1973

中公文庫創刊50周年 中公文庫創刊50周年

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中公文庫は、2023年で創刊50周年を迎えます。 1973年6月の創刊以来、長年にわたるご愛顧に感謝して、
2023年1月より、50周年記念キャンペーンを実施いたします。
中公文庫をいっそう楽しんでいただければ幸いです。

中公文庫について
話題作・記念企画

話題作

『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ
『文庫の読書』荒川洋治
『卍(まんじ)他二篇』谷崎潤一郎/中村明日美子 装画
『しりあがり寿版 瘋癲老人日記』谷崎潤一郎
『構造と力』浅田 彰
『文庫で読む100年の文学』本よみうり堂/沼野充義/松永美穂/阿部公彦
『50歳からの読書案内』中央公論新社編(単行本)
『中庭のオレンジ』吉田篤弘(単行本)
〈特別寄稿〉「始まりの物語」と第1話はこちら
ほか

新シリーズ

アンソロジー〈掌の読書会〉シリーズ
『柚木麻子と読む林芙美子』
『桜庭一樹と読む 倉橋由美子』
ほか

中公文庫プレミアム

『対談 日本の文学』(全3巻)
『本の神話学 増補新版』山口昌男
『文明の生態史観 増補新版』梅棹忠夫
『柔らかい個人主義の誕生 増補新版』山崎正和
ほか

コミック

「決定版 ゲゲゲの鬼太郎」シリーズ水木しげる

読者プレゼントキャンペーン

PILOT「色彩雫」×中央公論新社 万年筆セットプレゼントキャンペーン

中公文庫の10作品と、その作品イメージに合った万年筆インク・万年筆を組み合わせた、「中公文庫+万年筆セット」を抽選でプレゼントいたします。
文庫には、著者がそのインクで書いたサインが入ります。 『文章読本』『富士日記(上)』にはサインは入りません。 万年筆のセットは、パイロットコーポレーションより提供されます。

このキャンペーン企画のきっかけ
万年筆セット内容
応募方法

中公文庫新刊(2023年1~12月刊)、50周年フェア対象作品の帯そでの応募券3枚を切り取ってハガキに貼り、郵便番号、住所、氏名、電話番号、希望する作品名を明記のうえ下記宛先までお送りください。2024年3月末日消印有効。

  • 宛先
    〒100-8152 東京都千代田区大手町1-7-1 中央公論新社 中公文庫創刊50周年プレゼント係
  • 締切
    2024年3月末日消印有効
  • ・応募券3枚で何回でもご応募いただけます。
  • ・ご記入いただいた個人情報はプレゼントの発送以外の目的では使用いたしません。
  • ・当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

#書けるしおり

本のなかの好きな一文を書き込める、その名も「♯書けるしおり」を作りました。
書店店頭で配布いたします。(2月以降、記念フェア実施店にて)

プレゼントとして贈る本にさりげなく挟むと、好きな一文が相手にも伝わります。
一筆箋がわりにもお使いいただけますよ。

中公文庫編集部では、ハッシュタグ「♯書けるしおり」で、作品の一文を書き込み、SNSにアップします。ぜひ皆さまもご参加ください!

書店フェア

開催終了しました

この本が好きだから!
全社員アンケートで選んだ中公文庫No.1フェア

新入社員からベテランまで、それぞれの思いがつまった「中公文庫No.1」作品を並べました。ぜひ書店店頭にてご覧ください。

文庫50周年 A4パネル
中公文庫50周年

読者プレゼントや書店店頭フェアなど、
キャンペーンの最新情報は本ページでお知らせします。
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 中央公論新社は、1956(昭和31)年から2015(平成27)年まで、京橋に社屋がありました。そして、そこから歩いて1分ほどの距離にあったのが、パイロットビル。ご存じ、総合筆記具メーカーの「パイロットコーポレーション」の、本社ビルです。

「パイロットさんのビル」に特別な思い出がある当社社員は少なくありません。愛用の万年筆を修理していただいたり、1階のカフェに通ったり。2階にあった「ペンステーションミュージアム」で担当作家と待ち合わせをした、という編集者もいます。
 中公が引っ越して、パイロット本社ビルが新しくなって、カフェやミュージアムは今はもうありませんが、「パイロットさん」は変わらず、中公社員にとって特別な会社なのです。

 このたび、創刊50周年記念のキャンペーンを行うにあたり、担当者の頭に浮かんだのは「万年筆のインクをプレゼントにしたい」でした。中公文庫の多様なタイトルと、カラフルなインクを組み合わせることができたら、きっと楽しい!と思ったのです。
 万年筆、インク(......いや、ここでは「インキ」と表記すべきですね)といえば、かつての「ご近所さん」。担当者は迷わず、京橋へご相談に伺ったのでした。

 日本産万年筆のメーカーとして国内外で知られるパイロットコーポレーションが、「日本の美しい情景」をモチーフに開発したのが、24色のラインアップを擁するインキシリーズ「色彩雫(いろしずく)」。
「京橋つながり」のご縁をきっかけに、色とりどりのインキから、中公文庫の作品のイメージでカラーを選び、万年筆と、インキを入れるコンバーターもセットにしてプレゼントという、願ってもないコラボレーションが実現いたしました。

「書く人」を支えてきたパイロットコーポレーションと、「読む人」に寄り添ってきた中央公論新社。それぞれ、創業105年、創業137年を迎える老舗企業でもある両社が手を取り合って、みなさんの「読書の楽しみ」を盛り上げてまいります。

先生がたのサイン風景をご紹介します!

私は万年筆初心者なのですが、それでもまったく問題なし! すごくなめらかな書き心地で、発色もきれいなので、手紙だけでなくちょっとしたメモをするときなどにも、楽しく気軽に使っています。全色を集めたくなります。
落ち着いた青色と、ペン先の心地よい感覚。書くことが楽しくなる逸品です。
繊細で綺麗な色なので、自然と丁寧に書こうと思えます。
オレンジのように見えますが、書いてみると赤に近いんですね。
ゲラの赤入れに使ってみようかな。