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単行本

原点

勝ち続ける組織作り

原辰徳 著

頼れるリーダーとして活躍する原監督の原点とは何なのか。その半生を辿りながら、勝つ組織を作り、進化し続けていく秘訣を日本のビジネスマンをはじめとする“リーダー”たちに問う。

書誌データ

  • 初版刊行日2010/3/25
  • 判型四六判
  • ページ数236ページ
  • 定価1650円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-004108-2

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目次

第一章 自分で考え、決める力
時と人が僕を育てた/「辰徳」、誕生/父のすごさ、野球のすごさ/〝意思力〟の芽生え/信頼と尊敬が子どもを育てる/一度だけの異議/意思力がパワーを生む/中間管理職の条件/うまい選手より強い選手/尊敬すべき子ども/有言実行で自らはい上がれ/もう一人の「原監督」

第二章 父から学んだ力
〝父子鷹〟の覚悟/二つの顔/唯一の反抗/父子の道、さらに続く/引き際/横になって考えるな/父の涙/二人の原監督/偉大なる母/母の想い

第三章 人をひきつける力
「素直さ」「朗らかさ」「謙虚さ」/教えられることの新鮮さ/固定観念はちっぽけなもの/長嶋流コーチ教育/監督たちの教え/志を一つに/嫌なことこそ率先して/人生は他動的

第四章 失敗から学ぶ力
弱さは恥ではない/負のエネルギーをプラスにする方法/再建に向けて①――少しの我慢/再建に向けて②――規律を正す/再建に向けて③――役割分担/再建に向けて④――思い切った改革/維新

第五章 活かす力
強い選手とは/ぶれない強さ/実力至上主義/勝つための〝危機管理〟/日々進化し続けるチーム作り/考えた言葉は必ず残る/未然に防げたことはあとから言うな/流されない、ぶれない/競争意識の賜物/へそで調子を見極める/威力ある作戦/尊敬しているからこそ/気付くことが成長につながる

第六章 育てる力
信賞必罰/力をつけるための〝罰〟/非情さは是か非か/言葉を刃に/先々への備え/選手は強いようで弱い/力を出し惜しんで勝てるわけがない/弱いときこそチャンス/マイナスを引きずってもいいことなし/第一のハードル「自分らしさを出す」/自分の領域を持つ/第二のハードル「幅を広げる」

最後に 強い組織を作るには~監督の心得
監督を引き受ける覚悟/監督は、1年ごとの積み重ね/平常心を保つ/勝っても負けてもリラックス/自立と自己犠牲できるのがプロ/野球における自己犠牲/自立した選手/これが最高のチームプレー/原点へ

<その他、原監督が語るWBCや父、選手から見た原監督などコラムも充実>