新刊のお知らせ

2023年7月21日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)

『夢幻』(上・下) 上田秀人
織田信長の死により危地に陥った家康は、今は亡き長男信康の不在を嘆くが......。
上巻は、英傑とその後継者の相克を描いた、哀切な戦国ドラマ第一部・徳川家康篇。
下巻は、本能寺の変に至るまでの両家の因縁を綴った、骨太な戦国ドラマ第二部・織田信長篇。

『剣神 心を斬る 神夢想流林崎甚助7』 岩室 忍
神に与えられた剣技を磨く旅もついに終わる。全国を巡り、故郷楯岡に帰った重信は、奥の院に庵を結ぶ。
居合の源流を描く歴史大河、堂々完結! 書き下ろし。

『そこに無い家に呼ばれる』 三津田信三
蔵から発見された三つの記録。それらはすべて「家そのものが幽霊」だという奇妙な内容で――。最凶「幽霊屋敷」シリーズ最新作!
〈解説〉芦花公園

『残奏』 佐藤青南
人気ロックバンドのメンバーが、何者かに殺害された。音喜多弦刑事と、絶対音感を持つ鳴海桜子刑事は被害者の母校吹奏楽部を訪れるが。
文庫書き下ろし。

『君と歩いた青春 駐在日記』 小路幸也
昭和52年。周平と花の駐在夫婦が暮らす雉子宮は、やはり事件の種が尽きず......。倒れた村長、幽霊騒ぎ、そして埋蔵金まで!?
連作短篇シリーズ第3弾。

『歴史のなかの邂逅 同時代篇』 司馬遼太郎
子母沢寛、岡本太郎、池波正太郎、桂米朝、田辺聖子......
同じ時代を生きた作家、芸術家、学者、友人たちを語る55篇を精選した人物エッセイ集・現代篇。

『ゆめはるか吉屋信子 秋灯机の上の幾山河(中)』 田辺聖子
大正9年、長篇小説が認められた信子は流行作家の道を歩み始める。
林芙美子や宇野千代、パートナー門馬千代らとの交流を描く本格評伝にして近代女性文壇史。

『心斎橋幻想 関西サスペンス集』 黒岩重吾 著/ 日下三蔵 編
金と欲望が渦巻く都会の夜に、夢を抱いた若い女の孤独と転落......。京阪神を舞台に人間の情念と闇を鋭く描く、全7篇。
黒岩重吾の真骨頂。文庫オリジナル。

『日日雑記 新装版』 武田百合子
深沢七郎、大岡昇平ら友人たちを送った昭和最後の3年間。日々の出来事や気持の照り降りを心に響く文章で綴る最後のエッセイ集。
〈巻末エッセイ〉武田 花

『学ぶこと 生きること 女性として考える』 猿橋勝子
「死の灰」による放射能汚染についてアメリカの誤りを正し、核兵器の危険性を訴えた地球科学者(「猿橋賞」創設者)の奮闘の記録。
〈解説〉黒田玲子

『作家の仕事部屋』 ジャン=ルイ・ド・ランビュール 編 / 岩崎 力 訳
筆記具、部屋の間取り、時間帯......バルト、サガン、レヴィ=ストロースなど二十五人の巨匠達がインタビューで明かす、自分だけの執筆スタイル。〈解説〉読書猿

『決定版 ゲゲゲの鬼太郎7 妖怪万年竹・煙羅煙羅』 水木しげる
どんな妖怪も震え上がる妖怪の天敵・ヒ一族、地獄から脱走した亡者たちの死霊軍団......強大な敵を前に新たな仲間も加わり、鬼太郎の戦いは続く! 全12話収録。

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