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森と高原と古城の国
薩摩秀登 著
九世紀のモラヴィア王国の誕生以来、歴史に名を現わすチェコ。栄華を誇った中世のチェコ王国は、そののち、ハプスブルク家に引き継がれ、さらに豊かな文化を生み出した。二十世紀に至って、近代的な共和国として生まれ変わったのち、第二次世界大戦後の共産化によって沈滞の時代を迎えるが、ビロード革命で再出発した。ロマンティックな景観の背後に刻印された歴史を、各時代を象徴する人物のエピソードを核に叙述する。
2006/03/25 刊行
近代日本貴族の虚像と実像
小田部雄次 著
明治維新後、旧公卿・大名、維新功労者などから選ばれた華族。「皇室の藩屏」として、貴族院議員選出など多くの特権を享受した彼らは、近代日本の政治、経済、生活様式をリードした「恵まれた」階級のはずだった。日清・日露戦争後、膨大な軍人や財界人を組み込み拡大を続けたが、多様な出自ゆえ基盤は脆く、敗戦とともに消滅する。本書は、七八年間に一〇一一家存在したその実像を明らかにする。巻末に詳細な「華族一覧」付き。
2006/03/25 刊行
小島俊明 著
物語にちりばめられたメタファーやシンボル、アレゴリーに注意して読みとくことで、『星の王子さま』の本当の深遠さにたどり着くことができる。物語を通して、王子さまから読者へ贈られたプレゼントとは……? 著者自身による新訳を掲げながら、王子さまのメッセージを伝える。
2006/03/25 刊行
ソロモン1942
横山信義 著
ガダルカナル制圧に向かう挺身攻撃隊が米艦隊と会敵。旗艦比叡に続き大和も照射射撃を敢行し、挺身攻撃隊は一気に攻勢をかける。だが、乱戦のなか瀕死の米駆逐艦の放った魚雷が大和を襲う!
2006/03/24 刊行
サンテグジュペリ 著 小島俊明 訳
砂漠に不時着した飛行士の前にあらわれた、不思議な男の子。彼は遠い星からやってきた王子さまだった。「おとなしい羊を描いて」とねだる王子さまと語り、絆を創ったふたりは大切な時間を過ごす。しかし、やがて別れのときが……。永遠の名作を、カラー挿絵とともに原作の素顔を伝える新訳でおくる。
2006/03/24 刊行
谷崎潤一郎 著
左大臣時平のおもわれ人となった北の方は年老いた夫や幼い子と引き離され、宮中奥深くに囲われてしまう。母を恋い慕う幼い滋幹は母の情人がしたためた恋文を自らの腕にかくし、母の元に通う。平安文学に材をとった谷崎文学の代表作。
2006/03/24 刊行
子母澤寛 著
武士の世から、庶民の世へ。世の中の価値観が大きく変わり、多くの血が流された幕末維新。その激動の時代の中で、最後にして最強の剣客といわれた榊原鍵吉。時代の荒波にもまれながらも、剛直に剣一筋に生きた生涯とその成長とを小気味よく描く著者渾身の一冊。
2006/03/24 刊行
デルフィニア戦記外伝
茅田砂胡 著
大国デルフィニアを代表する大貴族であり国王の縁戚でもある筆頭公爵家の総領と、地方貴族の子息ながら天才的な剣士。国王崩御という動乱の陰でふたりは戦う――未来を掴むそのために!
2006/03/24 刊行
柏枝真郷 著
グリニッチ・ヴィレッジで乱射事件発生。現場に踏み込んだセシルの目に映ったのは、銃を握りしめ座り込む新米警官だった。そこで何が起こったのか――真相を追い、二人はNYを駆けめぐる!
2006/03/24 刊行
筒井康隆 著
小説に未来はあるか。永遠の前衛作家が現代文学へ熱きエールを贈る「現代世界と文学のゆくえ」ほか、断筆宣言後に綴られたエッセイ100篇の集成。〈解説〉青山真治
2006/03/23 刊行
サンテグジュペリ 著 小島俊明 訳
砂漠に不時着した飛行士が出会ったのは、ほかの星からやってきた王子さまだった。永遠の名作を、カラー挿絵とともに原作の素顔を伝える新訳でおくる。
2006/03/23 刊行
前原政之 著
いま初めて明かされる真実。トップリーダーの核心に迫った待望のノンフィクション。自ら初めて語る事柄が満載、知られざる生い立ちから入信そして発展・飛躍の過程が一冊になりました。
2006/03/20 刊行
村上春樹 訳 レイモンド・カーヴァー 著
最初の数行でその世界は完璧に提示される――絶望の中に漂うおかしみ、名状しがたい不安とささやかな温もり。全米図書賞候補となった処女短篇集より、表題作を含む九篇に訳者による作品解説を付す。
2006/03/10 刊行
村上春樹 編訳
R・カーヴァーの創作をめぐる〈文学的事件〉とは? T・オブライエンやJ・アーヴィング他、出会った作家達とのエピソードを交えて、新聞・雑誌記事からアメリカ文学界を読む。訳者最新エッセイも収録。
2006/03/10 刊行
ローマが残した無限の遺産
小林標 著
かつてローマ文明を支えたラテン語の生命力は、二千年経った現在でも衰えていない。ラテン語は、生物学などの学問やキリスト教に使われるとともに、イタリア語やフランス語、スペイン語などをも生み出した。さらに、その言語構造が持つ普遍性ゆえに、英語や日本語にも影響を与えている。身近な言葉や箴言、いまも残る碑文などの豊富な例をひきながら、ラテン語の特徴やその変遷、ラテン文学のエッセンスを楽しく語る。
2006/02/25 刊行