ホーム > 検索結果
全140件中 60~75件表示
新装版
三島由紀夫 著
森鴎外、谷崎潤一郎、川端康成ら作家15人の詩精神と美意識を解明。『太陽と鉄』と共に「批評の仕事の二本の柱」と自認する書。〈解説〉関川夏央
2016/05/19 刊行
第十八巻
谷崎潤一郎 著
文豪が長年の経験から割り出した文章を書く心得「文章読本」、戦国時代に題材をとった「聞書抄」、心理コメディの傑作「猫と庄造と二人のをんな」ほか、昭和十年前後の作品を収載。
2016/05/09 刊行
安野モヨコ 選 太宰治/岡本かの子/谷崎潤一郎/有吉佐和子/芥川龍之介/森茉莉/林芙美子/石川淳 著
はたかれる頬、蚤が戯れる乳房、老人を踏む足、不老の童女……文豪たちが「女体」を讃える珠玉の短篇に、安野モヨコが挿画で命を吹きこんだ贅沢な一冊。
2016/04/21 刊行
第二十一巻
谷崎潤一郎 著
幼い滋幹は宮中深く権力者に囲われた母の許に通う。平安文学に材をとった母恋もの「少将滋幹の母」、江戸の面影を残す日本橋界隈で生まれ育った思い出を綴る「幼少時代」などを収載。
2016/04/07 刊行
第二十四巻
谷崎潤一郎 著
「不能ニナツテモ或ル種ノ性生活ハアルノダ―――」。性に執着する老人を戯画的に描き出した傑作長篇「瘋癲老人日記」、遺稿集となった「雪後庵夜話」など、最晩年の作品を収載する。
2016/03/10 刊行
第十五巻
谷崎潤一郎 著
本格的伝奇ロマン「乱菊物語」、高貴な女人へのあこがれと妄執を描く「盲目物語」、母恋と狐の民間伝承が交錯する「吉野葛」など、大衆文学から実験的作品まで、中期の傑作を収載。
2016/02/10 刊行
第十四巻
谷崎潤一郎 著
愛する女を複製した人形にのめりこむ男の痴態を描いた異色作「青塚氏の話」、離婚にふみきれない中年夫婦の一見おだやかな日常を描いた傑作「蓼喰ふ虫」等中期の幅広い作品を収載。
2016/01/10 刊行
第六巻
谷崎潤一郎 著
学校に格差を持ち込む少年達の話「小さな王国」、妻に殺意を抱く男の告白「呪はれた戯曲」、愛妾に踏まれながら死にたいと願う老人の哀話「富美子の足」など大正期の異色作を収載。
2015/12/10 刊行
第四巻
谷崎潤一郎 著
美貌と才智に恵まれた物憂げな貴公子が恋に落ちたのは、人魚でありました――。幻想譚「人魚の嘆き」から自伝的作品「異端者の悲しみ」まで、大正期に書かれた艶やかな作品を収載。
2015/11/10 刊行
第十一巻
谷崎潤一郎 著
美少女ナオミの若々しい肢体と奔放な魅力の虜となった譲治。女の魔性に跪く男の惑乱と陶酔を描いた「痴人の愛」、最初の妻千代をめぐる三角関係が反映した「神と人との間」を収載。
2015/10/10 刊行
第十七巻
谷崎潤一郎 著
美貌で盲目の春琴を師匠と慕い、過剰なまでに献身的に奉公する佐助の胸底にあるのは、被虐趣味か、純愛の極致か。代表作「春琴抄」のほか「蘆刈」「陰翳礼讃」など中期の傑作を収載。
2015/09/10 刊行
第十三巻
谷崎潤一郎 著
光子という美の奴隷となった柿内夫妻は、卍のように絡みあいながら破滅に向かう。官能のなかに心理的マゾヒズムを描いた傑作『卍(まんじ)』、友人芥川龍之介の死を悼んだ文章ほか。
2015/08/07 刊行
第二十巻
谷崎潤一郎 著
波乱に富んだ蒔岡家の麗しき四姉妹の物語も、雪子の婚約で大団円をむかえる(『細雪』下巻)。ほかに京都で暮らした日々を描いた「月と狂言師」、終戦日記である「疎開日記」のほか、雑纂を収める。解題ではひきつづき『細雪』の著者直筆原稿との丹念な校異を行った。
2015/07/10 刊行
辰野隆 著
建築家辰野金吾を父に持ち、名随筆家としても知られる仏文学者が、同窓の谷崎、師として仰ぐ露伴・鴎外・漱石らとの思い出を綴る。昭和初期から戦後までに交流した多才な文学者の素顔や審美眼と学問への深い愛が浮かび上がる自伝的随想集。改造社版の同題本(選集第四巻 昭和二四年刊)を底本にした完全版を文庫化。
2015/06/30 刊行
第十九巻
谷崎潤一郎 著
戦時へと移りゆく昭和十年代の大阪船場を舞台に、上流家庭の美しい四姉妹の生き様を絢爛と描いた傑作、『細雪』上巻と中巻を収める。著者自筆原稿との丹念な校異もおこない、作品成立の背景を追った。
2015/06/10 刊行