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自主防衛と対米依存のジレンマ
北井邦亮 著
憲法第九条を持つ国家として、日本はどこまで軍事的役割を担うことができるのか。日米ガイドラインは、米軍と自衛隊を有事の際に具体的にどう動かすかという取り決めである。米国のア…
2024/3/8 刊行
文化の架橋者たちがみた「あいだ」
片岡真伊 著
日本文学は「どうしても翻訳できない言葉」で書かれてきた、と大江健三郎は言う。事実、谷崎も川端も三島も、英訳時に改変され、省略され、時に誤読もされてきた。なぜそのまま翻訳す…
2024/2/9 刊行
帝国日本「暴走」の実態
手嶋泰伸 著
帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権。天皇大権に属し、その「独立」は内閣からの干渉を阻止した。そのため満洲事変以降、陸軍の暴走をもたらした最大の要因とされてき…
2024/2/9 刊行
20世紀アメリカ最高の軍司令官なのか
リチャード・B・フランク 著/ブライアン・ウォルシュ 監訳/ウォルシュあゆみ 訳
マッカーサーが厚木飛行場に降り立って七八年。驚くべき才能、致命的な欠点、その両者に対して賛辞と非難を公平に述べつつ、一人の人間としてのマッカーサーの全体像を描き切る。
2024/1/10 刊行
奥武則 著
生涯にわたって全国各地を行幸し、神話世界を別にすれば日本史上で最初の「旅する天皇」であった明治天皇。とりわけ1872年から1885年にかけ6回にわたって全国各地を回った大…
2024/1/10 刊行
牧野雅彦 著
暴力の支配するところに、本当の意味の権力は存在しない――アレントがそう定義するのはなぜか。そして、アレントの言う「権力」を理解することによって、私たちは何を得ることができ…
2023/11/10 刊行