ホーム > 単行本 > 日中の「戦後」とは何であったか

単行本
日中の「戦後」とは何であったか

日中の「戦後」とは何であったか戦後処理、友好と離反、歴史の記憶

波多野澄雄/中村元哉 編著

「戦前・戦中」の何を放棄して、「戦後」をどのように積み上げたのか? 両国有識者が新たな視点で、日中の国家観、外交戦略、歴史認識を問い直す決定版。戦後の日中関係史は、中国においては公式の歴史観との距離を見定める必要が発生し、日本においてはイデオロギー対立を招く冷戦的思考を呼び覚ましやすい点でつねに難しさをはらみ、成果物は十分とは言えない。本書で、〈戦後処理〉〈戦後の中国観・日本観〉〈戦後の火の移動〉〈戦争の歴史の記憶〉〈戦後から国交正常化まで〉〈日中関係黄金期〉〈対中政策・対日政策〉という重要テーマを網羅し、両国の歴史認識(の差異)を明らかにした点に意義と新しさがある。

書誌データ

  • 初版刊行日2020/10/21
  • 判型A5判
  • ページ数424ページ
  • 定価3080円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-005346-7

書店の在庫を確認

オンライン書店で購入


※発売前、品切れ等で指定の購入ページに飛ばないことがあります。予めご了承ください。

SNS公式アカウント情報

 文芸セクション:

 学芸編集部:

単行本ニュース・トピックス

2024/11/21
『台湾漫遊鉄道のふたり』が2024年全米図書賞(翻訳部門)を受賞
2024/11/05
『地震と虐殺1923-2024』が「第78回 毎日出版文化賞 特別賞」を受賞!
2024/11/01
『わたしの知る花』が、「読書メーター OF THE YEAR 2024-2025」にノミネート!
2024/10/03
2024年全米図書賞に単行本『台湾漫遊鉄道のふたり』がノミネート
2024/09/13
多崎礼さん『夢の上2-紅輝晶・黄輝晶』刊行記念 サイン会のお知らせ

単行本ランキングベスト5

総合ランキングベスト5