新刊のお知らせ

2022年5月24日発売の新刊をお知らせいたします。

『おかえり横道世之介』吉田修一
横道世之介、バブル最後の売り手市場に乗り遅れた二十四歳。人生のダメな時期にあっても、彼の周りには笑顔が絶えない。
〈巻末対談〉沖田修一×高良健吾

『新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers』森博嗣
大人になれない僕たちは、戦闘機に乗り戦うことしかできないのだ――永遠の子供「キルドレ」が請け負う戦争。生死の意味を問う傑作シリーズ。
〈解説〉鶴田謙二

『寄り添って老後』沢村貞子
八十一歳で女優業を引退した著者が、自身の「老い」を冷静に見つめユーモラスに綴る。永六輔との対談「お葬式を考える」を増補。
〈巻末エッセイ〉北村暁子

『評伝 ナンシー関「心に一人のナンシーを」』横田増生
異能の消しゴム版画家・ナンシー関の傑作評伝が待望の復刊。リリー・フランキー、宮部みゆきなど多彩なインタビューでその生涯に迫る。
〈解説〉与那原恵

『敗れても 敗れても 東大野球部「百年」の奮戦』門田隆将
「創部百年」を迎えた東大野球部。野球の「本質」とひとつの目標に向かってひた走ることの「価値」を思い出させる渾身のルポルタージュ。
〈解説〉桑田真澄

『御蔵入改事件帳 消えた隠居資金』早見俊
御家人の本郷竹次郎が荻生但馬を訪ねてきた。「信玄講」という集団が、貧者たちの老後資金を騙し取っているというのだが......(表題作)。文庫書き下ろし。

『まんぷく旅籠 朝日屋 しみしみがんもとお犬道中』高田在子
今度の泊まり客は、お伊勢参り中の犬!? 珍客万来、今日も賑わう旅籠朝日屋だが、下足番の綾人が気になる人影を目撃する......。文庫書き下ろし。

『京都感情案内 新装版』(上・下)西村京太郎
人間修業をしてこいと父親から1億円を渡され京都へ来た青年は、芸妓や弁護士、骨董の目利きらと知り合うが、都をどりのさなか彼の目前で殺人事件が!

『新装版 マンガ日本の歴史26 大正デモクラシーと政党政治の没落』石ノ森章太郎
第一次世界大戦の影響で日本経済は発展したが、昭和初頭の金融恐慌が民衆生活を破綻させ、軍部が台頭。一方で政党は力を失い、日本は世界から孤立してゆく。

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