
『もぐら伝 ~蛇~』
矢月秀作 著
違法売春組織摘発の過程で法を逸脱し、
懲役三年執行猶予五年の判決を受けた竜星。
事件で知り合った鎌田希美の実家で働く中で、
奇妙な放火事件に出くわす。
「もぐら」シリーズ第3期「もぐら伝」第2巻。
『そして誰かがいなくなる』
下村敦史 著
何かが起こりそうな洋館を建てたいんだよ――。
雪に閉ざされた密室で怪事件の幕が上がる。
著者の自邸を舞台にした前代未聞のミステリー!
〈解説〉内田 剛
『八日目の蝉 新装版』
角田光代 著
逃げて、逃げて、逃げのびたら、
私はあなたの母になれるだろうか......。
心ゆさぶるラストまで息もつかせぬ傑作長編。
映画化もされたミリオンセラー長篇の新装版。
著者エッセイを増補。
〈解説〉池澤夏樹
『今はもういないあたしへ...』
新井素子 著
リバイバルヒット
『くますけと一緒に』『おしまいの日』
に続くサイコホラー復刊。
クマ、妻と来て、今度は「自分」が怖い?
第13回星雲賞日本短編部門「ネプチューン」併録。
『新装版 デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士4』
茅田砂胡 著
流浪の国王ウォルは、コーラル城で宿敵と相まみえることに。
ウォルの出生に秘められた真実が明らかになり、
王国の命運が決まる!
〈解説〉町田そのこ
『冬の蝉』
坂岡真 著
もう、死んでもいい――。
抗えど切なきは人の運命。
大好評「うぽっぽ」シリーズの坂岡真が
さまざまな人の死に様を鮮明に描く、
珠玉の傑作時代小説集。
『埋もれ木の剣(一) 文武両道』
岩室忍 著
異国船の来航により、二百年続いた鎖国体制が揺らぎつつある頃。
彦根藩主井伊家の十四男・鉄之助は家督には無縁の冷や飯食いだが、
「剣禅一如」の意味を知るため、座禅と居合の稽古に熱中する。
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が描く、幕末新シリーズの開幕!
文庫書き下ろし。全四巻。
『顎十郎捕物帳(上)』
久生十蘭 著
へちまなりの顎をぶらさげた、
北町奉行所例繰方見習・仙波阿古十郎。
難解な怪事件に鮮やかな推理で大活躍。
探偵小説史に残る、本格ミステリ捕物帳の傑作。
上巻に12話、異稿1篇を収録。
〈解説〉都筑道夫
『顎十郎捕物帳(下)』
久生十蘭 著
『平賀源内捕物帳』と並び、
推理時代小説としての評価を揺るがぬものとした作品集。
伝奇物、不可能犯罪、安楽椅子探偵......と多彩な趣向が展開。
下巻には12話、異稿1篇を収録。
〈解説〉日下三蔵
『フーコーの振り子(上)』
ウンベルト・エーコ 著/藤村昌昭 訳
テンプル騎士団をめぐる陰謀論は偽りか、それとも......?
謎の原稿をめぐり、
ミラノで働く編集者が錬金術や中世の闇に引き寄せられる。
『薔薇の名前』に続くエーコの第二作にして、
古今東西の知識や伝承を引用した世紀の大作。(全三巻)
巻末に、訳者による作品紹介
『「語り」と「騙り」の見分け方――「フーコーの振り子」のメッセージ』
を収録。
『バーナビー・ラッジ(上)』
ディケンズ 著/小池滋 訳
イギリスのある村で二十二年前に起こった殺人事件と、
心優しき青年バーナビー出生の謎。
イギリスを代表する文豪が推理小説的技巧を用いて
E・A・ポーを嫉妬させた歴史長篇を初文庫化。
〈解説〉小池滋
文庫化にあたり、ディケンズ自身による二種類の「序文」を新訳(三門優祐訳)で収録。
『バーナビー・ラッジ(下)』
ディケンズ 著/小池滋 訳
バーナビーたちをめぐり再び動き始めた物語は、
人々を「ゴードン騒乱」へと巻き込んでゆく。
巻末に、E・A・ポーの長文書評(小泉一郎訳)を付す。
〈解説〉廣野由美子
『不思議の国のアリス/鏡の国のアリス』
ルイス・キャロル 著/高山宏 訳/佐々木マキ 絵
キャロルの『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を一冊に合本。
高山宏の訳文と佐々木マキの百枚を超えるイラストで贈る、アリス翻訳の新定番!
『ジョン・バーリコーン 酒と冒険の自伝的物語』
ジャック・ロンドン 著/辻井栄滋 訳
野性よりも人間よりも、手強い相手はアルコール。
どん底暮らしから作家への道をつかんだ来し方を、
酒との関係をモチーフに小説仕立てで活写する半生記。
作家の血中アルコール濃度は着々と高まり、あやういせめぎ合いはやがて......
没後110年/生誕150年を期して文庫復刊。