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天皇親政

天皇親政

佐々木高行日記にみる明治政府と宮廷

笠原英彦 著

維新の一大理念であるはずの天皇親政は、明治政府誕生後間もなくして形骸化した。事態を憂慮した天皇側近の元田永孚、佐々木高行らの侍補グループは、名実ともに実効ある親政とすべく、薩長藩閥政府に対峙する。本書は、明治天皇から「左右ニ陪シテ誠ニ進規ニ尽ス」の御沙汰を下賜された数少ない維新官僚・佐々木が残した膨大な日記を読み解き、その親政論の政治的意義を明らかにするとともに、当時の政府と宮廷の状況を描出する。

書誌データ

  • 配信開始日2008/2/8
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格726円(10%税込)
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