新刊のお知らせ

2023年11月21日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)

『うぽっぽ同心十手綴り 藪雨』 坂岡 真
女だけで芝居を打つ一座に大惨事が......。たかが"うぽっぽ"と侮るなかれ、怒らせたら手が付けられぬ鬼と化す――。大波乱の傑作捕物帳シリーズ第5弾!

『まんぷく旅籠 朝日屋 とろとろ白玉の三宝づくし』 高田在子
怜治はなぜ火盗改を辞めたのか――。ちはるの仇敵・久馬の店で起きた喧嘩騒ぎをきっかけに、知られざる痛ましい過去が明かされる。
文庫書き下ろし。

『AIに、恋の仕方を聞いてみた』 支倉凍砂
学園祭で告白したい、幼馴染みと両思いになりたい。AIの計算は万全なのに、現実の壁が立ちはだかって......。
『それをAIと呼ぶのは無理がある』改題。

『またたび』 伊藤比呂美
文化の壁も反抗期も食欲の前に待ったなし! 英国人の夫、3人の娘との、つくり、食べ、食べさせる濃密な日々を詩人・母が綴る。
〈解説〉ブレイディみかこ

『しりあがり寿版 瘋癲老人日記』 谷崎潤一郎
77歳、不能老人のドM生活! 今日ハオ爺チャン、ネッキングサセタゲマショウカ――文豪・谷崎が老年の性を追究した晩年の最高傑作。
〈挿絵〉しりあがり寿 〈解説〉窪 美澄

『田辺聖子の万葉散歩』 田辺聖子
清らかな自然の美しさや人を恋うる心、夫婦の情愛、別れゆくこと。千年変わらぬ人の心を歌う万葉集の魅力を伝えるエッセイ集。
〈解説〉中 周子・酒井順子

『漱石先生と私たち』 小宮豊隆
寺田寅彦、鈴木三重吉から芥川龍之介まで。木曜の面会日に漱石を囲んで集った門下生たちの文学的青春の日々を第一の弟子が語る。
〈コミックエッセイ〉香日ゆら

『野生の棕櫚』 フォークナー 著 / 加島祥造 訳
人妻と放浪する元研修医。増水したミシシピイ河で妊婦を助けた囚人。二つの物語を交互に展開する手法で後世に衝撃を与えた長篇。
〈巻末エッセイ〉野谷文昭

『フィッツジェラルド10 傑作選』 S・フィッツジェラルド / 村上春樹 編訳
20代の輝き、哀切の晩年。1冊で見渡すフィッツジェラルドの作品世界。思い入れ深く訳してきた短篇小説とエッセイから村上春樹がベスト10作を厳選。

『バルザック(上下)』 シュテファン・ツヴァイク / 水野亮 訳
「人間喜劇」を構想したバルザック。富と名声を求めて旺盛な創作活動に邁進し、天才と俗物の間を生きた人間の魅力をあますところなく描き切った本格評伝。

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