２０２４年４月２２日発売の新刊をお知らせいたします。（順不同）
『ちぎれ雲（二）女犯の剣』 富樫倫太郎
愛之助を執拗に狙い、江戸に現れた女盗賊・孔雀。艶やかにして、淫ら、そして冷酷。その目的とは!? そして煬帝一味も動き出し......。
シリーズ第２弾。
『今も未来も変わらない』 長嶋 有
４０代、シングルマザーの星子は小説家。恋に子育て、仕事にレジャー。その日常は盛りだくさん。笑いたっぷり涙も少し。大人が楽しむ物語。
〈解説〉井戸川射子
『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』 松田青子
あなたを救う"非常口"はここ。『おばちゃんたちのいるところ』が海外で大反響の著者が贈る、はりつめた毎日に魔法をかける最新短篇集。
〈解説〉小林エリカ
『落語刑事サダキチ 埋蔵金伝説と猫の恩返し』 愛川 晶
猫が掘り出した小判は江戸時代の埋蔵金？ 落語を愛する刑事・平林定吉と新人刑事・三崎優子、隠れた名探偵・林家正蔵師匠が真相を追う。
シリーズ第３弾。
『史実は謎を呼ぶ 時代ミステリ傑作選』 細谷正充
菊池寛から、風野真知雄、上田秀人まで。出世作、隠れた名作など、戦国から明治の実在の人物・史実に依拠した時代ミステリ全７篇を精選。
文庫オリジナル。
『武田百合子対談集』 武田百合子
深沢七郎、金井久美子・美恵子姉妹、吉行淳之介との対談、岸田今日子によるインタビューを含めた全対談を収める。金井姉妹の語り下ろし対談を増補する。
『現代語訳 豆腐百珍』 何必醇 著／福田浩 訳
江戸・天明期に豆腐料理を初めて紹介した第一級史料「豆腐百珍」の現代語訳。斬新なメニューに粋な命名。故事来歴・逸話も紹介。
〈解説〉松井今朝子
『ヴィジュアル版 沖縄文化論 忘れられた日本』 岡本太郎
１９５９年と６６年、二度の沖縄滞在による日本再発見の記録。著者撮影の写真７６点を収録。毎日出版文化賞受賞作。
〈解説〉岡本敏子／外間守善／赤坂憲雄
『原子力は誰のものか』 ロバート・オッペンハイマー 著／美作太郎／矢島敬二 訳
「原爆の父」は戦後、水爆開発に反対して公職を追放された。科学者の信念と国家の戦略が対立するとき天才物理学者は何を思ったのか。
〈解説〉松下竜一・池内 了
『消え失せた密画』 エーリヒ・ケストナー 著／小松太郎 訳
肉屋の親方キュルツはふとしたことから盗賊団に狙われる密画を輸送することに。登場人物すべてがどこか憎めない痛快ユーモアミステリー。
〈解説〉深緑野分
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