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日本語の個性 改版

日本語の個性 改版

外山滋比古 著

もともと日本語は「終りよければすべてよし」の構造で、重心は末尾の動詞にあった。だが次々と登場した名詞群に関心が移り、バランスが崩れた結果、長く培われてきたおもしろさは失われた。それは翻訳文化の影響だといえる。日本語本来の魅力を取り戻すうえで、話し言葉がもつ豊かさこそ重要なカギとなるのではあるまいか――。日常の言語生活にひそんだ盲点の数々を、英語表現と比較しつつ軽やかな筆致で示唆するエッセイ。

書誌データ

  • 初版刊行日2020/2/19
  • 判型新書判
  • ページ数224ページ
  • 定価880円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-180433-4

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