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帝国と賢者
内山勝利 編
ヘレニズム時代やローマ時代には、いわば古代におけるグローバリゼーションが進展しました。知のフロンティアが飛躍的に拡大したのです。数学・医学・天文学といった自然学、論理学や言語学思想も成熟をみました。世界市民たる賢者たちは、柱廊や庭園で人間と宇宙の運命に思いを馳せ、また大いなる一者への帰還を希求しました。彼らの叡知と生き方はキリスト教思想に引き継がれるとともに、いまなお現代人の共感を呼んでいます。
2007/10/10 刊行
人生を語る
ポール・モラン 著 山田登世子 訳
孤高の少女時代からモード帝国を築くまでが、自身の肉声により甦る。清新な全訳と綿密な注釈により恋愛遍歴や交友録が明らかに。唯一の回想録を新訳。
2007/09/25 刊行
伊東俊太郎 著
四~一四世紀のギリシア・ラテン・アラビア科学を統一的視野で捉え、近代科学の素性を解明。科学史の忘れられた一千年の空隙を埋める名著。〈解説〉金子 務
2007/09/25 刊行
谷崎潤一郎 著
夭折した母によく似た継母。主人公は継母への憧れと生母への思慕から二人を意識の中で混同させてゆく。谷崎文学における母恋物語の白眉。〈解説〉千葉俊二
2007/09/25 刊行
谷甲州 著
鹵獲した電子信管の運用は遅れ、期待の長射程噴進爆弾〈丸大兵器〉の開発も難航するなか、ハワイ海域の米海軍に不審な動きが。未知の新造空母出現か……緊迫する太平洋戦線の行方は!?
2007/09/25 刊行
井上祐美子 著
北方の脅威・女真族の金国に皇帝らが連れ去られて十年。太平を貪る南宋の都に北から逃れ来た帝姫と名乗る美女があらわれた。主だった皇族は北に囚われたまま、現皇帝とは面識がなく、帝姫との確証がない。その見極めと隠れさた真相とは――? (表題作)。繁栄する中国宋代を舞台に描く佳作七編を収録。
2007/09/25 刊行
富樫倫太郎 著
我が子を殺され、甚八を獄門台に送るべく執拗に食い下がる岡っ引き・蝮の忠蔵。その頃、仁兵衛の罠から辛くも逃れた子分・雛次郎は、復讐の牙を研ぎつつ大和屋の一万両の奪還を図る。仁兵衛は甚八を牢抜けさせ、雛次郎を始末させようとするが、その時、甚八は衝撃の事実を知らされた……。獣と獣の喰らい合いの末に待つものは!?
2007/09/25 刊行
富樫倫太郎 著
薬の行商を生業とする甚八は、町娘おるいに所帯を持ちたいと告白する。しかし彼の正体は阿修羅の仁兵衛を頭目とする盗賊団の一人だった。おるいのために足を洗うことを決意する甚八。一方、仁兵衛は一万両の金を強奪すべく、大店・大和屋に目をつける。押し込みの掟は皆殺し! これを最後の稼ぎと覚悟する甚八だが……。
2007/09/25 刊行
横山信義 著
アイスランド撤退、パナマ運河閉塞――本土に閉じ籠もったかにみえた米軍は、超長距離重爆B36を投入し反攻、ロンドンと東京に大空襲を。追いつめられた同盟軍はついに米本土強襲へ!
2007/09/25 刊行
微笑みの国の真実
柿崎一郎 著
一三世紀以降、現在の領域に南下し、スコータイ、アユッタヤーといった王朝を経て、一八世紀に現王制が成立したタイ。西欧列強の進出のなか、東南アジアで唯一独立を守り、第二次世界大戦では日本と同盟を組みながらも、「敗戦国」として扱われず、世渡りの上手さを見せてきた。本書は、ベトナム、ビルマなどの周辺諸国、英、仏、日本などの大国に翻弄されながらも生き残った、タイ民族二〇〇〇年の軌跡を描くものである。
2007/09/25 刊行
熱砂の星パライソ1
宝珠なつめ 著
賞金稼ぎレーンは、ひとり怪物に立ち向かう少年を助ける。姉を助けに行くと語るルディを見捨てられず、同行を引き受けたが……二人の長く危険な旅が始まる! SFガンアクション、開幕!!
2007/09/25 刊行
江原啓之 著
あなたが心惹かれ、縁を持った動物たちはみな、たましいを磨きあう仲間です。人と動物が永遠の絆を育てるための、初めてのスピリチュアル・ブック。インスピレーション訓練カード付。
2007/09/25 刊行
谷崎潤一郎 著
若くして死んだ母そっくりの継母。主人公は継母へのあこがれと生母への思慕から、二人の存在を意識のなかでしだいに混乱させてゆく。谷崎文学における母恋物語の白眉。ほかに晩年のエッセイ四篇を収載。初文庫化。
2007/09/25 刊行
村上春樹 訳 レイモンド・カーヴァー 著
「詩を書く生活」を取り戻した幸福に忍び寄る死の影--切実にして純粋、危ういほどに研ぎ澄まされた円熟期の結晶的詩集。『水と水とが出会うところ』と『ウルトラマリン』の訳者解説収録。
2007/09/10 刊行
山崎正和 著
二十世紀思想の病―ナショナリズム、歴史主義、近代国家論をどう克服するか。情報化が進める教養の衰退、活字文化の危機にどう対処するか。〈解説〉北岡伸一
2007/08/25 刊行