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吉行淳之介 訳
生涯にたわむれし女三千七百四十二人、終には女護の島へと船出し行方知れずとなる稀代の遊蕩児世之介の物語が、最高の訳者を得て甦る。〈解説〉林 望
2008/02/25 刊行
The Spirits of Tools
森博嗣 著
人がものを作るときの最も大きなハードルとは、それを作る決心をすることだ――小説執筆も物作りの一つと語る著者が、その発想の原点を綴る。〈解説〉平岡幸三
2008/02/25 刊行
町田康 著
河内音頭にうたわれた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る、著者渾身の長編小説。谷崎潤一郎賞受賞作。〈解説〉石牟礼道子
2008/02/25 刊行
近代イスラームの挑戦
山内昌之 著
十九世紀、西欧の帝国主義によりイスラーム世界は危機に陥る。明治維新とも無縁ではない改革運動と近代化への挑戦の道を現代の民族問題と繋げて捉える。
2008/02/25 刊行
太陽の国の英傑たち
大垣貴志郎 著
「太陽の国メキシコ」と言えば、わたしたちは陽気なマリアッチや古代文明を思い起こす。だが重層的な民族構成や文化をもつメキシコは、「仮面をかぶった国」と言われ、なかなか素顔を見せない。この複雑なメキシコの歴史を、マヤやアステカにはじまり、植民地時代、レフォルマ戦争、メキシコ革命などをへて現代まで概説するとともに、イダルゴやサパタなど、それぞれの時代を特徴づける神がかり的な英雄たちを紹介する。
2008/02/25 刊行
哲学誕生
内山勝利 編
哲学ということばは「ピロソピア(愛知)」に由来します。ギリシア人はこの世界の多様性ばかりでなく、そもそも世界が存在することに驚き、その成り立ちと仕組みに思索を凝らしたのです。ものごとの原理を徹底的に考えるという哲学の根本姿勢がここに生まれました。ミレトス学派からソクラテス・プラトン・アリストテレスにいたる古代ギリシア哲学創成期の歩みを辿り、西洋における哲学的思索の誕生と開花の多様なドラマを跡づけます。
2008/02/25 刊行
塩尻~妻籠
笹沢左保 著
木枯しの音を道連れに、中山道を足まかせ。宿場に巣くう悪人たちに、独り敢然と立ち向かう。行く手は白刃の修羅のなか――孤高の一匹狼、木枯し紋次郎が木曽路を往く。名作「街道シリーズ」第二弾
2008/02/22 刊行
粕谷知世 著
お雛様や、お人形とも話せた幼い日々、病弱な弟を抱える家族の中で、ひとり孤独を感じていた頃、将来が見えず惑い苛立った思春期。少女・風美にめぐる季節を切り取り、誰もが、心のなかに大事に持っている〝あのころ〟の物語を描き出す。期待の新鋭、初の文庫化!
2008/02/22 刊行
大石英司 著
「北方領土の無血占領」という奇跡から一夜。武力奪還を目指すロシアは戦爆連合部隊を派遣する。オホーツク海での交戦の末、自衛隊パイロット二名がサハリンへ漂着。サバイバルの行方は?
2008/02/22 刊行
莫言 著 吉田富夫 訳
西門鬧(シーメンナオ)は冤罪の恨みを抱き、転生を繰り返す。中国の紆余曲折を生き抜き、ミレニアムの瞬間に再び人間世界に戻るまで。現代中国文学の最高峰。莫言文学ここに極まる!
2008/02/10 刊行
莫言 著 吉田富夫 訳
土地改革で銃殺された元地主の西門鬧(シーメンナオ)は、ロバ、牛、豚、犬、猿、そして人へと転生する。毛沢東時代から改革・解放の時代へ、人と世の変遷を物語る傑作長編小説。
2008/02/10 刊行
佐々木高行日記にみる明治政府と宮廷
笠原英彦 著
維新の一大理念であるはずの天皇親政は、明治政府誕生後間もなくして形骸化した。事態を憂慮した天皇側近の元田永孚、佐々木高行らの侍補グループは、名実ともに実効ある親政とすべく、薩長藩閥政府に対峙する。本書は、明治天皇から「左右ニ陪シテ誠ニ進規ニ尽ス」の御沙汰を下賜された数少ない維新官僚・佐々木が残した膨大な日記を読み解き、その親政論の政治的意義を明らかにするとともに、当時の政府と宮廷の状況を描出する。
2008/02/08 刊行
小池真理子 著
急逝した親友の不倫相手と飲んだのをきっかけに、エリカは、彼との恋愛にのめりこんでいく。逢瀬を重ねていった先には何が……。現代の愛の不毛に迫る長篇。
2008/01/25 刊行
ウィリアム・H・マクニール 著 増田義郎/佐々木昭夫 訳
俯瞰的な視座から世界の文明の流れをコンパクトにまとめ、歴史のダイナミズムを描き出した名著。西欧文明の興隆と変貌から、地球規模でのコスモポリタニズムまで。
2008/01/25 刊行
ウィリアム・H・マクニール 著 増田義郎/佐々木昭夫 訳
世界の各地域を平等な目で眺め、相関関係を分析しながら歴史の歩みを独自の史観で描き出した、定評ある世界史。ユーラシアの文明誕生から紀元一五〇〇年までを彩る四大文明と周縁部。
2008/01/25 刊行