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1988/09/05 刊行
奥村土牛 著
土牛百歳。その流麗な描線と端厳な色彩は壮年を凌ぎ、更に新境地に挑み続ける。日本画壇最高峰の精進の軌跡と芸術の秘奥を明かす。〈解説〉河北倫明
1988/07/09 刊行
外交とヴィジョン
北岡伸一 著
後藤新平が、台湾総督府民政長官や満鉄総裁として植民地経営に辣腕を振い、鉄道院総裁として国鉄の発展の基礎を築き、都市計画に雄大なヴィジョンを示したことは今日なお評価されるが、外交指導者としては、ほとんど忘れられている。しかし、当時にあっては矛盾と飛躍に満ちた言動ながら後藤の人気は高く、「唯一の国民外交家」とまで評されるほどであった。本書は、外交指導者の条件を問いつつ、後藤新平の足跡を辿る評伝である。
1988/06/25 刊行
わが青春譜
平山郁夫 著
広島での被爆、仏教画への第一歩とシルクロードへの旅立ち。自らの半生と「仏教伝来」以来の壮大な画業の内面を記す感動の自伝。〈解説〉大岡 信
1988/05/10 刊行
森洋子 編著
巨匠と画家一族4代170年余の絵画活動をカラー181図・参考図版600余で再現する世界初の試み。更に千枚をこす画家論解説。著者20年余の研究を集大成したブリューゲル画集の決定版。
1988/01/20 刊行
外山滋比古 著
非論理的といわれている日本語の構造を、多くの素材を駆使して例証し、欧米の言語と比較しながら、日本人と日本人のものの考え方、文化像に説き及ぶ。
1987/11/10 刊行
ハレの女たち
佐伯順子 著
遊女とはかつて・性・を・聖なるもの・として生き、神々とともに遊んだ女たちであった。本書は従来の遊女史の枠を越え、万葉集、謡曲、梁塵秘抄から御伽草子、近松、西鶴、荷風、吉行淳之介に至るまで、文学に現われた遊女像の系譜を辿りつつ、文化を育んだ・遊び・の姿を明らかにする。ホイジンガの遊戯論に示唆され、比較文学の手法を駆使して試みられた遊女論であるとともに、新しい文化論、女性論への展望を拓く意欲作。
1987/10/25 刊行
岸田麗子 著
一連の代表作「麗子像」、そのモデルの回想記。三十八歳で世を去った天才画家岸田劉生を最も身近に見て育った娘が澄んだ眼で記す。
1987/10/10 刊行
池田理代子 著
吹き荒れる革命の嵐の中で、オスカルは女性としての愛を知っていく。心からオスカルを見守るアンドレの深い愛の行方は……。愛と策謀渦巻く宮廷を巡る大長編。堂々のフィナーレ!
1987/04/28 刊行
池田理代子 著
フランス国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの近衛連隊長オスカルは、父の意志で男として育てられた。その美貌は宮廷の女性の憧れの的であった。愛と策謀渦巻く宮廷劇の大作。
1987/03/28 刊行
佐伯彰一 他
幕末日本は異国人に扉を開いた「謎と神秘の国」であった。以来一三〇年、世界第二の経済大国に成長した「奇蹟」に至るまで、外国人のわが国に対する関心は、書き手・内容共に多彩な日本論を生み出した。このうち、ゴンチャロフの『日本渡航記』からM・パンゲ『自死の日本史』まで、創見に富み、思いもかけぬパースペクティブを示し、それによって日本人の自己認識を深め豊かにしてくれる秀れた日本人論42篇を選んで解説する。
1987/03/25 刊行
中西進 著
つひにゆく道とはかねて聞しかどきのふけふとは思はざりしを――。世に知られた在原業平の臨終の歌である。この歌を契沖や本居宣長は死に臨んでの人間の偽りのないまことの心としているが、契沖も万感こもることばを遺し、宣長にも有名な遺言状に添えた「詠草」がある。このように古来、日本人は末期の感懐を様々のことばに託してきた。その中から六〇人を選び出し、死へのまなざしが生んだ純粋な自己発見の姿を探り出す。
1986/12/20 刊行
澁澤龍彦 著
三島由紀夫の最期に際して綴られた「絶対を垣間見んとして……」など、十五年にわたる交流から生まれた、同時代人・三島の人物と文学への敬意に満ちた一冊。
1986/11/10 刊行
ジョージタウン・ロー・スクール留学記
阿川尚之 著
弁護士社会といわれるほどロイヤーの活動の場と機会が多いアメリカで、ロイヤーはいかにして生まれるのか。一九八一年当時、ロー・スクールのJ・D・プログラムに進む日本人が極めて少なかった頃、正規の三年間コースを修めるために留学した一企業人の奮戦記である。名門ロー・スクールでの厳しい学業を卒え、無事司法試験に合格するまでを描いて、アメリカ社会の一断面を鮮やかに浮び上がらせる。
1986/10/25 刊行
岩田政義 著
犯罪捜査の世界で〝鑑識の神様〟とよばれ、伝説化されている警視庁警視の、小説を圧倒するおそるべき体験記。現場百回から生まれた秘話四十篇。
1986/09/10 刊行