書籍情報

書籍詳細

花とまがびと

CN-Fantasia

花とまがびと
朔月京物の怪語り

沙藤菫 著

登花楼で働く伊織は、物の怪達の依頼をこなし、月白の面倒を見る毎日。孤独な主・桃花が示す親愛の情を、素直に受け止められずにいた。祭りの夜、桃花が見台を抜け出してしまい......

カバー:旭炬
刊行日:2014/6/25
新書判/256ページ/定価:本体900円(税別)
ISBN978-4-12-501305-3 C0293


はなとまがびと
さくづききょうもののけがたり


立ち読みしてみる
この作品の冒頭20ページを無料でご覧いただけます。
オンライン立ち読みシステム!


コメント

こんにちは。沙藤菫です。
朔月京物の怪語りの第二巻「花とまがびと」を、無事お届けできて、とても嬉しいです。


物事を始める時、よく、ゼロからのスタート、だなんて言いますけれど、このお話の主人公はスタートが思いっきりマイナスな事が特徴です。
物語の主人公は、強くて格好良くて明るくて前向きである事が望ましかったりするのに、彼女はちっともそうなれません。

ただ毎日を普通に過ごしているだけなのに、どこか苦しい。
自分で自分の首を絞めている事は分かっているのに、どうすればいいか分からない。
器用なように見えてひどく不器用。全部を諦めて心静かに暮らせれば、と出来もしない事を願いながら生きています。
けれど、周りは良くも悪くも、主人公がそのままである事を許してはくれません。
構ってきたり、縋ってきたり、懐いてきたり、託してきたり、ただ傍に居たり。
それでも往生際悪く殻に籠もろうとする彼女ですが、やがて訪れる「祭り」を前に、変わらざるを得なくなっていきます。
激しく揺さぶられた心が願う事は何なのか。

季節は、春と夏。
ひらひらと散る桜の下や、潮騒の響く海の上を、登花楼の人達が駆け抜けます。

前巻よりかなり賑やかな調子になっていますので、雑談や口喧嘩が大幅に増量しています。桃花にはお友達も出来ます。
物の怪はたっぷり出て来ますが、特にホラー要素は無く、彼らなりの日常を楽しんでいたりします。
そんなわちゃわちゃした部分も含め、少しでもお楽しみ頂けたら、本当に幸せに思います。

〔沙藤 菫/2014年6月〕

BOC
茅田砂胡 プロジェクト
C★NOVELS30周年&C★NOVELSファンタジア20周年 特別企画本[茅田砂胡 全仕事1993-2013]特設サイト
A-KOE

メールマガジン登録

新刊情報、裏話など最新情報を
お届けします

メールマガジンの登録・解除はこちらから

モバイルサイト

ケータイからも各コンテンツが閲覧できます!

QRコードを読み取っていただくとモバイルサイトにアクセスできます!

QRコードが読み取れない方は、下記アドレスを入力して下さい。
http://www.chuko.co.jp/c-novels/m/

フリーワード検索

中公eブックス

Twitter

読書メーター