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「年を重ねて美しく生きたい」と願う人は少なくないはず。ではそのために、どんなことを心がければいいのでしょう。御年84歳の大先輩の答えは明快でした。「年を重ねるとは、ばあさんになっていくことですからね、すてきもへったくれもない!」しょっぱなから強烈なカウンターパンチを見舞われ、とたんにしどろもどろとなったインタビューでしたが、そこは懐の深い佐藤先生、われわれが繰り出す?愚問?に、辛抱強く答えてくださいました。さて、佐藤先生の考える理想の女性像とは?

――すてきに年齢を重ねるためには、どうすればよいのでしょうか?

 年を重ねるとは、ばあさんになっていくことですからね。すてきもへったくれもない!(笑)  だって、人は自然に年をとっていくものでしょ。それを無理に「すてきに」とかいわれると、困ってしまいます。今はそんなふうに、実体のない言葉を使ってわかったような気になってる時代ですから、私なんぞが出る幕ではないと、つくづく思います。  そもそも最近は生きるとか人生とかに対して、意識的になりすぎているんじゃないでしょうか? 世の中が豊かになり、ゆとりがあるから、そういうことを考える余地が出てくるのだろうけど。   私が生きてきた時代は、そんなことをいちいち考える余裕はありませんでしたよ。襲いかかってくるものをなんとか受け止めて、ただひたすら懸命に乗り越えていく。日々その連続で、気がついたら、年をとっていた、という感じです。戦争中はとくにそうでした。先のことを考えたところで、いつ空襲で死ぬか、わからないのだから。

(『婦人公論』2008年2月7日号より一部抜粋)

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