中公新書と約50年/斎藤真理子
平野敬一『マザー・グースの唄 イギリスの伝承童謡』 姜徳相『関東大震災』 山本浩貴『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』 初めて自分で新書を買ったのは中学3年生のときで…[続きはこちら]
2023/08/23
平野敬一『マザー・グースの唄 イギリスの伝承童謡』 姜徳相『関東大震災』 山本浩貴『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』 初めて自分で新書を買ったのは中学3年生のときで…[続きはこちら]
2023/08/23
早野透『田中角栄 戦後日本の悲しき自画像』 福永文夫『大平正芳 「戦後保守」とは何か』 服部龍二『中曽根康弘 「大統領的首相」の軌跡』 評者は、経済学を生業とする者であるが、現代…[続きはこちら]
2023/02/21
竹内洋『教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化』 佐藤卓己『言論統制 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』 江下雅之『ネットワーク社会の深層構造 「薄口」の人間関係へ』 中公新…[続きはこちら]
2022/08/12
柿沼陽平『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 吉川公雄『サバ紀行 その人間的記録』 浅間茂『カラー版 虫や鳥が見ている世界―紫外線写真が明かす生存戦略』 私は恐竜…[続きはこちら]
2022/07/04
宇田賢吉『電車の運転 運転士が語る鉄道のしくみ』 二間瀬敏史『ブラックホール 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか』 篠田謙一『人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いな…[続きはこちら]
2022/05/19
對馬達雄『ヒトラーの脱走兵――裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー』 對馬達雄『ヒトラーに抵抗した人々――反ナチ市民の勇気とは何か』 森田洋司『いじめとは何か――教室の問題、社会の問…[続きはこちら]
2022/04/15
白川静『漢字百話』 山折哲雄『こころの作法 生への構え、死への構え』 高橋睦郎『百人一句 俳句とは何か』 子どもの頃、故郷の紀州熊野の山河で遊んでいたときは、ここが古来の聖地で…[続きはこちら]
2022/03/29
長谷川櫂『俳句的生活』 小川軽舟『俳句と暮らす』 廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 「ママ、みてみて、まんまるだよ!」 五歳の息子が寝室の窓にはり…[続きはこちら]
2022/02/25
細谷雄一『国際秩序 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』 岡田暁生『音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日』 中村圭志『宗教図像学入門 十字架、神殿から仏像、怪獣まで』 最…[続きはこちら]
2022/02/08
梅原猛『地獄の思想 日本精神の一系譜』 上山春平編『照葉樹林文化 日本文化の深層』 鈴木正崇『山岳信仰 日本文化の根底を探る』 なぜこんなにも「ことのはじまり」が気になるのだろ…[続きはこちら]
2021/12/14
岡田暁生『音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉』 安野光雅『カラー版 絵の教室』 波多野誼余夫/稲垣佳世子『知的好奇心』 幼い頃から大学卒業まで毎週ピアノを習っていたというのに、…[続きはこちら]
2021/11/04
本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』 小島亮『ハンガリー事件と日本 一九五六年・思想史的考察』 竹内洋『教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化』 編集者として…[続きはこちら]
2021/10/26
岡田温司『マグダラのマリア エロスとアガペーの聖女』 本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』 岡本裕一朗『フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ』 なるべく効…[続きはこちら]
2021/09/22
馬部隆弘『椿井文書―日本最大級の偽文書』 波多野澄雄『国家と歴史 戦後日本の歴史問題』 網野善彦『古文書返却の旅 戦後史学史の一齣』 この原稿の依頼を受けて、自分の本棚を眺めてみ…[続きはこちら]
2021/08/13
鈴木透『食の実験場アメリカ ファストフード帝国のゆくえ』 加藤幹郎『映画館と観客の文化史』 岡田温司『キリストの身体 血と肉と愛の傷』 『食の実験場アメリカ』では、理念先行の新興…[続きはこちら]
2021/07/29
呉座勇一『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』 二木謙一『関ケ原合戦 戦国のいちばん長い日』 坂井孝一『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』 古い書籍観かもしれないが、新書は手こ…[続きはこちら]
2021/07/21
佐々木隆『伊藤博文の情報戦略 藩閥政治家たちの攻防』 中北浩爾『自民党―「一強」の実像』 小島庸平『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』 昨年度、勤め先の大学で「史学導入演習」と…[続きはこちら]
2021/07/08
本村凌二『世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ』 高階秀爾『カラー版 近代絵画史 増補版(上) ロマン主義、印象派、ゴッホ』 『カラー版 近代絵画史 増補版(下)…[続きはこちら]
2021/06/02
柳川孝二『宇宙飛行士という仕事 選抜試験からミッションの全容まで』 北村一真『英語の読み方 ニュース、SNSから小説まで』 宮崎市定『科挙 中国の試験地獄』 2021年秋、13…[続きはこちら]
2021/05/27
河原に生えている雑草を引っぱってみたら、思いのほか根が張っていて大きな塊が抜けてしまう。 身近なことが世界の端っこにつながっていたときの手ごたえはあの感覚に似ている。 『サラ金の…[続きはこちら]
2021/04/28
「思い込み」の恐ろしさを考える時、いつも絨毯のことを思い出す。 以前住んでいた家で、居間に敷いていた絨毯をクリーニングに出した。しばらくして戻ってきたので早速敷き直したが、数日し…[続きはこちら]
2021/03/25
武田徹『現代日本を読む―ノンフィクションの名作・問題作』 廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 馬部隆弘『椿井文書―日本最大級の偽文書』 わたしの人生初…[続きはこちら]
2021/02/17
河上麻由子『古代日中関係史 倭の五王から遣唐使以降まで』 藤野裕子『民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代』 桜井英治『贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ』 私が新書を読もうと思うの…[続きはこちら]
2021/02/12
廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 植木雅俊『仏教、本当の教え インド、中国、日本の理解と誤解』 熊野純彦編『現代哲学の名著 20世紀の20冊』 NHK…[続きはこちら]
2021/02/04
飯尾潤『日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ』 岡本真一郎『なぜ人は騙されるのか 詭弁から詐欺までの心理学』 曽我謙悟『日本の地方政府 1700自治体の実態と課題』 改めて…[続きはこちら]
2021/01/22
御厨貴編著『近現代日本を史料で読む 「大久保利通日記」から「富田メモ」まで』 岩下哲典『江戸のナポレオン伝説 西洋英雄伝はどう読まれたか』 加藤聖文『「大日本帝国」崩壊 東アジアの…[続きはこちら]
2021/01/13
森毅/竹内啓『数学の世界 それは現代人に何を意味するか』 安西祐一郎『問題解決の心理学 人間の時代への発想』 稲垣佳世子/波多野誼余夫『人はいかに学ぶか 日常的認知の世界』 中公…[続きはこちら]
2021/01/01
西平重喜『比例代表制 国際比較にもとづく提案』 加藤秀治郎『日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか』 待鳥聡史『代議制民主主義 「民意」と「政治家」を問い直す』 記録を取ってい…[続きはこちら]
2020/12/14
逢坂巌『日本政治とメディア テレビの登場からネット時代まで』 猪木武徳『戦後世界経済史 自由と平等の視点から』 筒井清忠『戦前日本のポピュリズム 日米戦争への道』 コメカ こんに…[続きはこちら]
2020/12/10
上山春平編『照葉樹林文化 日本文化の深層』 梅原猛『地獄の思想 日本精神の一系譜』 小此木啓吾『対象喪失 悲しむということ』 1960年代から70年代にかけての『照葉樹林文化』(…[続きはこちら]
2020/12/04
白石隆『海の帝国 アジアをどう考えるか』 宮城大蔵『現代日本外交史 冷戦後の模索、首相たちの決断』 櫻澤誠『沖縄現代史 米国統治、本土復帰から「オール沖縄」まで』 好きな中公新書…[続きはこちら]
2020/11/20
川口淳一郎『カラー版 小惑星探査機はやぶさ 「玉手箱」は開かれた』 小泉宏之『宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来』 渡辺正峰『脳の意識 機械の意識 脳神経科学の挑…[続きはこちら]
2020/09/30
潮木守一『キャンパスの生態誌 大学とは何だろう』 廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 瀧澤弘和『現代経済学 ゲーム理論・行動経済学・制度論』 最近、某新…[続きはこちら]
2020/09/25
私の研究対象であるキリンは、長い首と長い四肢が特徴的な生き物である。私がキリンに惹かれている理由の一つは、“一見すると不合理”にも見えるそのアンバランスな体形だ。 長い首には、「高…[続きはこちら]
2020/08/31
鉄道旅行、とりわけ「普通列車に乗ること」を目的とする旅は、車内で地元の方々のなかに身を紛れこませることとなる。すると自分が喉に刺さった小骨になったような気がしてくる。つまり車内の異…[続きはこちら]
2020/08/17
正木進三『昆虫の生活史と進化 コオロギはなぜ秋に鳴くか』 鎌田浩毅『地球の歴史(上) 水惑星の誕生』『地球の歴史(中) 生命の登場』『地球の歴史(下) 人類の台頭』 鈴木紀之『すご…[続きはこちら]
2020/08/06
渡辺克義『物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生』 小笠原弘幸『オスマン帝国 繁栄と衰亡の600年史』 野村哲也『カラー版 世界の四大花園を行く―砂漠が生み出す奇跡』 …[続きはこちら]
2020/07/29
佐々木健一『美学への招待 増補版』 山本浩貴『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』 松元雅和『平和主義とは何か 政治哲学で考える戦争と平和』 初めて新書を読んだのは、高…[続きはこちら]
2020/07/14
佐藤靖『科学技術の現代史 システム、リスク、イノベーション』 小泉宏之『宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来』 本川達雄『ウニはすごい バッタもすごい デザインの生…[続きはこちら]
2020/07/07
河上麻由子『古代日中関係史 倭の五王から遣唐使停止後まで』 冨谷至『古代中国の刑罰 髑髏(されこうべ)が語るもの』 小長谷正明『ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足 神経内科からみた20…[続きはこちら]
2020/06/26
服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』 高坂正堯『国際政治 改版 恐怖と希望』 中村好寿『軍事革命(RMA) 〈情報〉が戦争を変える』 非常に困った依頼である。新書は知的好…[続きはこちら]
2020/06/19
瀬田貞二『幼い子の文学』 笹原宏之『謎の漢字 由来と変遷を調べてみれば』 長谷川鑛平『本と校正』 目録の校正が好きだった。 出版社で校正者として働きはじめてからの数年間は、雑…[続きはこちら]
2020/06/12
西垣通『集合知とは何か ネット時代の「知」のゆくえ』 岡本真一郎『悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ』 佐竹靖彦『梁山泊 水滸伝・108人の豪傑たち』 筆者の職業である将…[続きはこちら]
2020/06/08
徳川宗賢編『日本の方言地図』 金森修『動物に魂はあるのか 生命を見つめる哲学』 薩摩秀登『物語 チェコの歴史 森と高原と古城の国』 中公新書の表紙は、いうまでもなく緑色が基調とな…[続きはこちら]
2020/05/13
佐藤卓己『言論統制 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』 藤原辰史『トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』 堀米庸三『正統と異端 ヨーロッパ精神の底流』(現在は中公文…[続きはこちら]
2020/04/17
宮崎かすみ『オスカー・ワイルド 「犯罪者」にして芸術家』 リチャード・ベッセル 著、大山晶 訳『ナチスの戦争 1918-1949 民族と人種の戦い』 水島治郎『ポピュリズムとは何か…[続きはこちら]
2020/04/10
室井康成『事大主義―日本・朝鮮・沖縄の「自虐と侮蔑」』 鈴木透『食の実験場アメリカ ファーストフード帝国のゆくえ』 竹内洋『教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化』 新書を読…[続きはこちら]
2020/03/19
深井雅海『江戸城―本丸御殿と幕府政治』 村井良太『佐藤栄作 戦後日本の政治指導者』 林芳正・津村啓介『国会議員の仕事 職業としての政治』 筆者が大学時代を過ごした十数年前、第4次…[続きはこちら]
2020/03/13
入江昭『日本の外交 明治維新から現代まで』 小菅信子『戦後和解 日本は〈過去〉から解き放たれるのか』 波多野澄雄『国家と歴史 戦後日本の歴史問題』 大学で日本の近代史を教えていた…[続きはこちら]
2020/03/06
加藤秀俊『社会学 わたしと世間』 長谷川堯『建築有情』 佐伯彰一・芳賀徹編『外国人による日本論の名著 ゴンチャロフからパンゲまで』 書棚の中公新書の背表紙を眺めると、名詞のみの潔…[続きはこちら]
2020/02/13
村井則夫『ニーチェ―ツァラトゥストラの謎』 廣野由美子『批評理論入門 「フランケンシュタイン」解剖講義』 高橋康也『道化の文学 ルネサンスの栄光』 2019年の話題をかっさらった…[続きはこちら]
2020/02/10
水島治郎『ポピュリズムとは何か 民主主義の敵か、改革の希望か』 遠藤乾『欧州複合危機 苦悶するEU、揺れる世界』 橘木俊詔/迫田さやか『夫婦格差社会 二極化する結婚のかたち』 私…[続きはこちら]
2020/01/24
小池滋『もうひとつのイギリス史 野と町の物語』 大島一彦『ジェイン・オースティン 「世界一平凡な大作家」の肖像』 廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 大…[続きはこちら]
2020/01/08
原田多加司『屋根の日本史 職人が案内する古建築の魅力』 武田尚子『ミルクと日本人 近代社会の「元気の源」』 竹沢尚一郎『社会とは何か システムからプロセスへ』 本棚のない家庭…[続きはこちら]
2019/12/18
加藤聖文『「大日本帝国」崩壊 東アジアの1945年』 増田寛也編『東京消滅―介護破綻と地方移住』 金達寿『わがアリランの歌』 まだ十代のころ、勉強しようと勢い込んで中公新書を手に…[続きはこちら]
2019/12/05
小林和幸『谷干城 憂国の明治人』 小川原正道『西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦』 伊藤之雄『大隈重信(上) 「巨人」が夢見たもの』 伊藤之雄『大隈重信(下) 「巨人」が築いたもの…[続きはこちら]
2019/11/21
渡辺克義『物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生』 今井宏平『トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで』 池内紀『闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マン…[続きはこちら]
2019/11/15
浅間茂『虫や鳥が見ている世界 紫外線写真が明かす生存戦略』 唐沢孝一『カラー版 目からウロコの自然観察』 金森修『動物に魂はあるのか 生命を見つめる哲学』 令和に入ってから文鳥や…[続きはこちら]
2019/10/17
本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』 酒井邦嘉『科学者という仕事 独創性はどのように生まれるか』 小島莊明『寄生虫病の話 身近な虫たちの脅威』[続きはこちら]
2019/10/04
田中善信『芭蕉 「かるみ」の境地へ』 岡田暁生『西洋音楽史 「クラシック」の黄昏』 坂井孝一『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』 中公新書の興味深さには多くの側面があるけ…[続きはこちら]
2019/09/19
片山慶隆『小村寿太郎 近代日本外交の体現者』 大庭定男『戦中ロンドン日本語学校』 小菅信子『戦後和解 日本は〈過去〉から解き放たれるのか』 学生の頃は、少し時間があると本屋の新書…[続きはこちら]
2019/09/06
山本昭宏『核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』 渡辺 靖『文化と外交 パブリック・ディプロマシーの時代』 鈴木 透『スポーツ国家アメリカ 民主主義と巨大ビジネスのはざまで』[続きはこちら]
2019/08/28
門脇禎二『采女(うねめ) 献上された豪族の娘たち』 丸山裕美子『正倉院文書の世界 よみがえる天平の時代』 美川圭『公卿会議―論戦する宮廷貴族たち』[続きはこちら]
2019/08/13
中村豊秀『幕末武士の失業と再就職 紀州藩田辺詰与力騒動一件』 田中彰『吉田松陰 変転する人物像』 小山文雄『明治の異才 福地桜痴 忘れられた大記者』 名だたる英雄や大事件だけが…[続きはこちら]
2019/07/25
渡邊啓貴『フランス現代史 英雄の時代から保革共存へ』 芝健介『ホロコースト ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』 小島剛一『トルコのもう一つの顔』 中公新書には「旅」のイメージが…[続きはこちら]
2019/07/09
廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 平賀英一郎『吸血鬼伝承 「生ける死体」の民俗学』 堀啓子『日本ミステリー小説史 黒岩涙香から松本清張へ』 怪奇幻想小…[続きはこちら]
2019/06/28
小笠原祐子『OLたちの〈レジスタンス〉 サラリーマンとOLのパワーゲーム』 橘木俊詔・迫田さやか『夫婦格差社会 二極化する結婚のかたち』 澁谷智子『ヤングケアラー―介護を担う子ども…[続きはこちら]
2019/06/11
野口悠紀雄『「超」整理法 情報検索と発想の新システム』 下條信輔『サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ』 佐伯順子『遊女の文化史 ハレの女たち』 1993年の発刊当時、…[続きはこちら]
2019/05/30
五十嵐泰正『原発事故と「食」 市場・コミュニケーション・差別』 木村敏『時間と自己』 栩木伸明『アイルランド紀行 ジョイスからU2まで』 原発事故と「食」をめぐるモヤモヤが、よ…[続きはこちら]
2019/05/08
新書はいつも、私を遠い所に連れて行ってくれるツールだった。頁を開けばそこにあるのは、広く大きな世界に続く「教養」。それは今日明日必要な知識ではないが、深々とした思いを抱かせ、自分を…[続きはこちら]
2019/04/24
3冊選べとの依頼を受けたが、面白い本が多すぎて絞りきれない。仕方ないので、自力ではとても想像の及ばない世界を身近に感じさせてくれた新書、とテーマを勝手に決めてチョイス。 タイトル…[続きはこちら]
2019/04/15
木村敏『時間と自己』 伊藤邦武『物語 哲学の歴史 自分と世界を考えるために』 瀧澤弘和『現代経済学 ゲーム理論・行動経済学・制度論』 大学時代、高校受験のための進学塾で国語講師の…[続きはこちら]
2019/04/03
宮崎市定『科挙 中国の試験地獄』 梅棹忠夫、永井道雄編『私の外国語』 黒木登志夫『iPS細胞 不可能を可能にした細胞』 中公新書のよいところは、いくら読んでも本が崩壊しないことだ…[続きはこちら]
2019/03/28
古川隆久『皇紀・万博・オリンピック 皇室ブランドと経済発展』 加藤幹郎『映画館と観客の文化史』 松田美佐『うわさとは何か ネットで変容する「最も古いメディア」』 中公新書といえば…[続きはこちら]
2019/03/06
佐藤彰一『禁欲のヨーロッパ 修道院の起源』 岡田温司『キリストの身体 血と肉と愛の傷』 堂目卓生『アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界』 新書というと手軽に読める本…[続きはこちら]
2019/02/22
黒田龍之助『外国語を学ぶための言語学の考え方』 青柳いづみこ『ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く』 横手慎二『スターリン 「非道の独裁者」の実像』 今から40年前。昔…[続きはこちら]
2019/02/14
森毅『数学受験術指南』 芳賀徹『詩歌の森へ』 竹内正浩『カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇』 中公新書を何度でも手にとる。その度に発見がある。そんな知の泉が、25…[続きはこちら]
2019/01/18
木下是雄『理科系の作文技術』 加藤秀俊『人間関係 理解と誤解』 石川美子『ロラン・バルト 言語を愛し恐れつづけた批評家』 異論もあろうが、私の感じる中公新書の美点は、何よりその腰…[続きはこちら]
2019/01/10
川本三郎『銀幕の東京 映画でよみがえる昭和』 佐藤卓己『言論統制 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』 廣野由美子『批評理論入門 「フランケンシュタイン」解剖講義』 平凡なサラリー…[続きはこちら]
2018/12/19
内井惣七『空間の謎・時間の謎 宇宙の始まりに迫る物理学と哲学』 金森修『動物に魂はあるのか 生命を見つめる哲学』 伊藤和行『ガリレオ―望遠鏡が発見した宇宙』 日頃から、中公新書は…[続きはこちら]
2018/12/05
森博達『日本書紀の謎を解く 述作者は誰か』 市大樹『飛鳥の木簡―古代史の新たな解明』 服藤早苗『平安朝の父と子 貴族と庶民の家と養育』 「好きな中公新書」と言われて、真っ先に思い…[続きはこちら]
2018/11/26
逢坂巌『日本政治とメディア テレビの登場からネット時代まで』 吉田裕『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』 老川慶喜『日本鉄道史 大正・昭和戦前篇』 時折ブームを作り出す新書。…[続きはこちら]
2018/11/01
野崎昭弘『詭弁論理学 改版』 佐藤彰一『剣と清貧のヨーロッパ 中世の騎士修道会と托鉢修道会』 渡辺正峰『脳の意識 機械の意識 脳神経科学の挑戦』 現在、新書にもさまざまなものが出…[続きはこちら]
2018/10/17
長谷川公昭『ファシスト群像』 渡辺裕『歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ』 高田博行『ヒトラー演説 熱狂の真実』 「好きな中公新書は何か?」と問われると、古い本ではあるけれども、ま…[続きはこちら]
2018/10/05
竹内洋『教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化』 高橋睦郎『漢詩百首 日本語を豊かに』 河合祥一郎『シェイクスピア 人生劇場の達人』 わたしにとって中公新書は、"そういえばこ…[続きはこちら]
2018/09/20
西村三郎『チャレンジャー号探検 近代海洋学の幕開け』 本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』 鈴木紀之『すごい進化 「一見すると不合理」の謎を解く』 私の専攻する生…[続きはこちら]
2018/09/07
妄想キャリブレーションの胡桃沢まひるです。今回アイドルという観点からではなく、中の一人の人として私が読んで“何か”を得た作品を紹介したい。 私がまず読んだのは佐藤淑子著の『イギリ…[続きはこちら]
2018/08/24
松永昌三『福沢諭吉と中江兆民』 桜井英治『贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ』 藤原辰史『トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』 今回の原稿依頼を受けて、自宅と研…[続きはこちら]
2018/08/15
鈴木紀之『すごい進化 「一見すると不合理」の謎を解く』 田中修『植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫』 本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』[続きはこちら]
2018/08/06
本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』 野口悠紀雄『「超」文章法 伝えたいことをどう書くか』 藤沢道郎『物語 イタリアの歴史 解体から統一まで』 純白と深い緑のコン…[続きはこちら]
2018/07/25
司馬遼太郎、ドナルド・キーン『日本人と日本文化』 倉沢進、李国慶『北京 皇都の歴史と空間』 小泉武夫『醤油・味噌・酢はすごい 三大発酵調味料と日本人』 バブル崩壊直後の就職氷河…[続きはこちら]
2018/07/13
星亮一『奥羽越列藩同盟 東日本政府樹立の夢』 石光真人編著『ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書』 毛利敏彦『明治六年政変』 今年(2018年)は「明治維新150年」である。しか…[続きはこちら]
2018/07/04
高階秀爾『フィレンツェ 初期ルネサンス美術の運命』 遠藤乾『欧州複合危機 苦悶するEU、揺れる世界』 堂目卓生『アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界』 「知愛一如」…[続きはこちら]
2018/06/25
服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』 会田雄次『アーロン収容所 改版 西欧ヒューマニズムの限界』 「時代を超えた名著」は意外にたくさんあるが、学術的・文学的・歴史的に高度…[続きはこちら]
2018/06/13
中西寛『国際政治とは何か 地球社会における人間と秩序』 大泉啓一郎『老いてゆくアジア 繁栄の構図が変わるとき』 白石隆/ハウ・カロライン『中国は東アジアをどう変えるか 21世紀の新…[続きはこちら]
2018/06/06
山本昭宏『核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』 岡田一郎『革新自治体 熱狂と挫折に何を学ぶか』 中川剛『町内会 日本人の自治感覚』 ネットでは得難い「書籍のアドバンテージ」の…[続きはこちら]
2018/05/29
内藤高『明治の音 西洋人が聴いた近代日本』 網野善彦『古文書返却の旅 戦後史学史の一齣』 武田徹『日本ノンフィクション史 ルポルタージュからアカデミック・ジャーナリズムまで』 …[続きはこちら]
2018/05/21
加賀乙彦『死刑囚の記録』 加賀乙彦『ドストエフスキイ』 三木成夫『胎児の世界 人類の生命記憶』 よく見知っているはずの街なのに、気がつくとまったく別の場所に来てしまったような気…[続きはこちら]
2018/04/25
菅原和孝『ブッシュマンとして生きる 原野で考えることばと身体』 桜井英治『贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ』 藤原辰史『トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』 …[続きはこちら]
2018/04/16
塚谷裕一『カラー版 スキマの植物図鑑』 武田尚子『チョコレートの世界史 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石』 岡本亮輔『聖地巡礼 世界遺産からアニメの舞台まで』 中公新書といえ…[続きはこちら]
2018/04/05
吉田進『ラ・マルセイエーズ物語 国歌の成立と変容』 芝健介『ホロコースト ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』 吉田裕『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』 世界史の教科書に…[続きはこちら]
2018/03/28
田澤耕『〈辞書屋〉列伝 言葉に憑かれた人びと』 佐山和夫『黒人野球のヒーローたち 「ニグロ・リーグ」の興亡』 加賀乙彦『死刑囚の記録』 「1冊のなかに、いろいろな人が出てくる本…[続きはこちら]
2018/03/15
河合秀和『チャーチル イギリス現代史を転換させた一人の政治家』 飯田洋介『ビスマルク ドイツ帝国を築いた政治外交術』 藤澤房俊『ガリバルディ イタリア建国の英雄』 奇妙なことに…[続きはこちら]
2018/03/05
野崎昭弘『詭弁論理学』 河合隼雄『無意識の構造』 本多健一『京都の神社と祭り 千年都市における歴史と空間』 「読書はいってみれば自分の頭ではなく他人の頭で考えることである」 …[続きはこちら]
2018/02/22
菊盛英夫『文学カフェ ブルジョワ文化の社交場』 上岡伸雄『ニューヨークを読む 作家たちと歩く歴史と文化』 川本三郎『銀幕の東京 映画でよみがえる昭和』 ユニークな文学が生まれる…[続きはこちら]
2018/02/14
田中修『植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫』 辻井達一『日本の樹木 都市化社会の生態誌』 小泉武夫『醤油・味噌・酢はすごい 三大発酵調味料と日本人』 本に絵を描く仕事をし…[続きはこちら]
2018/02/05
河合隼雄『無意識の構造』 野崎昭弘『詭弁論理学』 岡田英弘『倭国 東アジア世界の中で』 いかにも宣伝を買って出るようで気恥ずかしいのだが、読書が生きがいとも言える自分にとって、昨…[続きはこちら]
2018/01/29
野矢茂樹『入門!論理学』 白川静『漢字百話』 廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 例えばスマホの予測変換に頼っていると、扱う語彙は限定され、どんどん厚み…[続きはこちら]
2018/01/23
服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』 飯尾潤『日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ』 日本再建イニシアティブ『民主党政権 失敗の検証 日本政治は何を活かすか』 自分の知的遍…[続きはこちら]
2018/01/09
戸部良一『外務省革新派 世界新秩序の幻影』 大嶽秀夫『再軍備とナショナリズム 保守、リベラル、社会民主主義者の防衛観』 渡辺靖『文化と外交 パブリック・ディプロマシーの時代』 堅…[続きはこちら]
2017/12/26
今谷明『室町の王権 足利義満の王権簒奪計画』 吉見俊哉『博覧会の政治学 まなざしの近代』 古川隆久『昭和天皇 「理性の君主」の孤独』 私が最初に中公新書に出会ったのは、高校の古…[続きはこちら]
2017/12/15
福岡安則『在日韓国・朝鮮人 若い世代のアイデンティティ』 武田徹『日本ノンフィクション史 ルポルタージュからアカデミック・ジャーナリズムまで』 姜徳相『関東大震災』 かつてコミュ…[続きはこちら]
2017/12/05
中野三敏『江戸文化評判記 雅俗融和の世界』 桂紹隆『インド人の論理学 問答法から帰納法へ』 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』 自分にとって役に立つことはまずないであろう分野…[続きはこちら]
2017/11/27
八代尚宏『シルバー民主主義 高齢者優遇をどう克服するか』 前田正子『保育園問題 待機児童、保育士不足、建設反対運動』 大沼保昭『「慰安婦」問題とは何だったのか メディア・NGO・政…[続きはこちら]
2017/11/15
佐藤俊樹『不平等社会日本 さよなら総中流』 山岸俊男『安心社会から信頼社会へ 日本型システムの行方』 松谷明彦/藤正巖『人口減少社会の設計 幸福な未来への経済学』 新書の役割はワ…[続きはこちら]
2017/11/06
廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 鈴木透『性と暴力のアメリカ 理念先行国家の矛盾と苦悶』 川島浩平『人種とスポーツ 黒人は本当に「速く」「強い」のか』 …[続きはこちら]
2017/10/25
對馬達雄『ヒトラーに抵抗した人々 反ナチ市民の勇気とは何か』 佐藤卓己『言論統制 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』 インターネット…[続きはこちら]
2017/10/13
林健太郎『ワイマル共和国 ヒトラーを出現させたもの』 阿部謹也『刑吏の社会史 中世ヨーロッパの庶民生活』 マーク・マゾワー『バルカン―「ヨーロッパの火薬庫」の歴史』 中公新書の魅…[続きはこちら]
2017/10/05
呉座勇一『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』 亀田俊和『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』 和田裕弘『織田信長の家臣団―派閥と人間関係』 『応仁の乱』が売…[続きはこちら]
2017/09/22
井上幸治『秩父事件 自由民権期の農民蜂起』 長谷川昇『博徒と自由民権 名古屋事件始末記』 姜徳相『関東大震災』 一般の人びとの歴史、いわゆる「民衆史」とよばれる分野は、高校の日本…[続きはこちら]
2017/09/14
白川静『漢字百話』 四方田犬彦『テロルと映画 スペクタクルとしての暴力』 西垣通『ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める』 人は一生のうちに、あまりに知らないことが多いとい…[続きはこちら]
2017/09/05
東秀紀『漱石の倫敦、ハワードのロンドン 田園都市への誘い』 山室信一『キメラ―満洲国の肖像』 浜本隆志『鍵穴から見たヨーロッパ 個人主義を支えた技術』 てっとり早く不案内な分野の…[続きはこちら]
2017/08/28
筒井淳也『仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』 白波瀬達也『貧困と地域 あいりん地区から見る高齢化と孤立死』 櫻澤誠『沖縄現代史 米国統治、本土復帰から「オール沖縄」…[続きはこちら]
2017/08/10
入江昭『日本の外交 明治維新から現代まで』 篠原初枝『国際連盟 世界平和への夢と挫折』 北岡伸一『清沢洌 外交評論の運命 増補版』 世界には力の論理がまかり通っている。しかしだか…[続きはこちら]
2017/08/01
小田部雄次『皇族 天皇家の近現代史』 山室信一『キメラ―満洲国の肖像 増補版』 藤沢道郎『物語 イタリアの歴史 解体から統一まで』 名作揃いの中公新書の中から3冊を選んで欲しい、…[続きはこちら]
2017/07/26
長有紀枝『入門 人間の安全保障 恐怖と欠乏からの自由を求めて』 市川伸一『考えることの科学 推論の認知心理学への招待』 田澤耕『物語 カタルーニャの歴史 知られざる地中海帝国の興亡…[続きはこちら]
2017/07/14
黒木登志夫『研究不正 科学者の捏造、改竄、盗用』 矢野久美子『ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』 木村幹『韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌』 松本清張の名作…[続きはこちら]
2017/07/07
会田雄次『アーロン収容所 西欧ヒューマニズムの限界』 三田村泰助『宦官 側近政治の構造』 河原温『ブリュージュ フランドルの輝ける宝石』 高校時代、田舎の小さな書店には新書の棚な…[続きはこちら]
2017/06/26
森田洋司『いじめとは何か 教室の問題、社会の問題』 松田美佐『うわさとは何か ネットで変容する「最も古いメディア」』 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』 『いじめとは何…[続きはこちら]
2017/06/19
本川達雄『ゾウの時間ネズミの時間 サイズの生物学』 佐々木健一『美学への招待』 川喜田二郎『発想法 改版 創造性開発のために』 『ゾウの時間ネズミの時間』は中学生のときに読んだが…[続きはこちら]
2017/06/05
野崎昭弘『逆説論理学』 名和小太郎『サイバースペースの著作権 知的財産は守れるのか』 北岡正三郎『物語 食の文化 美味い話、味な知識』 母は中学の数学教師で家には数学関連の新書が…[続きはこちら]
2017/05/23
小山慶太『寺田寅彦 漱石、レイリー卿と和魂洋才の物理学』 米本昌平『バイオポリティクス 人体を管理するとはどういうことか』 矢野久美子『ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政…[続きはこちら]
2017/05/16
野口悠紀雄『「超」整理法 情報検索と発想の新システム』 佐藤俊樹『不平等社会日本 さよなら総中流』 園田茂人『不平等国家 中国 自己否定した社会主義のゆくえ』 今回の原稿を書くに…[続きはこちら]
2017/05/09
伊原昭『平安朝の文学と色彩』 阿部謹也・網野善彦・石井進・樺山紘一『中世の風景』上・下 増田正造『能の表現 その逆説の美学』 知の全体像を俯瞰する眼差しを身につけるための本、ジャ…[続きはこちら]
2017/04/24
高坂正堯『国際政治 恐怖と希望』 岡崎久彦『戦略的思考とは何か』 清水真人『財務省と政治 「最強官庁」の虚像と実像』 評伝や歴史ものに定評のある中公新書だが、第一線で活躍する様々…[続きはこちら]
2017/04/17
竹内洋『教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化』 稲垣恭子『女学校と女学生 教養・たしなみ・モダン文化』 小田部雄次『華族 近代日本貴族の虚像と実像』 教養という文字を見るだ…[続きはこちら]
2017/04/06
中島義道『ウィーン愛憎 ヨーロッパ精神との格闘』 高田里惠子『学歴・階級・軍隊 高学歴兵士たちの憂鬱な日常』 勝部真長『青春の和辻哲郎』 学問の世界の最先端の知見を、一般の人にも…[続きはこちら]
2017/03/28
櫻井英治『贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ』 小林哲夫『高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言』 吉原真里『ドット・コム・ラヴァーズ ネットで出会うアメリカの女と男』 …[続きはこちら]
2017/03/21
森田洋司『いじめとは何か 教室の問題、社会の問題』 高木光太郎『証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う』 苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ 学歴主義と平等神話の戦後史』 私が学問に…[続きはこちら]
2017/03/14
稲垣佳世子/波多野誼余夫『人はいかに学ぶか 日常的認知の世界』 木下是雄『理科系の作文技術』 梅棹忠夫/湯川秀樹『人間にとって科学とはなにか』(現在は中公クラシックス) こんにち…[続きはこちら]
2017/02/24
歌田明弘『本の未来はどうなるか 新しい記憶技術の時代へ』 加藤幹郎『映画館と観客の文化史』 寺尾隆吉『ラテンアメリカ文学入門 ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで』 …[続きはこちら]
2017/02/15
工藤庸子『プルーストからコレットへ いかにして風俗小説を読むか』 加藤文元『ガロア 天才数学者の生涯』 金森修『動物に魂はあるのか 生命を見つめる哲学』 新書といっても色々な種類…[続きはこちら]
2017/02/06
苅谷剛彦『教育と平等 大衆教育社会はいかに生成したか』 稲葉陽二『ソーシャル・キャピタル入門 孤立から絆へ』 筒井淳也『仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』 私たち…[続きはこちら]
2017/01/25
山室信一『キメラ―満洲国の肖像 増補版』 下斗米伸夫『アジア冷戦史』 奥野健男『日本文学史 近代から現代へ』 中公新書の得意分野というか支柱のひとつに「歴史」があることは衆目の一…[続きはこちら]
2017/01/16
川喜田二郎『発想法 改版 創造性開発のために』 野口悠紀雄『「超」整理法 情報検索と発想の新システム』 木下是雄『理科系の作文技術』 巷で猖獗を極める「創造性開発」「仕事効率化」…[続きはこちら]
2017/01/05
君塚直隆『物語イギリスの歴史(上) 古代ブリテン島からエリザベス1世まで』 『物語 イギリスの歴史(下) 清教徒・名誉革命からエリザベス2世まで』 瀧井一博『伊藤博文 知…[続きはこちら]
2016/12/22
三田村泰助『宦官 改版 側近政治の構造』 福本勝清『中国革命を駆け抜けたアウトローたち 土匪と流氓の世界』 岡本隆司『中国の論理 歴史から解き明かす』 中国ライターとしての立場か…[続きはこちら]
2016/12/15
田久保忠衛『戦略家ニクソン 政治家の人間的考察』 阿部重夫『イラク建国 「不可能な国家」の原点』 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』 没後ほぼ四半世紀を経て、その功績や人物像が見…[続きはこちら]
2016/12/05
樺山紘一編著『新・現代歴史学の名著 普遍から多様へ』 川喜田二郎『発想法 改版 創造性開発のために』 加藤文元『物語 数学の歴史 正しさへの挑戦』 知はバラバラであるよりも…[続きはこちら]
2016/11/25
竹内靖雄『経済倫理学のすすめ 「感情」から「勘定」へ』 下條信輔『サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ』 山岸俊男『安心社会から信頼社会へ 日本型システムの行方』 『経済…[続きはこちら]
2016/11/14
熊野純彦編著『日本哲学小史 近代100年の20篇』 立木康介編著『精神分析の名著 フロイトから土居健郎まで』 川喜田二郎『発想法 創造性開発のために』 今日ほど、自由に勉強をする…[続きはこちら]
2016/11/01
平本一雄『臨海副都心物語 「お台場」をめぐる政治経済力学』 廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 八代尚宏『新自由主義の復権 日本経済はなぜ停滞しているのか…[続きはこちら]
2016/10/27
堂目卓生『アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界』 菊池誠『日本の半導体四〇年 ハイテク技術開発の体験から』 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』 かつての雑誌…[続きはこちら]
2016/10/24
平野克己『経済大陸アフリカ 資源、食糧問題から開発政策まで』 細谷雄一『国際秩序 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』 待鳥聡史『代議制民主主義 「民意」と「政治家」を問い直す…[続きはこちら]
2016/10/20
宇野重規『保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで』 原彬久『戦後史のなかの日本社会党 その理想主義とは何であったのか』 猪木武徳『戦後世界経済史 自由と平等の視点から』 …[続きはこちら]
2016/10/20
白幡洋三郎『旅行ノススメ 昭和が生んだ庶民の「新文化」』 森正人『四国遍路 八八ヶ所巡礼の歴史と文化』 廣野由美子『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』 中公新書はちょ…[続きはこちら]
2016/10/20
野矢茂樹『入門!論理学』 宇田賢吉『電車の運転 運転士が語る鉄道のしくみ』 本田良一『ルポ 生活保護 貧困をなくす新たな取り組み』 書店の新書売場が雑然としているように、新書を押…[続きはこちら]
2016/10/20