食の人類史
ユーラシアの狩猟・採集、農耕、遊牧
佐藤洋一郎 著
人は食べなければ生きていくことはできない。人類の歴史は、糖質とタンパク質のセットをどうやって確保するかという闘いだった。今では、西洋では「小麦とミルク」、東洋では「コメと魚」のセットとして摂取されることが多いが、山菜を多食し、採集文化が色濃く残る日本のように、食の営みは多様である。本書は、ユーラシア全土で繰り広げられてきた、さまざまな生業の変遷と集団間の駆け引きを巨細に解読する。
書誌データ
- 配信開始日2018/1/12
- 判型中公eブックス
- 希望小売価格1012円(10%税込)