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統帥権の独立

統帥権の独立

帝国日本「暴走」の実態

手嶋泰伸 著

帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権。天皇大権に属し、その「独立」は内閣からの干渉を阻止した。そのため満洲事変以降、陸軍の暴走をもたらした最大の要因とされてきた。しかし近年、通説の見直しが進む。明治政府はなぜ「独立」を必要としたのか。否定論者がいながら、なぜ「独立」は維持されたのか。海軍の役割とは。本書は、軍事の特殊専門意識に着目、明治からアジア・太平洋戦争敗北までの通史を描く。

書誌データ

  • 配信開始日2024/2/9
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格1870円(10%税込)
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