

2025年9月19日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)
『ロング・アフタヌーン』
葉真中 顕 著
編集者の葛城梨帆に突然、小説の原稿が届く。
その内容は梨帆自身の忘れられない出来事とリンクしていて......。
迫真の長篇ミステリー。
〈解説〉大久保洋子
『天祐は信長にあり(七) 天下無双』
岩室 忍 著
京都馬揃えで威光を示した信長と朝廷の緊張関係が続く。
一方、武田勝頼との決戦のため、信長は嫡男・信忠を先鋒として出陣させる。
好調シリーズ第七巻!
文庫書き下ろし。
『人魚紀聞 椿實幻想短篇選』
椿 實 著
中井英夫・吉行淳之介らの盟友として知られた著者。
代表作「メーゾン・ベルビウ地帯」ほか、
その幻想・推理短篇を厳選。
17篇を収録する初のベスト・セレクション。
『探偵小説漫想 夢野久作随筆選』
夢野久作 著
「探偵小説の正体」とは何か?
怪作『ドグラ・マグラ』等で知られる不世出の作家・夢野久作による随筆を精選、そのエッセンスを一冊に。
好調既刊『猟奇歌』に続く文庫オリジナル。
〈解説〉新保博久
『海軍めしたき物語』
高橋 孟 著
十二月八日、真珠湾。
私は戦艦の底で味噌汁をかき混ぜていた――。
烹炊兵の視点から太平洋戦争を描くイラスト・エッセイ。
二ヵ月連続刊行の第一弾。
〈解説〉足立巻一・戸髙一成
『相撲を見る眼』
尾崎士郎 著
双葉山、大の里、清水川......。
「相撲を語っては当代随一」
と言われた作家の厳しくも温かい眼差しは、
力士と土俵を限りない愛情で活写する。
〈解説〉山内昌之
『本と校正 増補新版』
長谷川鑛平 著
赤ペンを握って三十有余年。
伝説の校閲部部長が、誤植列伝から普遍的な校正の心構えまでユーモラスに綴る。
コラムと新校正練習問題を増補。
〈解説〉牟田都子
『妹の力・女性生活史』
柳田國男 著
表題作ほか「毎日の言葉」「婚姻の歴史」など1925年から52年に『婦人公論』に発表した全八篇を収める。
問答形式による民俗学入門。
〈解説〉佐藤健二