ロシアとは何ものか

過去が貫く現在

池田嘉郎 著

ロシアは過去一〇〇年ほどのあいだに、帝政から共産党独裁へ、そして大統領制国家へと変転を遂げた。だが、ロシア史を貫く基本構造は同じである――。ロシア史を大づかみにとらえた上で、ロシア革命期の自由主義政党カデットや社会主義者最左派のボリシェビキの活動の実態から、プーチン政権の権力のあり方までを考察。そこに生きた人間の運命を通して、世界史の今後にとって大きな意味をもつ「ロシアとは何ものか」を見極める。

書誌データ

• 初版刊行日2024/5/9
• 判型四六判
• ページ数320ページ
• 定価2200円（10%税込）
• ISBNコードISBN978-4-12-110151-8

書店の在庫を確認

• ❑紀伊國屋書店　❑丸善＆ジュンク堂書店
• ❑旭屋書店　　❑有隣堂　　❑TSUTAYA