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日本を代表する女優として誰もが名前を挙げ、「映画女優」という呼び名がもっとも似合う吉永小百合さん。年齢を重ねてなお美しく、清々しさを漂わせる秘訣はどこにあるのでしょう。15歳で映画の世界に入り、「誰からも愛されたかった」国民的女優が体験した自分自身という壁を越える葛藤、結婚を経て、ひとりの人間として生きることに責任を持てるようになるまでの日々……。いかに年を重ねていくか、この大きなテーマに対する吉永さんからのメッセージをお届けします。新春にふさわしい、スペシャルインタビューをお楽しみください。

山田洋次監督とお仕事をするのは、30数年ぶりでした。その間も、何度かお話をいただいたのですが、タイミングが合わなくて。でも、ずっとお仕事を拝見していて、それがほんとうに素晴らしいので、いつかご一緒にという願いは常に持っていました。ことに、『男はつらいよ』はぜひもう1回出させていただきたい、どんな役でもやらせてほしいと思っていたんです。ところが、渥美清さんがお亡くなりになり、ああいう形で終わってしまって。もう茫然自失で、ああ出ておけばよかったと、愕然としました。だから、今回の『母{かあ}べえ』では、そういう思いも込めて演じました。監督は、「子供の頃の代表作が『キューポラのある街』なら、大人になってからの代表作は『母べえ』にしたい」と言ってくださいました。

(『婦人公論』2008年1月22日号より一部抜粋)

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掲載号

婦人公論 2008年1月22日号(1月7日発売)
表紙: 坂東玉三郎

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