新刊のお知らせ

2024年3月19日発売の新刊をお知らせいたします。(順不同)

『遅刻して来た幽霊』 赤川次郎
上司の葬儀に自殺した新入社員の幽霊が――!? 連続死の謎を女子社員が追う。予測不能な展開、心揺さぶる秘密。恐怖の後に温もりが残る傑作6篇。
〈解説〉山前 譲

『陽炎の旗 続・武王の門』 北方謙三
生まれながらの将軍・義満の野望とは何か――かたや征西将軍・懐良親王の、かたや九州探題・足利直冬の一子が相まみえる時、それぞれの宿運が激突する!

『ちぎれ雲(一) 浮遊の剣』 富樫倫太郎
女たちが群がる美丈夫・麗門愛之助。大身旗本の次男坊にして剣の達人の彼が対峙するのは、江戸中を震撼させる、冷酷無比な盗賊団!
書き下ろし時代小説。

『新装版 国境事変 〈ジウ〉サーガ4』 誉田哲也
在日朝鮮人会社社長殺人事件の捜査で対立する公安外事二課と捜査一課の男たち。銃声轟く国境の島・対馬で、彼らを待っていた真実とは。
〈解説〉宇田川拓也

『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』 金井美恵子
幼年時代の思い出に、母や伯母たちの記憶が重なり織りなされる繊細で甘美な物語。作品に関連するロングインタビュー、金井久美子のエッセイを増補する。

『あの日の交換日記』 辻堂ゆめ
嘘、殺人予告、そして告白......。大切な人のため綴った交換日記に秘められた真実とは? 気鋭の若手ミステリ作家が紡ぐ謎と感動!
〈解説〉市川憂人

『お山の上のレストラン2 青葉の頃 ハーブポークの休息』 髙森美由紀
〈葵レストラン〉のシェフ・登磨には亡き祖母との思い出の味があった。それを思い出させてくれたのは、意外な人物で......。
『山のふもとのブレイクタイム』改題。

『ムツゴロウ麻雀物語』 畑 正憲
動物との交流も麻雀も命がけ。「勝負師」ムツゴロウと卓を囲んだ雀士たちの、汗と涙がにじむ名エッセイ。
〈対談〉阿佐田哲也 〈巻末エッセイ〉末井 昭

『侍従長回顧録』 三谷隆信
昭和23年から40年まで戦後17年間にわたって侍従長を務めた著者が、外交官時代、昭和天皇の地方巡幸、皇太子(現上皇)訪英を回想。
〈解説〉古川隆久

『歴史に消えたパトロン 謎の大富豪、赤星鉄馬』 与那原 恵
日本初の学術財団「啓明会」を設立、釣りやゴルフで名を馳せ、吉田茂ら華麗なる人脈を持ちながら、何も残さず消えた謎の実業家の一生。
〈解説〉宇野重規

『私の作家評伝』 小島信夫
彼らから受け継ぐべきものとは何か――近代日本文学の代表的な文豪16人の作家と人生を、独自の批評眼で辿る評伝集。
〈巻末鼎談〉柄谷行人・山崎正和

『男のイメージ 男らしさの創造と近代社会』
ジョージ・L・モッセ 著  細谷 実/小玉亮子/海妻径子 訳
社会で共有される理想の男性像はいかに成立しナショナリズムの主要素となったのか。近代社会の成立から20世紀末までを射程に描く〈男らしさ〉の近現代史。

『決定版ゲゲゲの鬼太郎 猫町切符』 水木しげる
地球に飛来する宇宙人たち。彼らの狙いは一体――? 天狗、猫又、化け狸、異国の神や悪魔まで、異界から来た妖異に鬼太郎が挑む。
23話を収録。

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