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金井美恵子 著
幼年時代の思い出に、母や伯母たちの記憶が重なり織りなされる繊細で甘美な物語。作品に関連するロングインタビュー、金井久美子のエッセイを増補する。
2024/3/19 刊行
謎の大富豪、赤星鉄馬
与那原恵 著
日本初の学術財団「啓明会」を設立、釣りやゴルフで名を馳せ、吉田茂ら華麗なる人脈を持ちながら、何も残さず消えた謎の実業家の一生。〈解説〉宇野重規
2024/3/19 刊行
畑正憲 著
動物との交流も麻雀も命がけ。「勝負師」ムツゴロウと卓を囲んだ雀士たちの、汗と涙がにじむ名エッセイ。〈対談〉阿佐田哲也 〈巻末エッセイ〉末井 昭
2024/3/19 刊行
続・武王の門
北方謙三 著
生まれながらの将軍・義満の野望とは何か――かたや征西将軍・懐良親王の、かたや九州探題・足利直冬の一子が相まみえる時、それぞれの宿運が激突する!
2024/3/19 刊行
小島信夫 著
彼らから受け継ぐべきものとは何か――近代日本文学の代表的な文豪十六人の作家と人生を、独自の批評眼で辿る評伝集。〈巻末鼎談〉柄谷行人・山崎正和
2024/3/19 刊行
水木しげる 著
地球に飛来する宇宙人たち。彼らの狙いは一体――? 天狗、猫又、化け狸、異国の神や悪魔まで、異界から来た妖異に鬼太郎が挑む。23話を収録。
2024/3/19 刊行
〈ジウ〉サーガ4
誉田哲也 著
在日朝鮮人会社社長殺人事件の捜査で対立する公安外事二課と捜査一課の男たち。銃声轟く国境の島・対馬で、彼らを待っていた真実とは。〈解説〉宇田川拓也
2024/3/19 刊行
青葉の頃 ハーブポークの休息
髙森美由紀 著
〈葵レストラン〉のシェフ・登磨には亡き祖母との思い出の味があった。それを思い出させてくれたのは、意外な人物で……。『山のふもとのブレイクタイム』改題。
2024/3/19 刊行
辻堂ゆめ 著
嘘、殺人予告、そして告白……。大切な人のため綴った交換日記に秘められた真実とは? 気鋭の若手ミステリ作家が紡ぐ謎と感動!〈解説〉市川憂人
2024/3/19 刊行
男らしさの創造と近代社会
ジョージ・L・モッセ 著/細谷実/小玉亮子/海妻径子 訳
社会で共有される理想の男性像はいかに成立しナショナリズムの主要素となったのか。近代社会の成立から20世紀末までを射程に描く〈男らしさ〉の近現代史。
2024/3/19 刊行
三谷隆信 著
昭和23年から40年まで戦後17年間にわたって侍従長を務めた著者が、外交官時代、昭和天皇の地方巡幸、皇太子(現上皇)訪英を回想。〈解説〉古川隆久
2024/3/19 刊行
赤川次郎 著
上司の葬儀に自殺した新入社員の幽霊が――!? 連続死の謎を女子社員が追う。予測不能な展開、心揺さぶる秘密。恐怖の後に温もりが残る傑作六篇。〈解説〉山前 譲
2024/3/19 刊行
浮遊の剣
富樫倫太郎 著
女たちが群がる美丈夫・麗門愛之助。大身旗本の次男坊にして剣の達人の彼が対峙するのは、江戸中を震撼させる、冷酷無比な盗賊団! 書き下ろし時代小説。
2024/3/19 刊行
七歳児参りのふっくらムニエル
髙森美由紀 著
イケメンシェフの登磨と、へっぽこ従業員・美玖がお届け! 青森のご当地食材がじゅわっと染み入る、絶品&感動のお料理小説。『山の上のランチタイム』改題。
2024/2/22 刊行
坂岡真 著
とんでもねえ連中の尻尾を掴んだ――。妙な伝言を残して姿を消した、義理堅い盗人の行方をうぽっぽが追う! 待望のシリーズ新章第二弾、文庫書き下ろし。
2024/2/22 刊行
わかむらさきの事件記
夏山かほる 著
元式部丞・藤原為時の娘の小姫(のちの紫式部)は「光る君」を主人公とする短編で評判を取っていた。しかし創作の「種」に詰まってしまい……。書き下ろし。
2024/2/22 刊行
旗本出世双六(一)
上田秀人 著
二百二十五石の小旗本で無役の北条志真佑は、西丸書院番に登用される。十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと張り切っていたが……。書き下ろし。
2024/2/22 刊行
増補新版
岸田秀 著
日本を精神分裂病質であると診断した「日本近代を精神分析する」以下、歴史、性、そして自己についての問いに迫る五章。〈解説〉伊丹十三〈対談〉橋本 治
2024/2/22 刊行
吉行淳之介 著
短篇の名手による、研ぎ澄まされた掌篇五十篇。一九六一年の「肥った客」から八三年の「夢の車輪」まで年代順に初集成。文庫オリジナル。〈解説〉荒川洋治
2024/2/22 刊行
阿川佐和子 著
孫娘と頑固ばあさんが昭和にタイムスリップ! 時は一九六三年。東京タワーから始まる二人の冒険の行方は? 愉快爽快、ラストに涙の物語。挿画・石川えりこ
2024/2/22 刊行
かくも親密な裏切り
ベン・マッキンタイアー 著/小林朋則 訳
誰からも愛されながらその全員を裏切っていた男は、MI6長官候補にしてソ連側の二重スパイ。衝撃の亡命までの三十年を同僚との血塗れの友情を軸に描く。
2024/2/22 刊行
オッドアイ
渡辺裕之 著
佐世保から米海軍の最高機密が漏洩? 極秘捜査を始めた「特別強行捜査局」の前に、朝倉と瓜二つの中国工作員の影が――。人気警察小説シリーズ第九弾!
2024/2/22 刊行
くらしの中によみがえる
石垣りん 著
詩は自分にとって実用のことばという著者が、五三人の詩を選びエッセイを添える。読者ひとりひとりに手渡される詩の世界への招待状。〈解説〉渡邊十絲子
2024/2/22 刊行
影野竜司
矢月秀作 著
精悍な眼差し、野生の獣さながらの肉体。その男の名は、影野竜司。竜司、楢山、宇田桐、三人の運命の出会いが語られるエピソード0!
2024/2/22 刊行
水木しげる 著
鬼太郎が世界の妖怪退治に出発! 妖怪島で吸血鬼や双頭のミイラと対決。アジアの地下都市で砂妖怪に遭遇。ゴーゴンに石にされた鬼太郎の父を元に戻せるのか!?
2024/2/22 刊行
金井美恵子 著
様々な記憶の断片が、岡上淑子のコラージュと響き合い織りなされた短篇と批評。関連エッセイを新たに収録。芸術選奨文部科学大臣賞受賞作。〈解説〉堀 千晶
2024/2/22 刊行