世界へ駆ける夢
読売新聞運動部 著
2017年の大会で93回を迎える箱根駅伝は、今や日本の正月に欠かせない風物詩ともなった学生スポーツの花形。世界に名だたる「EKIDEN」の代名詞ともいえる存在だ。90年以上の歴史の中で多くのドラマも生まれた。箱根駅伝を見つめ続けた読売新聞運動部記者たちが、名ランナーたちの活躍や試練など胸を熱くする歴史を、豊富なエピソードを交えてさまざまな角度から綴った。さらに、最新のリオ五輪報告、2020年の東京五輪も見据えた最新情報を加筆して、ハンディな新書版として駅伝ファンに届ける。伝説の名ランナー・金栗四三の「箱根から世界へ」との思いから始まった箱根駅伝。その真髄を描ききったスポーツドキュメンタリーの傑作。