村松秀 著
コロナ禍により、クラシックの演奏家たちは活動を制限された。演奏会はすべて中止、アンサンブルの練習もできない。自宅の防音室にこもる日々、彼らは音楽、職業、生活について何を考えたのか。本書はNHKプロデューサーのそんな思いから始まった2020年の半年間のドキュメントである。「孤独のアンサンブル」から「孤独のアンサンブル ~希望編」、そして「明日へのアンサンブル」へ。矢部達哉、石田泰尚、池田昭子、高橋敦らプレイヤー一人一人の思いとあの「音」が甦る。*「孤独のアンサンブル 三部作」ブルーレイディスク、キングレコードより同時発売