『ケマル・アタテュルク』/小笠原弘幸インタビュー
今年10月29日に建国100年を迎えたトルコ。同国を建てたのは、ムスタファ・ケマル(1881~1938)だ。オスマン帝国時代に救国の英雄として活躍した彼は、帝国崩壊後に新国家の建設…[続きはこちら]
2023/11/07
今年10月29日に建国100年を迎えたトルコ。同国を建てたのは、ムスタファ・ケマル(1881~1938)だ。オスマン帝国時代に救国の英雄として活躍した彼は、帝国崩壊後に新国家の建設…[続きはこちら]
2023/11/07
ヨーロッパ中世を画する人物としてはカール大帝が有名ですが、カール大帝から百数十年後、もうひとりの「大帝」が現れます。このオットー大帝の生涯を巨細に描いた『オットー大帝―辺境の戦士か…[続きはこちら]
2023/10/26
四季に恵まれた日本。春一番も梅雨も台風も大雪も、すべて季節風にかかわっています。この季節風がモンスーンです。モンスーンによって日本をはじめとするアジアの文明がどんな影響を受けたか、…[続きはこちら]
2023/09/21
鳥が一羽もいない都市を想像できるでしょうか。 通勤・通学の途中で、ちょっと足をとめて下さい。耳を澄ませ、上を見上げて下さい。そこにはよく知った鳥が、あるいはなんだか見慣れない鳥がい…[続きはこちら]
2023/09/12
不変の様式美を極めたビザンティン美術、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマン・カトリックの美術――。1000年を超える歴史を持ち、今も美術ファンを魅了して…[続きはこちら]
2023/08/28
平野敬一『マザー・グースの唄 イギリスの伝承童謡』 姜徳相『関東大震災』 山本浩貴『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』 初めて自分で新書を買ったのは中学3年生のときで…[続きはこちら]
2023/08/23
2023年8月、ハワイ・マウイ島で、アメリカ史上最大級の犠牲者を出す山火事が発生。6月にカナダの山火事で生じた煙がアメリカ国内に及び、ニューヨークが最悪レベルの大気汚染に見舞われる…[続きはこちら]
2023/08/17
勇猛果敢で知られる戦国武将、柴田勝家。だが勝家には羽柴(豊臣)秀吉の引き立て役という負のイメージがつきまとっている。小説やドラマで繰り返し描かれる人物像は、はたして真実の姿を映し出…[続きはこちら]
2023/07/31
ユダヤ教やキリスト教、イスラム教にまつわる史跡が数多く残り、今も世界中から巡礼が訪れる「聖都」エルサレム。多様な文化が混じり合う街の魅力を、まるで美術館を巡るように丹念に解説した『…[続きはこちら]
2023/07/27
『大東亜共栄圏』(2022年7月25日刊)は版を重ね、各紙誌でも取り上げられ高い評価を得ています。加藤陽子(東大教授・日本近代史専攻)さんからは「毎年夏に読み返したい必読の本だ」(…[続きはこちら]
2023/07/13
日本がまだ若々しく、何事もおおらかだったイメージがある奈良時代。だが歴史をひもとくと、皇位継承をめぐって長屋王の変、橘奈良麻呂の変、恵美押勝の内乱などの政争が相次ぎ、激しい権力闘争…[続きはこちら]
2023/07/10
アジアの中心に位置する、世界最大の高原チベット。この地に生まれたチベット仏教は、各地に多大な影響を及ぼし、いまなお人々の心を捉えてやみません。チベットの文化・宗教と歴史を古代から現…[続きはこちら]
2023/07/06
世界は今でも理不尽な悲惨さに満ちています。貧困、差別、災害、疫病、戦争……。これらに立ち向かうための学問が開発経済学です。『入門 開発経済学』を刊行した山形辰史先生にお話を伺いまし…[続きはこちら]
2023/06/28
高校で古典文法を習うので、日本語の文法が時代とともに変わってきていることはよく知られています。では、発音はどうなのでしょうか。昔も今と同じ発音だったのでしょうか。この難問に答えたの…[続きはこちら]
2023/06/24
保坂三四郎さんが執筆した『諜報国家ロシア』は、諜報機関のKGB、そしてFSBがいかにしてソ連、そしてロシアを掌握してきたか、その歴史と思想、行動原理を解き明かします。保坂さんに執…[続きはこちら]
2023/06/22
2022年2月、ロシアがウクライナに全面侵攻しました。国際法を無視するロシアに世界各国からの非難の声があがっていますが、停戦の兆しは見えず、長期戦になるとも言われます。なぜロシア…[続きはこちら]
2023/06/20
はじめまして、昨年4月より新書編集部に参りました、ヱド@後厄と申します。 どうぞよろしくお願いいたします。 え、もう丸一年が経つじゃないか、挨拶が遅いじゃないか、ですって!? .…[続きはこちら]
2023/03/31
情報源が多様化する時代、岐路に立たされる従来型のマスメディア。負のイメージや批判が先行しがちなその実像に迫った『マスメディアとは何か 「影響力」の正体』が、第38回電気通信普及財団…[続きはこちら]
2023/02/22
早野透『田中角栄 戦後日本の悲しき自画像』 福永文夫『大平正芳 「戦後保守」とは何か』 服部龍二『中曽根康弘 「大統領的首相」の軌跡』 評者は、経済学を生業とする者であるが、現代…[続きはこちら]
2023/02/21
いまや「PCR検査」という言葉は、ごく当たり前のものになりました。これは細胞の核内にあるわずかなDNAを増やして検査するもので、遺伝学の知見にもとづいています。(なお、新型コロナウ…[続きはこちら]
2023/02/09