『日本政治学史』 まえがき
まえがき――科学としての政治学の百年 ひと頃まで、日本の政治学の歴史は、その語、ら、れ、な、さ、が嘆かれてきた。日本で最も引用された政治学者の丸山眞男(1914~96)は、1…[続きはこちら]
2024/12/24
まえがき――科学としての政治学の百年 ひと頃まで、日本の政治学の歴史は、その語、ら、れ、な、さ、が嘆かれてきた。日本で最も引用された政治学者の丸山眞男(1914~96)は、1…[続きはこちら]
2024/12/24
近衛文麿首相には秘策があった。日本とアメリカ合衆国との戦争を回避する秘策である。 1941年半ば、両国は破局の瀬戸際にあった。そこで事態を収束させるべく、近衛はフランクリン・…[続きはこちら]
2024/12/24
はじめに―知られざる未来の「準超大国」の実力 日本人なら誰もがカナダを知っている。 「赤毛のアン」、ナイアガラの滝、メープル・シロップ、ロッキー山脈、さらに、北極地域に暮…[続きはこちら]
2024/12/24
英語で話す、メールを書く、会議で議論する……。自分の考えを英語で伝えたい、「使うため」の英語を学びたい! そんな人々に本書は、ELF(エルフ)=「世界の共通語(リンガ・フランカ)と…[続きはこちら]
2024/12/23
イノベーションとは、経済的な価値を生み出す新しいモノゴトを指します。創造的破壊(Creative Destruction)とも言われ、企業の競争力や経済成長の源泉になります。私た…[続きはこちら]
2024/11/25
はじめに――なぜドイツと対比するのか 昨今、わが国の研究力の衰退が大きな関心をよんでいる。学術論文の数で他国に抜かれたとか、世界大学ランキングで日本の大学の順位が下がったなど…[続きはこちら]
2024/11/22
脳は実に不思議な器官です。私たちは美しい景色を見ることも、さまざまな思い出を想起することもできます。細胞の集合体に過ぎない脳で、どのようにして多彩な高次機能――言語や記憶をあやつ…[続きはこちら]
2024/11/20
里親や特別養子縁組は、生みの親と暮らせない子どもたちを自身の家に迎え入れて養育する制度である。妊娠・出産を経ることなく、中途から子どもを養育する。そのような特殊性をもつ制度のもと…[続きはこちら]
2024/10/26
本書は「死」をめぐる諸宗教の神話や教えや思想を、歴史的に通覧するものである。 宗教は人生最後の謎「死」に挑んできた。宗教にとって「死」が本質的なテーマである黎明期とは言うまで…[続きはこちら]
2024/10/25
加か耶やとは、3世紀から6世紀にかけて、朝鮮半島南部にある洛東江ナクトンガン(大テ邱グ、釜プ山サンを通り朝鮮海峡に流れる)の流域に存在した十数ヵ国の小国群を示す名称である。 …[続きはこちら]
2024/10/24
日本史といえば、武士政権が初めてできた源げん平ぺい合かっ戦せんから鎌倉時代のはじまりの時期と、群雄割拠する戦国時代、幕末を中心とした江戸時代などの人気が高い一方で、たとえば本書で…[続きはこちら]
2024/10/23
1990年代半ばから2000年代前半の、バブル景気崩壊後の経済低迷期に就職した「就職氷河期世代」は、若年期に良好な雇用機会に恵まれなかった結果、中年期に至る今も様々な問題を抱えて…[続きはこちら]
2024/10/22
現在では、科学や学問というものは大学などの研究者が担うのが当然だと思われている。しかし、かつては独学のアマチュアたちこそが学問の中心だった時代があった。自分の関心のあるテーマを自…[続きはこちら]
2024/10/03
33%。 この数字は、1914年に勃発した第1次世界大戦で、その年に20歳を迎えたフランス人男性が、大戦中に命を落とした割合である(Héran 2014)。1894年に生まれ…[続きはこちら]
2024/10/01
本書の旧版が出版されたのは、バラク・オバマ大統領が再選され、第2期が始まったばかりの2013年3月のことだった。初当選した2008年の選挙では、黒人の投票率は64パーセントを記録…[続きはこちら]
2024/09/26
「果物が日本を動かしてきたなんて、そんなわけない!」と思うのは自然な感覚だ。 食べ物は一国の運命をも左右する存在である。たとえば、「主食」にあたる作物はその国の歴史にいとも簡…[続きはこちら]
2024/09/24
スペインは、ヨーロッパにあるが、アフリカでもある。西洋でありながら、東洋(オリエンタル)的な要素も併せ持つ。なぜスペインではこのように他のヨーロッパ諸国とは異なるエキゾチックな文…[続きはこちら]
2024/09/20