新刊のお知らせ

2025年2月21日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)

『老人初心者のたくらみ』 阿川佐和子
思いがけない蟄居生活、母亡き後の実家の片づけ、忍び寄る老化現象......なんのこれしき!
人生のコツと滋養がたっぷりつまった必笑エッセイ、第3弾。

『最後のひと』 松井久子
75歳になって、86歳のひとを好きになって、何が悪いの?
奇跡の出会いと人生総仕上げの情愛を実感を込めて綴った希望の物語。
〈解説〉朝倉かすみ

『世界でいちばん幸せな屋上 ミルリトン探偵局』 吉田音 著/吉田篤弘 絵
ビルの屋上にあるレコード屋とコーヒーの香りがする音楽。
黒猫シンクが旅する先で幸せな光景が浮かび上がる。
全面改稿のうえ、描き下ろしイラストを収録。

『ご機嫌な習慣』 松浦弥太郎
50代を迎えて考える、仕事、家族、生きがい。
「大人の1年生」の幸せへのヒントを集めました。
文庫化に際し「毎日嬉しくよりも毎日楽しく」他を新収録。

『ブラック・ムーン』 逢坂 剛
記憶を失いアメリカ西部へと渡った土方歳三。
瀕死の彼を助けたのは「黒い月」と名乗る謎の女性。サムライの旅路は終着点へ。
書き下ろし短篇を特別収録。

『旅立ちの日に』 清水晴木
東京湾をのぞむ小さな港町を舞台に、30年間にわたって描かれる、人々の出会いと旅立ち。
『天国映画館』の著者が贈る心温まる奇跡の物語。
〈解説〉徳井青空

『目白雑録Ⅱ 日々のあれこれ』 金井美恵子
網膜剥離、熱中したサッカー観戦、愛猫の死。
身辺の出来事から、メディアの言説に見られる幼さへの批評まで。冴え渡る知的エッセイ。
〈解説〉堀 千晶

『悪人列伝 大河ドラマ篇』 海音寺潮五郎
藤原兼家から田沼意次まで。
史伝の大家による大著から、大河ドラマでも異彩を放った「悪人」たち7人を選び、その人間的魅力を味わう。
〈解説〉ペリー荻野

『ミミのこと 他二篇』 田中小実昌
戦後の混乱期を生きる人々を独自の視点で描いた直木賞受賞作「ミミのこと」「浪曲師朝日丸の話」同候補作「自動巻時計の一日」を一冊に。
〈解説〉滝口悠生

『遠い「山びこ」 無着成恭と教え子たちの四十年』 佐野眞一
山形の寒村に赴任した新任教師・無着成恭が生徒と取り組み、反響を呼んだ作文集「山びこ学校」。
無着と教え子たちのその後の軌跡。
〈解説〉森 健

『万博からみた音楽史』 井上さつき
ベルリオーズ、マーラーが指揮棒を振り、ドビュッシーがガムランから着想を得る。
音楽の普及や楽器の発展に寄与した近代万博の歴史を読み解く。

『フライ・フィッシング 英国式釣り師の心得』
エドワード・グレイ 著/西園寺公一 訳
趣味の時間の価値を説き、技術ばかりでなく喜びを読者と分かち合って、『釣魚大全』に次ぐ定評を得た釣り指南の名著。
新たに原書の挿絵を収録して復刊。

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