新刊のお知らせ

2023年2月21日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)

『流人道中記(上・下)』 浅田次郎
「痛えからいやだ」と切腹を拒み、蝦夷へ流罪となった旗本・青山玄蕃。武士の鑑である男はなぜ、恥を晒してまで生きたのか?
〈解説〉杏
※解説は下巻のみ収録

『江戸の雷神 死化粧』 鈴木英治
深川で続けて4人の娘が惨殺された。その頃、前火盗改役の伊香雷蔵は、元盗賊・玄慈らの力を借り「よりよい江戸」をつくらんとしていたが......。書き下ろし。

『血の代償 オッドアイ』 渡辺裕之
連続米兵殺害事件は始まりに過ぎなかった......。朝倉率いる最強の捜査機関は負の連鎖を止められるか。自衛隊出身の捜査官が活躍する、シリーズ第8弾!

『卍どもえ』 辻原 登
社会的に成功した夫を持つ、ちづると毬子。ネイリストの可奈子は2人を女同士の性愛に誘い......。絢爛の平成をスリリングに描く傑作長篇。
〈解説〉阿部公彦

『綴る女 評伝・宮尾登美子』 林 真理子
『櫂』『陽暉楼』に『天璋院篤姫』。国民的作家の波瀾万丈な生涯を、作品に惚れ込み、先輩として慕い続けた著者が新たな視点で辿る。
〈解説〉綿矢りさ

『完璧な病室』 小川洋子
病に冒された弟と姉との時間を描く表題作他、デビュー短篇を含む最初期の4作収録。みずみずしい輝きを放ち、作家小川洋子の出現を告げる作品集。新装改版。

『華国神記2 占う行方に花と宴』 九条菜月
食い扶持を稼ぐため、占師として妓楼で働くことになった春蘭。疫病の流行が見えるなか、宮中で開かれる宴に呼ばれることになり?

『出張料亭おりおり堂 あつあつ鍋焼きうどんと二人の船出』 安田依央
様々な因縁がほどけた時、仁はやっと自分の気持ちを打ち明けはじめた。その告白に対し、山田の返事は......。人気シリーズ最終巻!

『老人初心者の覚悟』 阿川佐和子
老化とは順応することである! 65歳、「高齢者」の仲間入りをしてからの踏んだり蹴ったりを、ときに強気に、ときに弱気に綴る、必笑エッセイ第2弾。

『朝のあかり 石垣りんエッセイ集』 石垣りん
働きながら続けた詩作、五十歳で手に入れたひとり暮らし。「表札」などで知られる詩人の凜とした生き方が浮かぶ文庫オリジナルエッセイ集。
〈解説〉梯 久美子

『世界カフェ紀行 5分で巡る50の想い出』 中央公論新社 編
珈琲、紅茶、ぽかぽかココアにご褒美ビール。世界中どこでも、カフェには誰かの特別な想い出がある――。各界著名人による珠玉のカフェ・エッセイ全50篇。

『随筆草木志』牧野富太郎
日本における植物分類学の祖・牧野富太郎による、最初のエッセイ集。軽妙洒脱な文体、気取らない表現、語り口で植物の魅力を縦横に綴る。
〈解説〉塚谷裕一

『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 北 杜夫
アジアから欧州をめぐる船旅を軽妙に綴った、戦後ユーモアエッセイの記念碑的作品。写真、エッセイ「傲慢と韜晦」等を増補した決定版。
〈解説〉なだいなだ

『ぼくのミステリ・マップ 推理評論・エッセイ集成』 田村隆一
戦後詩の第一人者にして翻訳推理小説隆盛を導いた編集者。その比類なき経験から語る古典ミステリガイド。
〈巻末対談〉生島治郎/都筑道夫 〈解説〉押野武志

『潜艦U‐511号の運命 秘録・日独伊協同作戦』 野村直邦
戦時中ベルリンで三国同盟の軍事委員を務め、Uボートの日本回航を担った著者が枢軸国側から描く迫真の戦争秘史。私家版の自叙伝を増補。
〈解説〉大木 毅

『決定版 ゲゲゲの鬼太郎2 吸血鬼エリート・妖怪獣』 水木しげる
名士を狙う吸血鬼エリート。妖怪獣を味方にし、妖怪の王国を築こうとする八百八だぬき。次々と現れる強敵に鬼太郎が挑む! 長編2作品を含む全5話収録。

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