「私の好きな中公新書3冊」の記事一覧

新書で垣間見る、学者の魂/川添愛

野崎昭弘『詭弁論理学 改版』 佐藤彰一『剣と清貧のヨーロッパ 中世の騎士修道会と托鉢修道会』 渡辺正峰『脳の意識 機械の意識 脳神経科学の挑戦』 現在、新書にもさまざまなものが出…[続きはこちら]

2018/10/17

文豪たちの世界へ/石井千湖

竹内洋『教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化』 高橋睦郎『漢詩百首 日本語を豊かに』 河合祥一郎『シェイクスピア 人生劇場の達人』 わたしにとって中公新書は、"そういえばこ…[続きはこちら]

2018/09/20

胸がときめく生物の世界/岡西政典

西村三郎『チャレンジャー号探検 近代海洋学の幕開け』 本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』 鈴木紀之『すごい進化 「一見すると不合理」の謎を解く』 私の専攻する生…[続きはこちら]

2018/09/07

「基準点」へと立ち戻る/星野太

松永昌三『福沢諭吉と中江兆民』 桜井英治『贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ』 藤原辰史『トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』 今回の原稿依頼を受けて、自宅と研…[続きはこちら]

2018/08/15

時代を超える読書体験/佐藤健太郎

本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』 野口悠紀雄『「超」文章法 伝えたいことをどう書くか』 藤沢道郎『物語 イタリアの歴史 解体から統一まで』 純白と深い緑のコン…[続きはこちら]

2018/07/25

150年目に読む3冊/佐藤賢一

星亮一『奥羽越列藩同盟 東日本政府樹立の夢』 石光真人編著『ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書』 毛利敏彦『明治六年政変』 今年(2018年)は「明治維新150年」である。しか…[続きはこちら]

2018/07/04

凝縮された極上の知/前田宏子

中西寛『国際政治とは何か 地球社会における人間と秩序』 大泉啓一郎『老いてゆくアジア 繁栄の構図が変わるとき』 白石隆/ハウ・カロライン『中国は東アジアをどう変えるか 21世紀の新…[続きはこちら]

2018/06/06

それぞれの〈ぼく〉と3冊/紙屋高雪

山本昭宏『核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』 岡田一郎『革新自治体 熱狂と挫折に何を学ぶか』 中川剛『町内会 日本人の自治感覚』 ネットでは得難い「書籍のアドバンテージ」の…[続きはこちら]

2018/05/29

写真や図表も魅力のうち/永田夏来

塚谷裕一『カラー版 スキマの植物図鑑』 武田尚子『チョコレートの世界史 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石』 岡本亮輔『聖地巡礼 世界遺産からアニメの舞台まで』 中公新書といえ…[続きはこちら]

2018/04/05

文学から都市を愉しむ/荻原魚雷

菊盛英夫『文学カフェ ブルジョワ文化の社交場』 上岡伸雄『ニューヨークを読む 作家たちと歩く歴史と文化』 川本三郎『銀幕の東京 映画でよみがえる昭和』  ユニークな文学が生まれる…[続きはこちら]

2018/02/14

「再発見」をさがしに/大塚砂織

田中修『植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫』 辻井達一『日本の樹木 都市化社会の生態誌』 小泉武夫『醤油・味噌・酢はすごい 三大発酵調味料と日本人』 本に絵を描く仕事をし…[続きはこちら]

2018/02/05

同時代史を捉える/斉藤淳

服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』 飯尾潤『日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ』 日本再建イニシアティブ『民主党政権 失敗の検証 日本政治は何を活かすか』 自分の知的遍…[続きはこちら]

2018/01/09

研究の結晶に出会える/楠綾子

戸部良一『外務省革新派 世界新秩序の幻影』 大嶽秀夫『再軍備とナショナリズム 保守、リベラル、社会民主主義者の防衛観』 渡辺靖『文化と外交 パブリック・ディプロマシーの時代』 堅…[続きはこちら]

2017/12/26

来るべき時代を予見した書/森健

佐藤俊樹『不平等社会日本 さよなら総中流』 山岸俊男『安心社会から信頼社会へ 日本型システムの行方』 松谷明彦/藤正巖『人口減少社会の設計 幸福な未来への経済学』 新書の役割はワ…[続きはこちら]

2017/11/06

境界を食い破る/小澤英実

廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 鈴木透『性と暴力のアメリカ 理念先行国家の矛盾と苦悶』 川島浩平『人種とスポーツ 黒人は本当に「速く」「強い」のか』 …[続きはこちら]

2017/10/25

中公新書の魅力/岩間陽子

林健太郎『ワイマル共和国 ヒトラーを出現させたもの』 阿部謹也『刑吏の社会史 中世ヨーロッパの庶民生活』 マーク・マゾワー『バルカン―「ヨーロッパの火薬庫」の歴史』 中公新書の魅…[続きはこちら]

2017/10/05

建築史を斜めから読む/本田晃子

東秀紀『漱石の倫敦、ハワードのロンドン 田園都市への誘い』 山室信一『キメラ―満洲国の肖像』 浜本隆志『鍵穴から見たヨーロッパ 個人主義を支えた技術』 てっとり早く不案内な分野の…[続きはこちら]

2017/08/28

幸せな新書たち/岸政彦

筒井淳也『仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』 白波瀬達也『貧困と地域 あいりん地区から見る高齢化と孤立死』 櫻澤誠『沖縄現代史 米国統治、本土復帰から「オール沖縄」…[続きはこちら]

2017/08/10

力の論理を超える/三牧聖子

入江昭『日本の外交 明治維新から現代まで』 篠原初枝『国際連盟 世界平和への夢と挫折』 北岡伸一『清沢洌 外交評論の運命 増補版』 世界には力の論理がまかり通っている。しかしだか…[続きはこちら]

2017/08/01

洋の東西、歴史の遠近/出口治明

小田部雄次『皇族 天皇家の近現代史』 山室信一『キメラ―満洲国の肖像 増補版』 藤沢道郎『物語 イタリアの歴史 解体から統一まで』 名作揃いの中公新書の中から3冊を選んで欲しい、…[続きはこちら]

2017/07/26

視野を広げるきっかけ/福岡沙織

長有紀枝『入門 人間の安全保障 恐怖と欠乏からの自由を求めて』 市川伸一『考えることの科学 推論の認知心理学への招待』 田澤耕『物語 カタルーニャの歴史 知られざる地中海帝国の興亡…[続きはこちら]

2017/07/14

"小説脳"を刺激する3冊/塩田武士

黒木登志夫『研究不正 科学者の捏造、改竄、盗用』 矢野久美子『ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』 木村幹『韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌』 松本清張の名作…[続きはこちら]

2017/07/07

大人の世界を垣間見た日/中野京子

会田雄次『アーロン収容所 西欧ヒューマニズムの限界』 三田村泰助『宦官 側近政治の構造』 河原温『ブリュージュ フランドルの輝ける宝石』 高校時代、田舎の小さな書店には新書の棚な…[続きはこちら]

2017/06/26

いじめから経済政策まで/荻上チキ

森田洋司『いじめとは何か 教室の問題、社会の問題』 松田美佐『うわさとは何か ネットで変容する「最も古いメディア」』 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』 『いじめとは何…[続きはこちら]

2017/06/19

ボディーブロー三連発/伊藤亜紗

本川達雄『ゾウの時間ネズミの時間 サイズの生物学』 佐々木健一『美学への招待』 川喜田二郎『発想法 改版 創造性開発のために』 『ゾウの時間ネズミの時間』は中学生のときに読んだが…[続きはこちら]

2017/06/05

360°の科学/横山広美

小山慶太『寺田寅彦 漱石、レイリー卿と和魂洋才の物理学』 米本昌平『バイオポリティクス 人体を管理するとはどういうことか』 矢野久美子『ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政…[続きはこちら]

2017/05/16

憧憬への入り口/橋本麻里

伊原昭『平安朝の文学と色彩』 阿部謹也・網野善彦・石井進・樺山紘一『中世の風景』上・下 増田正造『能の表現 その逆説の美学』 知の全体像を俯瞰する眼差しを身につけるための本、ジャ…[続きはこちら]

2017/04/24

知的挑発のすすめ/苅部直

中島義道『ウィーン愛憎 ヨーロッパ精神との格闘』 高田里惠子『学歴・階級・軍隊 高学歴兵士たちの憂鬱な日常』 勝部真長『青春の和辻哲郎』 学問の世界の最先端の知見を、一般の人にも…[続きはこちら]

2017/03/28

わたしの中の古典/内田麻理香

稲垣佳世子/波多野誼余夫『人はいかに学ぶか 日常的認知の世界』 木下是雄『理科系の作文技術』 梅棹忠夫/湯川秀樹『人間にとって科学とはなにか』(現在は中公クラシックス) こんにち…[続きはこちら]

2017/02/24

本屋の周縁/内沼晋太郎

歌田明弘『本の未来はどうなるか 新しい記憶技術の時代へ』 加藤幹郎『映画館と観客の文化史』 寺尾隆吉『ラテンアメリカ文学入門 ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで』 …[続きはこちら]

2017/02/15

人文学の魂/隠岐さや香

工藤庸子『プルーストからコレットへ いかにして風俗小説を読むか』 加藤文元『ガロア 天才数学者の生涯』 金森修『動物に魂はあるのか 生命を見つめる哲学』 新書といっても色々な種類…[続きはこちら]

2017/02/06

歴史の書き方/大澤聡

山室信一『キメラ―満洲国の肖像 増補版』 下斗米伸夫『アジア冷戦史』 奥野健男『日本文学史 近代から現代へ』 中公新書の得意分野というか支柱のひとつに「歴史」があることは衆目の一…[続きはこちら]

2017/01/16

新(書)三種の神器/吉川浩満

川喜田二郎『発想法 改版 創造性開発のために』 野口悠紀雄『「超」整理法 情報検索と発想の新システム』 木下是雄『理科系の作文技術』 巷で猖獗を極める「創造性開発」「仕事効率化」…[続きはこちら]

2017/01/05

「現代の古典」を読む/奈良岡聰智

君塚直隆『物語イギリスの歴史(上) 古代ブリテン島からエリザベス1世まで』      『物語 イギリスの歴史(下) 清教徒・名誉革命からエリザベス2世まで』 瀧井一博『伊藤博文 知…[続きはこちら]

2016/12/22

現代史を学ぶ/成毛眞

田久保忠衛『戦略家ニクソン 政治家の人間的考察』 阿部重夫『イラク建国 「不可能な国家」の原点』 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』 没後ほぼ四半世紀を経て、その功績や人物像が見…[続きはこちら]

2016/12/05

知のマップを描くために/山本貴光

樺山紘一編著『新・現代歴史学の名著 普遍から多様へ』 川喜田二郎『発想法 改版 創造性開発のために』 加藤文元『物語 数学の歴史 正しさへの挑戦』 知はバラバラであるよりも…[続きはこちら]

2016/11/25

日本とは? 私とは?/橘玲

竹内靖雄『経済倫理学のすすめ 「感情」から「勘定」へ』 下條信輔『サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ』 山岸俊男『安心社会から信頼社会へ 日本型システムの行方』 『経済…[続きはこちら]

2016/11/14

効果的な勉強のために/千葉雅也

熊野純彦編著『日本哲学小史 近代100年の20篇』 立木康介編著『精神分析の名著 フロイトから土居健郎まで』 川喜田二郎『発想法 創造性開発のために』 今日ほど、自由に勉強をする…[続きはこちら]

2016/11/01

ものの見方を学ぶこと/速水健朗

平本一雄『臨海副都心物語 「お台場」をめぐる政治経済力学』 廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 八代尚宏『新自由主義の復権 日本経済はなぜ停滞しているのか…[続きはこちら]

2016/10/27

「昭和の新書」の王道/楠木建

堂目卓生『アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界』 菊池誠『日本の半導体四〇年 ハイテク技術開発の体験から』 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』 かつての雑誌…[続きはこちら]

2016/10/24

「決定版」を目指す心意気/池内恵

平野克己『経済大陸アフリカ 資源、食糧問題から開発政策まで』 細谷雄一『国際秩序 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』 待鳥聡史『代議制民主主義 「民意」と「政治家」を問い直す…[続きはこちら]

2016/10/20

ちょっぴりマニアック?/斎藤美奈子

白幡洋三郎『旅行ノススメ 昭和が生んだ庶民の「新文化」』 森正人『四国遍路 八八ヶ所巡礼の歴史と文化』 廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 中公新書はちょ…[続きはこちら]

2016/10/20

ジャンルの幹となる本/武田砂鉄

野矢茂樹『入門!論理学』 宇田賢吉『電車の運転 運転士が語る鉄道のしくみ』 本田良一『ルポ 生活保護 貧困をなくす新たな取り組み』 書店の新書売場が雑然としているように、新書を押…[続きはこちら]

2016/10/20