

2024年12月23日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)
『うぽっぽ同心十手裁き 狩り蜂』 坂岡 真
石地蔵を抱き締めて涙を流す女が気になり、思わず声を掛けた勘兵衛。
数日後、その女が勤めている料亭でほとけが出て......。
「十手裁き」シリーズ第三3作!
『北のロマン 青い森鉄道線』 西村京太郎
謎の数字を残して失踪したAI開発者を探す探偵は、本州最北の下北駅へ。
その頃、轢き逃げ事件を捜査する十津川警部は被害者と失踪者の接点に気づく!
『狙われた楽園』 ジョン・グリシャム 著 / 星野真理 訳
カミーノ・アイランド在住の小説家が不審死。
名物書店主ブルースは犯罪小説マニアの店員ニックと捜査に乗り出す!
『「グレート・ギャツビー」を追え』続編。
『死の虫 ツツガムシ病との闘い』 小林照幸
新潟・秋田・山形で毎夏多くの犠牲者を出した謎の熱病。原因は何なのか?
自らの命と名誉を懸けて病原体解明に挑んだ医学者たちを描く。
〈解説〉仲野 徹
『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』
戸部良一/寺本義也/鎌田伸一/杉之尾孝生/村井友秀/野中郁次郎
ノモンハン事件から沖縄戦まで、6作戦における敗北を社会科学的分析を用い検証、日本的組織の病理に迫る。
「文庫版あとがき(二〇二四年)」を新収録。
『家族の昭和 私説昭和史2』 関川夏央
戦前・戦後からバブル前夜まで。
『父の詫び状』『君たちはどう生きるか』『金曜日の妻たちへ』などに登場する「家族」の変化を通し、昭和の姿を浮き彫りにする。
『私兵特攻 宇垣纒長官と最後の隊員たち』 松下竜一
玉音放送の後、艦上爆撃機「彗星」11機を率いて沖縄へ出撃した第五航空艦隊司令長官・宇垣纒。
その知られざる「最後の特攻隊」を追跡する。
〈解説〉野村 進
『カレー記念日』 中央公論新社 編
浅田次郎が挑戦した「朝カレーダイエット」の顛末に、辻村深月の心に残る「カツカレー」。
豪華作家陣が甘くて辛い思い出を綴るエッセイ・アンソロジー!
『十一郎会事件 梅崎春生ミステリ短篇集』 梅崎春生
「あなたには奇妙な味があるよ」(江戸川乱歩)。
戦後派を代表する作家のミステリ短篇を初めて1冊にした小説集。文庫オリジナル。
〈解説〉池上冬樹
『太陽を慕ふ者』 矢代幸雄
元祖美術史家が大正期、留学時に初めて出逢った名画について鮮烈な思いを綴る。
ダ・ヴィンチ、ボティチェリなどにオマージュを捧げる。
〈解説〉越川倫明