水中考古学
クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニックまで
井上たかひこ 著
水中考古学とは、水面下の遺跡や沈没船を対象とする考古学の一分野である。これまで、欧米の研究チームがクレオパトラ宮殿やタイタニック号を発見し、中国・韓国も国を挙げて沈船調査に取り組んでいる。日本でも、長崎の元寇船調査を中心に、国内の体制が徐々に整えられつつある。著者自身、千葉県沖に眠る幻の黒船を発見し、今も調査を続けている。本書では、自身の体験も織り交ぜながら、探検と研究の現場に迫る。
書誌データ
- 配信開始日2016/8/12
- 判型中公eブックス
- 希望小売価格880円(10%税込)