2008年4月7日に受賞者の方々に出席して頂き、弊社で授賞式が行われました。
また、正式タイトルとペンネームが決まりましたのでお知らせ致します。
大賞受賞作
『翡翠の封印』 夏目翠
特別賞受賞作
『マルゴの調停人』 木下祥
『紺碧のサリフィーラ』 天堂里砂
この三作は、2008年7月25日に刊行されます。
ご応募くださいました皆様、誠にありがとうございました。
『王妃微笑』 槇和泉
『王妃微笑』 槇和泉
〈あらすじ〉
特異な力と心に負った傷を秘めた、歴史ある国の王女。政略のため新興の騎馬民族国家に嫁ぐことになる。奇妙だが魅力的な少年王とのふれあいで次第に凍りついた心を溶かしてゆく王妃に、その能力を狙って魔の手がしのびよる。
〈受賞コメント〉
この物語を形にしたい。その一心で書いた小説が、色々な意味で人生を変えてくれました。今回の受賞は身にあまる栄誉であり、とても嬉しく思っています。本当にありがとうございました。
『B.A.(ぶえのす あいれす)コンフィデンシャル』 入庭園子
『紺碧のパラディーゾ』 さとみ桜
『B.A.(ぶえのす あいれす)コンフィデンシャル』 入庭園子
〈あらすじ〉
ごく普通の高校生・ケンは、単身赴任中の父に会うために訪れたブエノスアイレスで事件に巻き込まれる。どうやら彼はモンスター間の諍いをおさめる「調停人」の候補のようで……?
〈受賞コメント〉
路上に停めた車の中で受賞の知らせを受けました。驚きすぎて他人事のような反応をした記憶があります。
全く実感はありませんでしたが、編集部にお邪魔するなどしてだんだん実感せざるを得なくなり、今ではやっていくぞという決意と共に腹をくくりました。
書きたいもの、伝えたいことでいつも頭はぱんぱんになっています。それをどこまで作品としてこの世に出すことが出来るか、これから自分との戦いになりそうです。
『紺碧のパラディーゾ』 さとみ桜
〈あらすじ〉
ライングラント海軍艦長サリフ。自らが犯した過去の「罪」と向き合うため、自艦から脱走する。目指すは故郷――3000年前に沈んだ神の島シェイン。しかし、一路突き進むサリフに、謎の追っ手が迫る!
〈受賞コメント〉
受賞作を書いていた昨年の夏、車上狙いに遭って車の窓を粉々に砕かれました。そろそろ見直しを、と思い始めた頃、パソコンが壊れました。「もしかしてこの作品は呪われているのではないか!?」とか思いもしましたが、このように過分な賞をいただき、こんなオチならいいかなと思いました。
応援してくれた友人たち、編集部の皆さま、この作品に関わったすべての方に感謝を捧げます。
※掲載は筆名、タイトルの順です。(順不同、敬称略)
杉多泉美 |
カーネフェルの花冠 |
※掲載は、筆名、タイトルの順です(順不同、敬称略)
新条れいら |
夢喰い喫茶 |