持続可能な魂の利用第20話

 会社の近くに公園がある。
 会社の人たちの大半は、それこそ毎日前を通っていても気にもとめないだろう場所だったが、香川歩はランチに入った店が混んでいた時など、近所のパン屋やコンビニで何か軽いものを買って、この小さな細長い公園で食べることがたまにあった。
 この街は大中小と様々な会社のビルが連なるビジネス街だったが、公園で過ごしてみると、古びた遊具にぶらさがったり、すべり落ちたりする子どもの姿があり、見守る親の姿があり、この街に住んで、生活している人たちがいるのだ、という当たり前のことに歩は何度も気づかされた。
 十八時を過ぎた今は、さすがに閑散としているが、公園内にも付近の通りにも街灯が多く、夜でも暗さや不穏さを感じたことはなかった。
 公園には入らず、入り口の茂みのあたりに立っていた歩は、スマートフォンで自分が登録しているSNSを軽く巡回したり、友人たちが投稿した写真にイイネをつけたりして時間を潰していた。
 気配は感じなかった。でも、結局横を向いたのだから、やはり気配を感じたのかもしれない。
 歩の右側には、いつの間にか、あの男がいた。
 あの男は、歩の横に立ち、特に歩を意識している風でもなく前を見ていたので、単なる偶然かと歩は一瞬思ったぐらいだったが、何か理由があるにしても、別に混み合っているわけでもないこの場所で、この至近距離で横に立つのは明らかにおかしく、歩は慌てて顔をスマートフォンに戻した。
 だが、歩が気づいたことをしっかりと目の端で察知した男は、ゆっくりと歩のほうに向き直り、小柄な彼女を見下ろすようにして、こう言った。
「きみ、時々ぼくのこと見てるよね」
 あの男は笑みさえ浮かべて、歩のことを見ていた。
 スーツのポケットに両手をつっこみ、歩の顔をのぞき込むように小首をかしげる、一昔前ならば、キザと呼ばれたに違いない男の仕草に、無理、と歩は心で後ずさった。
「ぼくの勘違いじゃないと思うけど。どうして見てるの?」
 男はさらににっこりと微笑み、続けた。
 いや、歩は確かに見るには見ていたが、そこに込めていたのは、相手が思い込んでいるような感情とは正反対のものだ。歩の沈黙は相手にどう伝わっているだろう。これまでずっと、歩の沈黙が、男に正しく伝わったためしなどなかった。正しく伝わらないなら、正しく伝えなければならない。
 覚悟を決めた歩はタイツをはいた二つの脚に、おなかに、胸に、力を込めた。
「見てるんじゃなくて、にらんでるんです」
 言った瞬間、後頭部のあたりで、黒い血がうごめくのがわかった。女性客だと見るとタメ口になるタクシー運転手の態度に辛抱たまらず言い返す時や、高校を卒業して何年経ってもいまだに電車の中で体を密着させてくる男の体を振りほどく時、歩が普段の安全領域から一歩踏み出した瞬間、いつもこの感覚がある。
 沈黙が歩の安全領域だった。でもそれの何が悪いんだろう。そのほうが安全に暮らせる確率が高いと判断したから、そうしていただけだ。でも、沈黙していても、声を上げて抗議しても、不利益を被るのは、嫌な思いをするのは、いつもこっちだった。
 今度は、あの男のほうが沈黙した。男の顔はバグを起こしたように、表情を失った。
 ほら、おまえの本当の顔はそれだよ。
 歩がこの顔を目にするのははじめてではなかった。
 学校でも職場でも、男たちは、自分たちが想定していた言動が歩から返ってこないと、この顔をする。機嫌を損ねる。顔をしかめて、去っていく。よく知っている。優しい面の皮をかぶっているやつほど、その落差がダサかった。
「見てるんじゃなくて、にらんでるんです」
 歩はもう一度繰り返した。
 今度はさっきよりも楽に言葉が出た。楽というより、歩の本当の感情をスムーズにのせられた。声音にとげが生えた。
 歩のとげを帯びた声に、あの男はむしろ安心したように顔色を取り戻し、にこっとしてみせた。まるで、感情的な女の機嫌を取るのはおてのものだとでもいうように。女が〝負〟の感情を出すと、〝感情的〟の箱にぼすっとシュートを決めればいいからと、なぜか安心し、勝った気になる男という箱に、歩は目の前のにやにやしている男を放り込んだ。
「でも、ぼくたち、話したこともないよね?」
 笑みを含ませながら、戸惑っている様子を男は演出しはじめた。
 ポジティブすぎて戸惑うのはこっちだっつーの。
 歩はもう隠しもせず、眉間にしわを寄せた。
「話したこともないのに、見られてると思ったのはなんでなんですか?」
「それは、そういうことってぼくはたまにあるから。きみもそうかなって思って、仲良くなれたらいいかなって」
「あーそれは、完全なる勘違いですね」
 歩は仕事のできない上司とやりとりする時のモードを今、この瞬間に採用することに決め、わざと軽く、冷たく言い返した。
「でも、すごいですね、よく気がつきましたよね」
 きょとんとした男の顔に、皮肉の一つも言ってやりたくなった。
 だが、歩の言葉に相手はなぜかまんざらでもない顔になり、打ち解けた様子で歩に問い返してきた。
「じゃあ、にらんでたってなんで? ぼく、何かきみにしたかな?」
 本当にこいつはわからないらしい。歩と敬子が同じチームで働いていたことも、向かい合わせの席に座っていたのも忘れているのだろうか。
「あなたが敬子さんにしたことを知っているからです」
 おまえ、と本当は呼びたいところだったが、歩は我慢した。けれど、目の前の相手を、おまえ、と呼んではいけない理由はないように思えた。なぜ自分はいつも自制してしまうのだろう。
 敬子の名前を出しても、男の顔色は変わらないどころか、
「誰だっけ、それ?」
 と、困惑した顔をしている。
 歩は一瞬、この男は本当に何も知らず、何もやっていないのではないかと思ったほどだったが、二度と騙されるわけにはいかなかったし、歩が信じているのが誰なのかは疑いようもなかった。
「敬子さんです。私の向かいの席に座っていた人です。本当に知らないんですか? 彼女に、敬子さんに嫌がらせをして、会社にいられないようにしたこと、忘れたっていうんですか?」
 早口にならないように一言一言噛みしめるようにして歩が言うと、あの男はスイッチが切り替わったごとく再び無の表情に戻り、上半身をすっと後ろに少し反らした。その不自然な動作は、男に心当たりがあることを如実に示していた。
 次の瞬間、男は完全にフリーズした。
 ほんの一瞬のことだった。けれど、スマートなサラリーマンという自画像を演じてきたのにほころびを指摘され、バグった男の様子は、悪さが親にバレた小学生のようで、壊れたロボットのようで、何より、それが立派な社会人、大の大人であることが不気味で、歩は目を反らしたくなった。
 再び男のスイッチが切り替わった。
 新たに出現したその表情を見て、歩は自分が間違っていたことを理解した。これが、こっちがこいつの本当の顔だ。
 長年会社ではうまく立ち回り、隠してきた顔を、あの男は歩に晒していた。必死に取り繕って隠すほどの相手でもないと判断したのだろう。歩のようなそのうちいなくなる非正規の二十代の女など。男は、目の奥を暗く光らせ、顔を歪めるようにして薄い笑みを口の端に張り付かせている。
「ああ、あの女か。きみたち、仲良かったの? 意外だね。あんなおばさん、きみと全然接点ないでしょ? 何言われたか知らないけど、いなくなったおばさんが言ったことだしね」
 さっきとは打って変わり、人を小馬鹿にした調子で、話し出した男を、歩は不思議な気持ちで眺めた。
 いや、おばさんって、自分もおじさんじゃん。「おじさん」じゃん。なんでむしろこっち側みたいなノリなのか。こっち来んな。うまく言いくるめられると思うなよ。
 どうして「おじさん」は、女性同士が情報を共有していることに思い至らないのだろう。知らないのかもしれないが、女たちは話すのだ。表向きはなんでもないふりをしているが、裏でセクハラやパワハラをするやつの愚痴や悪口をただ言い合っているようで、それは立派な情報交換なのだ。情報は女を守り、救うのだ。たぶん、「おじさん」は、そういうつながりを持ったことがないのかもしれない。だから、わからないのだ。だから、恥ずかしくもなく、嘘をつき、自分に都合の良い勝手な物語をつくろうとするのだ。そんなのバレバレなのに。
「敬子さんと私は友だちです」
 歩が力を込めて言うと、男はさらに口元を歪め、嘲笑った。
「友だちって。年齢も、雰囲気も、全然違うでしょ。友だちのわけないでしょ」
 年齢が違ったら仲良くなれないとか、本当に思ってるのか。
 歩は驚いて、言葉を失った。友だちなんて、気が合うか、合わないか、それだけだ。年齢だけじゃなくて、なんだってそうじゃないか。会社で上の世代の男たちが、年齢や出身校、学歴といった、歩にはどうでもいいと思える話題で妙に盛り上がり、結びつきを強めている理由がちょっとわかった気がした。
「それにしてもただのお遊びなのに、まさか人事に訴えるとは思わなかった。大げさで、自意識過剰じゃない? あんなの自業自得でしょ、そう思わない?」
 男の話しぶりは、相変わらず、歩がまるで男側の人間であるかのようだ。
「ちょっと何言ってるんですか? 人の人生なんだと思ってるんですか? 敬子さんは仕事までなくなったのに」
「人生って、きみも大げさだね。非正規って、お手伝いみたいなものでしょ?」
 歩はカッと頭に血が上ったが、
「どうして敬子さんだったんですか?」
 どうしても聞きたかったことを、絞り出すように口から出した。
「どうしてって、あのおばさん、なんかムカつかない?」
「どういうことですか?」
「いつも澄ました顔しててさ、入り口のあたりに座ってるから目障りだったんだよね。一回俺、あいつが落としたハンカチ拾ってやったの。なのにあの女、笑顔も見せなくてさ。かわいげないし、生意気でしょ。それだけ」
「それだけ?」
「そう、それだけ。ああいう女のせいで少子化が進んだんだよ。いいお灸になったでしょ。あんなおばさんの言うこと誰も信じなかっただろ。きみも本当は馬鹿な女だと思ってるんじゃないの?」
 あの男は白い歯を見せて笑った。
 その白い歯のように歩の頭の中は真っ白になり、次の瞬間、歩は言葉の、敬語の壁を超えた。
「は、おまえ、マジ何言ってんの?」
 考えてみれば、敬語とか丁寧語とかって、自分が尊敬している相手に使うものじゃないのか。歩は、目の前の男を尊敬どころか、心底軽蔑していた。軽蔑しているやつに、年が上だから、男だからって敬語を使わなければこっちが失礼だなんて、言葉の設計がおかしくないか。
「あのさあ」
 腹が立ちすぎて、歩の「あのさあ」は、ヤンキーめいた「あんさあ」のイントネーションになったが、もう止まらなかったし、止める気もなかった。
「おまえよく考えろよ。私は、おまえよりも敬子さんを百倍信じてるんだよ。なんで一度もしゃべったことのないおまえの言うこと、私が信じると思ったんだよ、おかしいだろ。だいたい自分と同じ社会人に対して、かわいげがないだの、生意気だの、おまえ、何様っていうか、なに期待して生きてんだよ。もう一回言うけど、よく考えろ。いいか、よく考えろ」
 あたりはすっかり暗くなっていたが、歩を一人にしない街灯たちの加勢もあり、男の顔が、赤黒く膨張するのがわかった。
「おい、おまえ、女のくせに言いた......」
「まだ話してるだろ、途中で割り込んでくんな」
 歩は、反射的に男の言葉をさえぎった。こういうスポーツがあればいいのに。嫌なやつの言葉をさえぎって、打ち返すスポーツ。いい競技になるはずだ。
「てか、言ったばっかだろ、よく考えてからしゃべれ。今何言おうとしたか当ててやる。女のくせに言いたい放題言って生意気だ、俺様のほうがえらいんだぞ、とかそんなんだろ。わかりやすすぎ」
 歩はせせら笑った。せせら笑う、ってこんなに気持ち良かったんだと新鮮に感じ、驚き、その気分のまま次の一言が出てくるのに任せた。
「バーカ」
 そう言った瞬間、周囲の空気が乱れ、歩の体が強い力で引っ張られた。
 歩の両肩にあの男の指が食い込んでいる。
 男は歩の体をぶんぶん揺すると、我を忘れたようにまくしたてた。
「おい、女、女がふざけんじゃねえぞ。力で太刀打ちできないくせに、調子にのってんじゃねえ」
 男の腕にさらに力が入る。
 しまった、気持ち良くなって言い過ぎた。言い過ぎたとは、本心ではみじんも思っていなかったが、自分の身を危険にさらしてしまった。
 歩の脚をささえるヒールがぐらっと揺れる。一瞬、男の目が歩の背後に注がれた。つかまれたまま首を曲げて後ろを見ると、公園の塀の役割も果たしている、腰のあたりまである煉瓦の花壇が目に入り、歩は血の気がひいた。激高した男がこの煉瓦に歩の頭を打ち付けてもおかしくない。とっさに歩の右肩の下に収まっているバッグの中のピンク色が脳裏に浮かんだが、両肩をつかまれているこの状況でジッパーを開けて、取り出す余裕は、ありそうもなかった。
「ほら、動けないだろ、抵抗できないだろ。いいか、女はだまっとけ。わかったか」
 歩の体がさらに強く揺らされる。
「やめ......」
 男の腕をつかんで止めようとした歩は、右の足首がバランスを崩して、体の重心が煉瓦に向かって引き寄せられていくのがわかった。歩は思わず目を閉じたが、同時に反対の力が歩に加えられ、体が支えられたので目を開けた。
「香川さんから離れてください。ぼくの友だちから離れてください」
 小林さんが歩の左腕を支え、あの男との間に割って入った。
「どうしたんですか、危ないじゃないですか」
 小林さんの登場に、あの男は我に返ったように歩から離れると、取り繕うようにスーツをぱんぱんと軽く払う仕草を見せた。
「ごめんね、ちょっと行き違いがあって。この女性の勘違いだから、ね」
 ウィンクさえしかねない親しみを込めた調子で、小林さんに笑いかけるまだ赤い顔のあの男を見て、歩は胸くそが悪くなった。今度は、男同士ならわかるだろカードか。陳腐すぎ。
「よくわからないですけど、暴力はやめてください」
 いつもは早口なのに、めずらしくゆっくりとした、断固とした口調であの男に言い返す小林さんと、まだ歩の腕を支えてくれている手の存在に安心して、歩はどっと体から力が抜けた。その歩の力が抜けたぶんだけ、小林さんの手の力は強くなった。
「いや、そういうことじゃないんだよ、本当に、勘違いだから」
 もごもごと言いながら、あの男はアスファルトの歩道からかばんを拾うと、子どもかよ、とこっちがあきれるくらい見事なダッシュを見せた。あっという間にあの男の姿は消え、二人は呆気にとられた。
「あ、ちょっと」
 小林さんがどうしようと歩の顔を見たが、とりあえず放っておいて大丈夫と歩はうなずいてみせた。
「え、あれ、なに。ほんと大丈夫? 警察行こうよ、警察」
 歩の腕から手を離した小林さんは、心配そうに歩を見ている。
「ううん、大丈夫」
 歩は息を整えると、体勢を整えた。さっきの出来事がすべて嘘だったように、歩の意識はしっかりしていた。何か糸口をつかんだ気がした。
「本当に大丈夫だから。それよりはやくお店行こ。お腹すいた」
「え、わかった。でも予定通りタコスでいいの? こういう時何食べればぴったりなのか全然思いつかないけど。なんだろ、刺身の盛り合わせとか? そうめん?」
「なんで?」
「なんかダメージ受けてても、するする入ってきそうじゃん」
「いや、むしろタコスが食べたい」
「わかった。てか、ごめんね、ぼくが遅れたからやばいのに絡まれたんじゃない?」
「いや、それ関係ない」
 二人はお気に入りのメキシカンの店のある方向に向かって歩きはじめた。小さなビルの二階にある店で、店の近くまで来て、窓に飾られた骸骨の紙人形を見るたびに、ヨッシャ、食べるぞと気持ちが奮い立つ。今日は絶対ににんにくスープを頼もうと歩は思った。
 この街は、夜になると、さっきまで会社で働いていた人たちが一斉に吐き出され、今度は飲食店の明るさの中に飲み込まれる。ネットで検索すると、おすすめのグルメ情報サイトが山ほどヒットするくらい、この街の食は豊かで、飽きない。
 角を曲がると、老舗の日本料理屋が連なる小道から笑い声が漏れている。木枠の隙間から見える、スーツの上着を脱いで、リラックスした会社員たちの、白いシャツがまぶしかった。
「それにしても、さっきのおじさん、こわかったね。ああいう人見るたびにちょっと自分がこわくなる」
「どうして?」
「自分もいつか同じになるのかなって。一応同じ性別だし」
「いや、小林さんは逆に無理でしょ。男だから全員が『おじさん』になるわけじゃないじゃん」
「そうだけどさ。ねえ、『おじさん』って心のどこかある部分が動いてないように見える時ない? 動いてない部分がどうなってるのかすごく気になるんだけど」
「動いてない部分、確かに」
 文房具屋やケバブ屋を過ぎると、目当ての店の、小さな柔らかい明かりが見えてくる。そして、揺れている骸骨たち。
 その時、歩は突然の発見に思わず大きな声を上げた。
「そうか、友だちってピンクのスタンガンだったんだ」
「え、なにそれ、ピンクのスタンガン?」
 小林さんは怪訝そうな顔をしていたが、歩は大真面目だった。
 なるほど、なんだ、そうだったのか。
「そう、ピンクのスタンガン」
「香川さんって時々変なこと言うよね。でも、なんかアイドルの曲のタイトルにありそうだね、ピンクのスタンガン。ちょっとこわい感じが、かわいいかも。こりゃヒットチャート狙えるな。ダンスは絶対、個性的な振り付けにして、お茶の間の話題をかっさらってもらいたい」
 細い階段を上りながら、ぶつぶつ言っている小林さんの後ろ姿に歩は言った。
「てか、小林さん、今日のタコスナイトで話したいことがある。協力してもらいたいことができたから」

持続可能な魂の利用

写真:岩倉しおり

Synopsisあらすじ

ある日、カナダから帰ってきた敬子は気づいてしまった。日本の女の子たちが〝最弱な生き物〟であることに――!「アンデル 小さな文芸誌」にて連載された、松田青子による「持続可能な魂の利用」がWebBOCにお引っ越し&再スタート。日本にはびこる悪しき因習に切り込み、世界を呼吸のしやすい場所にする。人生を楽しくパワフルに変身させる物語の誕生です。

Profile著者紹介

松田青子(まつだ・あおこ)

1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。著書に『スタッキング可能』『英子の森』『ワイルドフラワーの見えない一年』(以上、河出書房新社)、『おばちゃんたちのいるところ』(中央公論新社)、翻訳書に『狼少女たちの聖ルーシー寮』『レモン畑の吸血鬼』(以上、カレン・ラッセル/河出書房新社)、『AM/PM』(アメリア・グレイ/河出書房新社)『問題だらけの女性たち』(ジャッキー・フレミング/河出書房新社)、エッセイ集に『読めよ、さらば憂いなし』(河出書房新社)、『ロマンティックあげない』(新潮社)などがある。

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