新刊のお知らせ

2021年10月19日発売予定の新刊をお知らせいたします。

『歌舞伎町ゲノム』誉田哲也 著
二九〇万部突破の〈ジウ〉サーガ最新作、待望の文庫化!
伝説の暗殺者集団「歌舞伎町セブン」のメンバーたちの、日常と活躍を描く!

『悪党の裔 新装版(上・下)』北方謙三 著
目指すは京。悪党の誇りを胸に、倒幕を掲げた播磨の義軍は攻め上る! 寡兵を率いて敗北を知らず、建武騒乱の行方を決した赤松円心則村の鮮烈な生涯。渾身の北方「太平記」。

『本牧亭の灯は消えず 席亭・石井英子一代記』石井英子 著
講談定席として多くの芸人が集った本牧亭。その席亭として昭和の演芸界を支えた「おかみさん」が語る、笑いあり涙ありの一代記。〈巻末対談〉宝井琴調/神田伯山

『王将・坂田三吉』織田作之助/藤沢桓夫/村松梢風 著
反骨の棋士・坂田三吉(一八七〇~一九四六)の破天荒な人生を描く短篇集。菊池寛、北條秀司、内藤國雄らの随筆を併録。文庫オリジナル。〈解説〉西上心太

『ラバウル戦線異状なし 現地司令長官の回想』草鹿任一 著
激戦下の南太平洋において落日無援の孤城を守り抜き、自給自足で武器と食糧を調達、最後まで航空戦を指揮した名将の回顧録。初文庫化。〈解説〉戸髙一成

『酔人・田辺茂一伝』立川談志 著
若き談志が「人生の師」と慕った紀伊國屋書店創業者・田辺茂一。ともに遊んだ昭和のネオン街と華やかな交友関係を振り返る漫談風エッセイ。〈解説〉高田文夫

『野口冨士男犯罪小説集 風のない日々/少女』野口冨士男 著
二・二六事件前夜、平凡な銀行員が小さな行き違いの果てに一線を踏み越える。日常のリアルな描写の積み重ねがサスペンスを生む知られざる傑作。

『剣闘士 血と汗のローマ社会史』本村凌二 著
奴隷制、円形闘技場......ローマ史を流血で彩った剣闘士(グラディエーター)の光と影。ローマ帝国の繁栄と衰退を史上唯一の公認殺人競技を通して描き出す。

『科学者の創造性 雑誌『自然』より』湯川秀樹 著
物理学を志した学生時代の回想から国際科学史会議講演まで。科学雑誌『自然』掲載(一九四七~七五年)のノーベル賞受賞者の随筆と講演をオリジナル編集。

『子供の領分』吉行淳之介 著
教科書で読み継がれた名篇「童謡」など、早熟でどこか醒めた少年の世界を描く十篇。随筆「子供の時間」他一篇を付す。〈巻末エッセイ〉安岡章太郎・吉行和子

『新装版 マンガ日本の歴史19 寛政の改革と化政文化』石ノ森章太郎 著
松平定信は士風の退廃を立て直すべく内政改革を断行。教育が大衆化し、馬琴・一九・写楽・歌麿・北斎・広重・南北らの多彩な才能によって化政文化が花開く。

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