新刊のお知らせ

2023年5月25日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)

『52ヘルツのクジラたち』 町田そのこ
2021年本屋大賞第1位。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年の新たな魂の物語――。
〈解説〉内田 剛

『幸せの条件 新装版』 誉田哲也
恋も仕事も中途半端な若手社員・瀬野梢恵に、突如下ったとんでも社命。それは、日本の未来を変えるかもしれないものだった!?
〈解説〉田中昌義

『囚われの山』 伊東 潤
世界登山史上有名、かつ最大級の遭難事故、八甲田雪中行軍遭難事件。だが、この大惨事には、白い闇に隠された秘密が!? 長篇ミステリー。
〈解説〉長南政義

『剣神 水を斬る 神夢想流林崎甚助6』 岩室 忍
巌流小次郎と宮本武蔵の決闘。徳川家康が仕掛ける大坂の陣。武を以て名を揚げる覇道の時代が終わりを告げ、甚助は最後の修行の旅に出る。
文庫書き下ろし。

『其の一日 増補新版』諸田玲子
「桜田門外の変」をはじめ、実際の事件を背景に、江戸市中で懸命に生きる人々の、運命を変えた一日を描く連作時代小説集。新たに書き下ろしの一篇を収録。

『持続可能な魂の利用』 松田青子
会社に追いつめられ、無職になった三十女が、女性アイドルに恋して日本の絶望を粉砕!? 現実を生き抜くための最高エネルギーチャージ小説。
〈解説〉松尾亜紀子

『文庫で読む100年の文学』 沼野充義/松永美穂/阿部公彦/読売新聞文化部 編
21世紀に読み継いでいきたい文学作品とは。第一次世界大戦前後から100年の海外文学60冊、日本文学40冊を厳選。ポケットに入る世界文学全集の提案。

『対談 日本の文学 わが文学の道程』 中央公論新社 編
川端康成、小林秀雄、宇野千代、井伏鱒二、武田泰淳、三島由紀夫、有吉佐和子、開高健......作家が自らの作品、当時の文壇事情や交友を闊達自在に語り合う。

『掌の読書会 柚木麻子と読む 林芙美子』 林芙美子 著/柚木麻子 編
「おフミさん」のふてぶてしさに何度も元気づけられた――作家・柚木麻子が、数多く残された短篇・エッセイから一12篇を選び、魅力を語る。
〈解説〉今川英子

『君と私 志賀直哉をめぐる作品集』 里見 弴
絶交と復縁を繰り返しながら、生涯にわたる友情を育んだ二人の作家。若き志賀との交友を描く小説・随筆を初集成。文庫オリジナル。
〈解説〉麻井 朝

『海軍こぼれ話』 阿川弘之
自ら海軍に進んだ著者が、提督三部作や『軍艦長門の生涯』には書けなかった海軍を綴る人間味溢れるエッセイ50篇。講演録「日本海軍の伝統と気風」を増補。

『制限戦争指導論』 J・F・C・フラー 著/中村好寿 訳
第一次大戦下で陸軍の機甲化を初めて提唱したイギリスの軍事史家が、戦争の目的は勝利でなく早期決着・和平にあるとした異色の戦略論。
〈解説〉石津朋之

『決定版 ゲゲゲの鬼太郎5 朧車・妖怪大裁判』 水木しげる
濡れ衣を着せられ、妖怪裁判にかけられる鬼太郎。かつてこらしめられた妖怪たちは復讐の機会とばかりに結集し......!? 中長編を含む全9話を収録。

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