ホーム > 中公新書 > 琉球処分

中公新書
琉球処分

琉球処分「沖縄問題」の原点

塩出浩之 著

琉球処分とは、日中の両属国家だった琉球王国を日本が強制併合した過程をいう。1872年の琉球藩設置から、「処分官」派遣、警察・軍隊を動員した79年の沖縄県設置、80年の強く抗議する清国との八重山分島交渉までを指す。国王は東京に送られ、島内では組織的抵抗が日清戦争まで続く。本書は、併合の過程とその後を精緻に追い、清国や西洋諸国を巻き込み東アジアに新秩序をもたらした「沖縄併合」の全貌を描く。

書誌データ

  • 初版刊行日2025/6/20
  • 判型新書判
  • ページ数280ページ
  • 定価1100円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-102860-0

書店の在庫を確認

オンライン書店で購入


※発売前、品切れ等で指定の購入ページに飛ばないことがあります。予めご了承ください。

SNS公式アカウント情報


web中公新書

中公新書ニュース・トピックス

2025/08/29
「日本政治学のこれまでとこれから ―二つの『政治学史』から―」開催のお知らせ
2025/08/28
『日ソ戦争』著者・麻田雅文さんの講座『知られざる「日ソ戦争」の真実』のお知らせ
2025/06/26
『クーデター――政権転覆のメカニズム』(中公新書)刊行記念トークイベントのお知らせ
2025/06/03
『日ソ戦争』が第26回読売・吉野作造賞を受賞
2025/03/17
『外交とは何か』刊行記念トークイベントのお知らせ

中公新書ランキングベスト5

総合ランキングベスト5