するたび奉行を派遣して断行した検地の実態や狙いを描き出す話題作。統治権力を天下人に集約し、中央集権を成り立たせ…[続きはこちら]

2020/03/16

『持統天皇』/瀧浪貞子インタビュー

百人一首の2首目「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天香具山」の作者として、また『天の川の太陽』(黒岩重吾)や『天上の虹』(里中満智子)など、さまざまな小説やコミックにも描かれて…[続きはこちら]

2019/11/25

『硫黄島』/石原俊インタビュー

小笠原群島の南方に位置する硫黄島。その知られざる歴史を入植の時期から悲惨な戦争、そして戦後の軍事基地化していくまでを鮮やかに描いた話題作『硫黄島 国策に翻弄された130年』。その著…[続きはこちら]

2019/04/22

『承久の乱』/坂井孝一インタビュー

承久の乱といえば、後鳥羽上皇が鎌倉幕府を倒す目的で起こした兵乱というのが一般的なイメージではないだろうか。だが研究の進展により、そういった見方は過去のものになったという。ではなぜ乱…[続きはこちら]

2019/04/12

『光明皇后』/瀧浪貞子インタビュー

秋の風物詩「正倉院展」が、今年も奈良国立博物館で開かれています。聖武天皇ゆかりの品を収める正倉院は、皇后である藤原光明子の願いがきっかけとなってつくられました。この光明皇后の生涯を…[続きはこちら]

2017/11/07

『定年後』/楠木新インタビュー

ビジネスマンだけでなく、組織に所属する人なら誰もがいつかは迎える定年。その先にある長い「自由時間」をどう考えたらいいのか――。『定年後 50歳からの生き方、終わり方』を書いた楠木新…[続きはこちら]

2017/07/28

『謎の漢字』/笹原宏之インタビュー

毎日かならず目にする漢字。しかし、それだけにさまざまな疑問も出てきます。小学校で厳しくたたき込まれた「『木』の縦棒ははねてはいけない」というのは本当か? 「嫐」「嬲」「娚」など、な…[続きはこちら]

2017/05/08

『応仁の乱』/呉座勇一インタビュー

応仁の乱なんて聞いたことがない、という日本人はまずいないだろう。室町幕府の衰退を決定づけ、戦国時代の扉を開いたとされるこの大乱をめぐって近年、新説が登場し、学界でも議論が高まってい…[続きはこちら]

2016/10/20