『吾妻鏡―鎌倉幕府「正史」の虚実』/藪本勝治インタビュー
鎌倉幕府の歩みが綴られた文献、『吾妻鏡』。幕府の公式記録という認識が根強かったが、史実の錯誤や改変も少なくないという。近年の研究も踏まえて検証すると、いったい何が見えてくるのか。『…[続きはこちら]
2024/09/30
鎌倉幕府の歩みが綴られた文献、『吾妻鏡』。幕府の公式記録という認識が根強かったが、史実の錯誤や改変も少なくないという。近年の研究も踏まえて検証すると、いったい何が見えてくるのか。『…[続きはこちら]
2024/09/30
世界で最も多くの米軍基地を抱え、米兵が駐留する日本。なぜ、いつから基地大国になったのか。米軍は何のために日本にいるのか。本書では、在日米軍の〈裏の顔〉である「国連軍」が駐留してきた…[続きはこちら]
2024/09/06
世界の思想・宗教に大きな影響を与え続けているインド思想。それを記述する大事なことばがサンスクリットです。じつはこのことばは日本語の語彙にもたくさん流入していますし、50音図もそもそ…[続きはこちら]
2024/08/29
チンギス・カンの生涯と事績を中心に、はるかなる祖先の系譜から第2代君主オゴデイの治世までを綴った『元朝秘史』。モンゴル帝国の草創期はこの史書なくしては語れない。長年にわたる文献史学…[続きはこちら]
2024/07/17
現在では、科学や学問というものは大学などの研究者が担うのが当然だと思われている。しかし、かつては独学のアマチュアたちこそが学問の中心だった時代があった。自分の関心のあるテーマを自…[続きはこちら]
2024/10/03
33%。 この数字は、1914年に勃発した第1次世界大戦で、その年に20歳を迎えたフランス人男性が、大戦中に命を落とした割合である(Héran 2014)。1894年に生まれ…[続きはこちら]
2024/10/01
本書の旧版が出版されたのは、バラク・オバマ大統領が再選され、第2期が始まったばかりの2013年3月のことだった。初当選した2008年の選挙では、黒人の投票率は64パーセントを記録…[続きはこちら]
2024/09/26
「果物が日本を動かしてきたなんて、そんなわけない!」と思うのは自然な感覚だ。 食べ物は一国の運命をも左右する存在である。たとえば、「主食」にあたる作物はその国の歴史にいとも簡…[続きはこちら]
2024/09/24
スペインは、ヨーロッパにあるが、アフリカでもある。西洋でありながら、東洋(オリエンタル)的な要素も併せ持つ。なぜスペインではこのように他のヨーロッパ諸国とは異なるエキゾチックな文…[続きはこちら]
2024/09/20
"異世界"に召喚されるって、こういう体験なんじゃないか......。もしかして、この編集部は"平行世界"なのかも??? はじめまして。4月から中公新書を担当することになった"アル…[続きはこちら]
2024/06/20
現在のドイツの源流となった神聖ローマ帝国。その領域は広大で、歴史はゆうに800年を超える。だが、世界史の授業で名前は出てきたものの、詳しく教わった記憶はない、という人も多いのではな…[続きはこちら]
2024/06/05
岡本: おっしゃるように、中国は「広大」ですので、観察理解するには、どこからどのようにみればよいのか、とまどうことが少なくありません。これは研究者・専門家であろうとなかろうと、誰し…[続きはこちら]
2024/06/05
最初の武家法として名高い御成敗式目。鎌倉幕府の基本法とも言われるが、それは本当か。どのように生まれ、何が定められ、なぜ広く知られるようになったのか――。『御成敗式目 鎌倉武士の法と…[続きはこちら]
2024/05/24
西武鉄道や国土計画、西武百貨店に代表される西武グループの創始者・堤康次郎。2024年は没後60年に当たります。この堤康次郎の企業家としての事績を網羅した『堤康次郎 西武グループと2…[続きはこちら]
2024/05/14
11年に及んだ応仁の乱の終結後、室町幕府の将軍の求心力は低下し、群雄割拠する戦国時代が幕を開ける。だが、幕府はすぐに滅亡したわけではない。歴代将軍は百年にわたり権威を維持し、各地の…[続きはこちら]
2024/05/10
法華経への帰依を説き、他宗を激しく攻撃して、幾多の苦難を経験した日蓮。時代を超えて影響力を持ちつづける不世出の僧は、地震や疫病、蒙古襲来などで多難を極めた鎌倉時代をどう生きたのか。…[続きはこちら]
2024/04/30
近年、DNAの解析速度は飛躍的に向上し、かつては不可能だと思われていたことが次々と実現しつつある。となれば、恐竜やマンモスの復活も夢ではない? 現時点での達成と限界とは? 『化石に…[続きはこちら]
2024/04/28
天正3年(1575)、現在の愛知県新城市で、織田信長・徳川家康の連合軍と武田勝頼率いる軍勢が激突した。長篠合戦である。鉄砲の威力の前に武田方が大敗を喫した戦いとして知られるが、そう…[続きはこちら]
2024/04/26
「光る君へ」第11回「まどう心」では、花山天皇の後、懐仁親王が即位する場面がありました。わずか7歳の新天皇は、一条天皇として知られています。花山のときには即位式は描かれず、今回の一…[続きはこちら]
2024/04/08