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憧憬・嫉妬・熱情が渦巻く短編集
長山靖生 編
無垢な少女から妖艶な熟女まで一一。鴎外、花袋、荷風、漱石、谷崎、安吾、太宰たちが、憧れ、翻弄された女性たちを描く。女性は思春期を経て、恋愛・婚約・結婚に。悩みや荒みを抱えながら、やがては倦怠または不倫へと至ることも? 時代の変化に応じて、社会的自立や自覚が芽生えた主人公の生き様からは、近代日本の「女の一生」がみえてくる。(収録作品)森鴎外「杯」田山花袋「少女病」立原道造「白紙」永井荷風「庭の夜露」山川方夫「昼の花火泉鏡花「雪の翼」夏目漱石「硝子戸の中」中島敦「下田の女」谷崎潤一郎「青い花」芥川龍之介「なぜソロモンはシバの女王とたった一度しか会わなかったか?」高見順「強い女」堀辰雄「辛夷の花」坂口安吾「いずこへ」久生十蘭「姦」太宰治「葉桜と魔笛」
2023/12/28 刊行
齋藤孝 著
年を重ねた今だからこそ、わかる本がある。博覧強記の齋藤教授が、文学や哲学からマンガまで古今東西の作品をもとに、人生100年時代を充実させるヒントを伝授。谷崎潤一郎の「変態」な記録、闘う美しい高齢者を描く『老人と海』、江戸時代の「健康本」、「三大幸福論」の魅力など。挫折した本に再挑戦するコツ等の「ライフハック読書術」も充実。老後の生活を支えるのは「知性」だ。齋藤式メソッドを身につけて、「老賢者」になろう!
2023/12/07 刊行
齋藤孝 著
年を重ねた今だからこそ、わかる本がある。何歳からだって読書を始めれば、新たな「ステージ」へ。博覧強記の齋藤教授が、文学や哲学からマンガまで古今東西の作品をもとに、人生100年時代を充実させるヒントを伝授。文豪・谷崎潤一郎の「変態」な記録、戦う美しい高齢者を描く『老人と海』、江戸時代の「健康本」、世界「三大幸福論」の魅力などなど。挫折した本に再挑戦するコツなどをまとめた「ライフハック読書術」も充実。老後の生活を支えるのは「知性」だ。齋藤式メソッドを身につければ、若年層を導く安西先生のような「老賢者」にあなたもなれる!1章 「老い楽の日々」こそ希望あり2章 あなたも「老賢者」になれる3章 世界の「シニア小説」を味わおう4章 なぜか落ち着く「江戸」へのいざない5章 いい大人になるための「哲学」入門
2023/12/07 刊行
谷崎潤一郎 著
光子という美の奴隷となり、まんじ巴のように絡みあいながら破滅に向かう者たちを描いた心理的マゾヒズム小説の傑作。他に短篇「蘿洞(らどう)先生」「続蘿洞先生」を収めた。中村明日美子による美麗なカバー画・口絵、挿画十五葉は本文庫版のための描き下ろし。〈解説〉千葉俊二〈註解〉明里千章 附・大正末期から昭和初期の大阪市街地図と蘆屋周辺地図
2023/11/30 刊行
谷崎潤一郎 著
77歳、元気ハツラツ!「今日ハオ爺チャン、ネッキングサセタゲマショウカ」――文豪・谷崎が〈老年の性〉を追究した晩年の最高傑作。挿絵・しりあがり寿。
2023/11/21 刊行
谷崎潤一郎 著
77歳、不能老人のドM生活! 今日ハオ爺チャン、ネッキングサセタゲマショウカ――文豪・谷崎が老年の性を追究した晩年の最高傑作。〈挿絵〉しりあがり寿
2023/11/21 刊行
長嶋有 著
今はもういない者たちの一日一日が、こんなにもいとしい。傷心のOLがいた。秘密を抱えた男がいた。病を得た伴侶が、異国の者が、単身赴任者が、どら息子が、居候が、苦学生が、ここにいた。――そして全員が去った。それぞれの跡形を残して。驚きの手法で描かれる、小さな空間に流れた半世紀。優しく心を揺さぶる著者最高作。各メディアで話題を呼んだアパート小説の金字塔第五二回谷崎潤一郎賞受賞
2023/11/21 刊行
谷崎潤一郎 著
光子という美の奴隷となり、まんじ巴のように絡みあい破滅に向かう心理を描いたマゾヒズム小説の傑作。〈挿画〉中村明日美子〈解説〉千葉俊二〈註解〉明里千章
2023/10/24 刊行
== 特集 ==不正と失態が組織をむしばむ◆〔対談〕相次ぐ不祥事、経営の不条理組織の「黒い空気」をいかに払拭するか▼林 文子×菊澤研宗◆マイナンバー、新型コロナ特別定額給付金……行政・企業のDXが進まない理由▼佐藤一郎◆不祥事対応のエキスパート弁護士が語る危機管理の要諦▼木目田 裕◆心理的安全性が強いチームを作る▼村瀬俊朗◆哲学と経営の交差点「訂正」のダイナミズムを失った日本▼東 浩紀◆〔対談〕「鉄砲を持った役人集団」の失敗から学ぶもの関東軍の「独走」はなぜ起きたのか▼加藤聖文×及川?英=======【時評2023】●アジアが目指すべき「冷戦」▼岩間陽子●ジャニーズ問題で問われるマスメディアのあり方▼井上智洋●nihongonomirai/にほんごのみらい▼河野有理◆〔対談〕不十分なリスク・コミュニケーション、「前のめり」の専門家……新型コロナ対応の教訓をどう生かすか▼牧原 出×河合香織 聞き手:坂上 博◆闇バイト、サイバー犯罪、ローン・オフェンダー……令和の治安危機を食い止めろ──警察大学校元校長の緊急提言▼安田貴彦◆性加害事件としてのジャニーズ問題▼藤森和美●学問と政治~新しい開国進取【第12回】アメリカ同時多発テロと「岡本懇談会」の活動▼北岡伸一◆小泉・安倍政権はなぜ盤石だったのか岸田内閣、長期政権の条件▼竹中治堅== 特集 ==本屋さんの今◆〔対談〕愛書家×元祖カリスマ書店員書棚に宿る店主のまなざし▼鹿島 茂×間室道子◆書店数は最盛期の3分の1に本屋さん復活のカギは流通システム改革と新しい人材▼星野 渉◆〔ルポ〕独立系書店の店主に聞く「うちのこだわり」▼井上理津子《Bookshop Memories》◆自由な立場になった今、再訪したい書店▼黒田東彦◆私の「世界へ通ずる道」▼森まゆみ◆「東京泰文社」の思い出▼松浦弥太郎◆TSUTAYAが見せてくれた世界▼小泉 悠=======【谷崎賞】●令和5年 谷崎潤一郎賞発表受賞作 津村記久子『水車小屋のネネ』選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸●文学的近況 目の検査、賞、陽性、いもむし▼津村記久子◆宮﨑駿とオフ・スクリーンのメディア史『君たちはどう生きるか』の宣伝戦略が浮き彫りにしたもの▼近藤和都◆〔対談〕「月光仮面」放送開始から65年元祖特撮ヒーローは「変身」しない正義の味方▼大瀬康一×鈴木美潮◆追悼 無着成恭戦後教育の羅針となった「山びこ学校」▼木村 元=======《好評連載》●文品 藤沢周平への旅【第7回】世話物の連作──『橋ものがたり』▼後藤正治●炎上するまくら【第83回】 師匠の人間力▼立川吉笑《連載小説》●邪行のビビウ【第8回】▼東山彰良●美土里倶楽部【第7回】▼村田喜代子
2023/10/20 刊行
林文子/菊澤研宗/佐藤一郎/木目田裕/村瀬俊朗/東浩紀/加藤聖文/及川?英 著
== 特集 ==不正と失態が組織をむしばむ◆〔対談〕相次ぐ不祥事、経営の不条理組織の「黒い空気」をいかに払拭するか▼林 文子×菊澤研宗◆マイナンバー、新型コロナ特別定額給付金……行政・企業のDXが進まない理由▼佐藤一郎◆不祥事対応のエキスパート弁護士が語る危機管理の要諦▼木目田 裕◆心理的安全性が強いチームを作る▼村瀬俊朗◆哲学と経営の交差点「訂正」のダイナミズムを失った日本▼東 浩紀◆〔対談〕「鉄砲を持った役人集団」の失敗から学ぶもの関東軍の「独走」はなぜ起きたのか▼加藤聖文×及川?英=======【時評2023】●アジアが目指すべき「冷戦」▼岩間陽子●ジャニーズ問題で問われるマスメディアのあり方▼井上智洋●nihongonomirai/にほんごのみらい▼河野有理◆〔対談〕不十分なリスク・コミュニケーション、「前のめり」の専門家……新型コロナ対応の教訓をどう生かすか▼牧原 出×河合香織 聞き手:坂上 博◆闇バイト、サイバー犯罪、ローン・オフェンダー……令和の治安危機を食い止めろ──警察大学校元校長の緊急提言▼安田貴彦◆性加害事件としてのジャニーズ問題▼藤森和美●学問と政治~新しい開国進取【第12回】アメリカ同時多発テロと「岡本懇談会」の活動▼北岡伸一◆小泉・安倍政権はなぜ盤石だったのか岸田内閣、長期政権の条件▼竹中治堅== 特集 ==本屋さんの今◆〔対談〕愛書家×元祖カリスマ書店員書棚に宿る店主のまなざし▼鹿島 茂×間室道子◆書店数は最盛期の3分の1に本屋さん復活のカギは流通システム改革と新しい人材▼星野 渉◆〔ルポ〕独立系書店の店主に聞く「うちのこだわり」▼井上理津子《Bookshop Memories》◆自由な立場になった今、再訪したい書店▼黒田東彦◆私の「世界へ通ずる道」▼森まゆみ◆「東京泰文社」の思い出▼松浦弥太郎◆TSUTAYAが見せてくれた世界▼小泉 悠=======【谷崎賞】●令和5年 谷崎潤一郎賞発表受賞作 津村記久子『水車小屋のネネ』選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸●文学的近況 目の検査、賞、陽性、いもむし▼津村記久子◆宮﨑駿とオフ・スクリーンのメディア史『君たちはどう生きるか』の宣伝戦略が浮き彫りにしたもの▼近藤和都◆〔対談〕「月光仮面」放送開始から65年元祖特撮ヒーローは「変身」しない正義の味方▼大瀬康一×鈴木美潮◆追悼 無着成恭戦後教育の羅針となった「山びこ学校」▼木村 元=======《好評連載》●文品 藤沢周平への旅【第7回】世話物の連作──『橋ものがたり』▼後藤正治●炎上するまくら【第83回】 師匠の人間力▼立川吉笑《連載小説》●邪行のビビウ【第8回】▼東山彰良●美土里倶楽部【第7回】▼村田喜代子
2023/10/20 刊行
素顔の文豪たち
中央公論新社 編
森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介、谷崎潤一郎、太宰治……文豪の家族や弟子が間近に見たその生身の姿を語る。全集『日本の文学』の月報対談を再編集。全三巻。
2023/04/21 刊行
谷崎潤一郎 著
「不能ニナツテモ或ル種ノ性生活ハアルノダ―――」。七十七歳の卯(うつ)木(ぎ)は嫁の颯(さつ)子(こ)の若さと驕慢さにあこがれ、変形的間接的方法で性的快楽を得ようとする。性に執着する老人を戯画的に描き出した晩年の傑作長篇。単行本未収の随筆「老後の春」と絶筆の随筆「七十九歳の春」を収め、詳細な註釈を加えた。初刊本からとりなおした美麗な棟方志功による板画二十余点を収載。吉行淳之介、千葉俊二による解説つき。
2023/02/28 刊行
谷崎潤一郎 著
性に執着する老人を戯画的に描き出した晩年の傑作長篇。絶筆随筆「七十九歳の春」他、棟方志功による美麗な板画を収載。〈解説〉吉行淳之介/千葉俊二〈註解〉細川光洋
2022/12/21 刊行
ドナルド・キーン 著/角地幸男 訳
知らなかった「キーンさん」がここにいる! 同時代のカワバタ、ミシマの話から「超大国日本論」、そして美味しい料理屋の紹介まで、本邦初訳の27編。 これらは、ドナルド・キーンという類い希な日本文学者が、アメリカの読者に向かって日本をどう紹介したかを示すとともに、アメリカがどんな時に日本について知りたいと思ったか、日本文化を理解しようとしたかを示す、もう一つの戦後日米文化史でもある。目次より〈書評〉谷崎潤一郎『蓼喰ふ虫』E・サイデンステッカー訳〈書評〉大岡昇平『野火』アイヴァン・モリス訳〈エッセイ〉日本文学の翻訳について〈エッセイ〉大歌舞伎、初のニューヨーク興行〈エッセイ〉戦後、日本人は変わったか?〈投稿〉編集主幹へ――日本の選挙を分析する〈書評〉コルタサル『石蹴り遊び』〈エッセイ〉日本文学者という「専門家」の告白〈エッセイ〉川端康成のノーベル文学賞受賞〈エッセイ〉ミシマ――追悼・三島由紀夫〈エッセイ〉超大国日本の果敢ない夢〈エッセイ〉大都会東京の「素顔」など
2022/10/31 刊行
谷崎潤一郎 著
南京に住む憂愁の貴公子が、北国の冷艶にして水中の妖魔たる人魚に激しい恋をする「人魚の嘆き」、妖麗な魔術師に魅せられ欲望のままに半羊神と化す「魔術師」。大正期の耽美的な幻想譚二編。水島爾保布による美麗な挿画二十余点、カラー口絵二葉を完全収載。〈註解〉明里千章〈解説〉中井英夫/前田恭二「水島爾保布小伝」
2022/10/31 刊行