『大学改革―自律するドイツ、つまずく日本』/竹中亨インタビュー
昨年(2024年)は、戦後最大の大学改革「法人化」から20年。そんな節目に噴出したのが、東大の学費値上げであり、国立大学の厳しい台所事情でした。「窮状の原因は法人化」としばしば言わ…[続きはこちら]
2025/04/03
昨年(2024年)は、戦後最大の大学改革「法人化」から20年。そんな節目に噴出したのが、東大の学費値上げであり、国立大学の厳しい台所事情でした。「窮状の原因は法人化」としばしば言わ…[続きはこちら]
2025/04/03
経済成長の起爆剤として期待され、ニュース番組や新聞などでも盛んに取り上げられるイノベーション。将来への新しい希望として語られがちですが、「創造的破壊」とも言われるように、人々のスキ…[続きはこちら]
2025/03/21
日本ではこれまであまり知られていなかった、英語の新しい考え方、それが「ELF=共通語としての英語」です。「使うための英語」と「学校や試験の英語」との違い、「ELF」と、「ネイティブ…[続きはこちら]
2025/02/25
高校世界史の教科書には必ず登場し、『旧約聖書』にも描かれる古代の超大国アッシリア。そのはじまりから滅亡までを描いた『アッシリア全史 都市国家から世界帝国までの1400年』著者の小林…[続きはこちら]
2025/02/18
はじめに――食と社会の未来を求めて 隣町に行けば言葉もパスタも変わる――。イタリア料理は味わいのみならず、多様性が魅力。地域の風土・歴史に根ざした食材や伝統料理法が受け継がれて…[続きはこちら]
2025/04/30
組織の不祥事が報道されると「自分なら絶対にやらない」と思う。だが、いざ当事者になると、個人なら行わない悪事でも多くの人は不承不承、あるいは平気でしてしまう。なぜ集団になると、簡単に…[続きはこちら]
2025/04/28
歴史上もっとも有名な政治家の一人と言ってもよい、イギリスの首相ウィンストン・チャーチルに関する説話から始めよう。第二次世界大戦を通じてイギリスを率いた彼は、ヨーロッパで孤立状態の…[続きはこちら]
2025/04/22
ナチスドイツがチェコスロバキアを併合した1939年3月、ソ連封じ込め政策で知られた米国の外交官ジョージ・ケナンは、首都プラハの米国公使館に勤務していた。第二次世界大戦が勃発する半…[続きはこちら]
2025/03/28
増補版発刊にあたって 1990年、わたしの5冊目の著書『書の終焉―近代書史論』が思いがけなくもサントリ―学芸賞を受賞した。表彰式後の懇親会で当時の中公新書の編集長の紹介を受け…[続きはこちら]
2025/03/28
かつて「一億総中流」といわれた時代があった。1958年度から実施されている「国民生活に関する世論調査」に由来するもので、関連する設問は以下のとおりである。 あなたのご家庭の生…[続きはこちら]
2025/03/28
どれほど消費者調査をしても、人々が気付いていない未来のニーズは掘り起こせない。だが、デザインにはそれが可能だ。本書は、「デザイン経営とは何か」を解説し、デザインプロジェクト中心の経…[続きはこちら]
2025/03/21
1919年3月初旬、まだ春の兆しの遠いモスクワ。 ロシア革命後に始まった内戦と諸外国からの干渉によって混乱の続く国内情勢のさなか、壮麗な旧ロシア帝国宮殿クレムリン内の小さなホ…[続きはこちら]
2025/02/21
拙著『神道とは何か――神と仏の日本史』が刊行されてから既に12年になる。その間、1年か2年の間隔で版を重ねて、既に第9版にまで来ている。増刷の機会ごとに、気がついた誤記・誤植、事…[続きはこちら]
2025/02/21
私たちは、ふだん何気なく「能力」や「探究」、「主体性」といった言葉を使っている。これらはいずれも、日本の教育を考える際に必ずと言ってよいほど登場する言葉だが、実は、多義的で捉え方…[続きはこちら]
2025/02/21
日本近現代史研究の核心 「あの悲惨な戦争を二度と繰り返してはならない」。アジア・太平洋戦争の日本にとっての終戦月である8月、そのような趣旨のテレビ番組が連日放送される。戦争の記…[続きはこちら]
2025/02/21
ユダヤ教を信仰する民族、ユダヤ人。学問・芸術に長けた知力、富のネットワーク、ホロコーストに至る迫害、アラブ人への弾圧――。五大陸を流浪した集団は、なぜ世界に影響を与え続けているので…[続きはこちら]
2025/02/17
1937(昭和12)年7月の日中戦争の勃発から、アジア・太平洋戦争の敗戦までに、約230万人の日本軍兵士が戦争で死んだ。その多くは戦闘による死ではなく、病気による死(戦病死)だっ…[続きはこちら]
2025/02/07
2001年12月、成婚9年目にして、皇太子夫妻(現在の天皇、皇后)に待望の第一子、愛子内親王が誕生した。ついで06年9月には、秋篠宮家に悠仁親王が誕生。皇位継承資格を有する皇族男…[続きはこちら]
2025/02/06
まえがき――ある巡り合わせ ある金曜日の深夜。ニューヨークはブルックリンのボローパーク地区を自転車で移動していると、黒服に黒帽子を身に着けた少年に呼び止められた。家の電灯が云…[続きはこちら]
2025/02/05
アッシリアは、イスラエルの民を虜囚にし、敵対民族を残酷に処刑したとして、『旧約聖書』では悪役に描かれる。だがその実像はバビロニアの先進文明に学び、長きにわたって栄えた個性的な国だ。…[続きはこちら]
2025/02/04