新刊のお知らせ

2024年2月22日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)

『振り出し 旗本出世双六(一)』 上田秀人
二百二十五石の小旗本で無役の北条志真佑は、西丸書院番に登用される。十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと張り切っていたが......。
書き下ろし。

『うぽっぽ同心終活指南(二)夫婦小僧』 坂岡 真
とんでもねえ連中の尻尾を掴んだ――。妙な伝言を残して姿を消した、義理堅い盗人の行方をうぽっぽが追う! 
待望のシリーズ新章第2弾、文庫書き下ろし。

『もぐら 0 影野竜司』 矢月秀作
精悍な眼差し、野生の獣さながらの肉体。その男の名は、影野竜司。竜司、楢山、宇田桐、三人の運命の出会いが語られるエピソード0!

『紅の墓標 オッドアイ』 渡辺裕之
佐世保から米海軍の最高機密が漏洩? 極秘捜査を始めた「特別強行捜査局」の前に、朝倉と瓜二つの中国工作員の影が――。
人気警察小説シリーズ第9弾!

『ばあさんは15歳』 阿川佐和子
孫娘と頑固ばあさんが昭和にタイムスリップ! 時は1963年。東京タワーから始まる二人の冒険の行方は? 愉快爽快、ラストに涙の物語。
挿画・石川えりこ

『カストロの尻』 金井美恵子
様々な記憶の断片が、岡上淑子のコラージュと響き合い織りなされた短篇と批評。関連エッセイを新たに収録。芸術選奨文部科学大臣賞受賞作。
〈解説〉堀 千晶

『お山の上のレストラン 七歳児参りのふっくらムニエル』 髙森美由紀
イケメンシェフの登磨と、へっぽこ従業員・美玖がお届け! 青森のご当地食材がじゅわっと染み入る、絶品&感動のお料理小説。
『山の上のランチタイム』改題。

『平安京は眠らない わかむらさきの事件記』 夏山かほる
元式部丞・藤原為時の娘の小姫(のちの紫式部)は「光る君」を主人公とする短編で評判を取っていた。しかし創作の「種」に詰まってしまい......。
書き下ろし。

『詩の中の風景 くらしの中によみがえる』 石垣りん
詩は自分にとって実用のことばという著者が、53人の詩を選びエッセイを添える。読者ひとりひとりに手渡される詩の世界への招待状。
〈解説〉渡邊十絲子

『吉行淳之介掌篇全集』 吉行淳之介
短篇の名手による、研ぎ澄まされた掌篇五十篇。一九六一年の「肥った客」から八三年の「夢の車輪」まで年代順に初集成。文庫オリジナル。
〈解説〉荒川洋治

『ものぐさ精神分析 増補新版』 岸田 秀
日本を精神分裂病質であると診断した「日本近代を精神分析する」以下、歴史、性、そして自己についての問いに迫る5章。
〈解説〉伊丹十三〈対談〉橋本 治

『キム・フィルビー かくも親密な裏切り』 ベン・マッキンタイアー 著 / 小林朋則 訳
誰からも愛されながらその全員を裏切っていた男は、MI6長官候補にしてソ連側の二重スパイ。
衝撃の亡命までの30年を同僚との血塗れの友情を軸に描く。

『決定版ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の世界お化け旅行』 水木しげる
鬼太郎が世界の妖怪退治に出発! 妖怪島で吸血鬼や双頭のミイラと対決。アジアの地下都市で砂妖怪に遭遇。ゴーゴンに石にされた鬼太郎の父を元に戻せるのか!?

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