新刊のお知らせ

2022年10月21日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)

『シーソーモンスター』 伊坂幸太郎
元情報員の妻と姑の争い。フリーの配達人に託された謎の手紙。
時空を超えて繋がる二つの物語。運命は変えられるのか。
創作秘話を明かすあとがき収録。

『死にがいを求めて生きているの』 朝井リョウ
植物状態のまま眠る青年と見守る友人。二人の間に横たわる〝歪な真実〟とは?
平成に生まれた若者たちが背負った、自滅と祈りの物語。
〈解説〉清田隆之

『おいしい給食 卒業』 紙吹みつ葉
学校給食に全てをかける数学教師・甘利田幸男と、献立に異次元アレンジを加える生徒・神野ゴウ。二人の長き戦いが、遂に完結?!
劇場版第二弾原作本!

『うぽっぽ同心十手綴り』 坂岡 真
"うぽっぽ"とよばれる臨時廻り同心の長尾勘兵衛は、人知れぬところで今日も江戸の無理難題を小粋に裁く。
情けが身に沁みる、傑作捕物帳シリーズ第一弾!

『貴族の階段』 武田泰淳
陸軍大臣と父・公爵の密談から、青年将校の蹶起計画を知った氷見子は。
二・二六事件前夜の貴族と軍人の暗闘を、氷見子の目を通して描く。
〈解説〉奥泉 光

『小沼丹推理短篇集 古い画の家』 小沼 丹
「私小説の名手」が作家活動の初期に書き続けた、スリルとユーモアとペーソス溢れる物語の数々。
巻末に全集未収録作品二篇所収。
〈解説〉三上 延

『作品集 講釈場のある風景』 中央公論新社編
漱石、荷風の随筆から寂聴の短篇まで。
講談専門の寄席「講釈場」や講談師たちを描いた明治・大正・昭和期の小説・随筆を集成。
〈対談〉神田伯山・長井好弘

『若い読者のための世界史 改訂版』 ゴンブリッチ著/中山典夫訳
『美術の物語』の著者がやさしく語りかけるように、時代を、出来事を、そこに生きた人々を活写する。
各国で読みつがれてきた"物語としての世界史"の古典。

『戦争について』 小林秀雄
小林秀雄はいかに戦争に処したのか。昭和十二年七月から二十年八月までの間に発表された社会時評を中心に年代順に収録。文庫オリジナル。
〈解説〉平山周吉

『文明と戦争(上・下)』 アザー・ガット著 石津朋之/永末聡/山本文史監訳 歴史と戦争研究会訳
人間はなぜ戦うのか? 人類共通の自然現象? 文化が発明したものか? 上巻は、戦う動機を進化論の観点から探り、部族間から国家間へと進化した戦争を分析。

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