ホーム > 単行本 > あしなが蜂と暮らした夏
甲斐信枝 著
40年前の夏。きゃべつ畑で青虫狩りをするあしなが蜂に魅せられた著者は、比叡山の麓にある巣を突き止め、観察を始める。母蜂の、産卵から巣作り、餌探し、すずめ蜂との決死の闘い…。とうとう、母蜂不在の巣を持ち帰り、自室で幼虫を育てるまでに。蜂とともに過ごし、生命の営みを見つめた一夏を描く。