ヴィリジアン色をした異世界
"異世界"に召喚されるって、こういう体験なんじゃないか......。もしかして、この編集部は"平行世界"なのかも??? はじめまして。4月から中公新書を担当することになった"アル…[続きはこちら]
2024/06/20
"異世界"に召喚されるって、こういう体験なんじゃないか......。もしかして、この編集部は"平行世界"なのかも??? はじめまして。4月から中公新書を担当することになった"アル…[続きはこちら]
2024/06/20
はじめまして、昨年4月より新書編集部に参りました、ヱド@後厄と申します。 どうぞよろしくお願いいたします。 え、もう丸一年が経つじゃないか、挨拶が遅いじゃないか、ですって!? .…[続きはこちら]
2023/03/31
ほとんどの日本語は「字数×行数」で出来ている。 たとえば、中公新書の帯の裏側には内容説明文があるが、ここは、15字×13行で出来ている。この200字弱(正確には195字)で、本の内…[続きはこちら]
2022/06/17
今を去ること20年あまり。新卒で入社した私は中公新書編集部に配属されました。編集部には朝永振一郎の最後の弟子で『ゾウの時間 ネズミの時間』を編集したという伝説の人がいたり、今も私の…[続きはこちら]
2022/03/31
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が鳴り物入りで始まった。期待に違わぬ上々の滑り出し、と心から拍手を送りたい(第5回まで視聴)。 セリフも演技も、軽快でテンポがいい。SNSなどでの評…[続きはこちら]
2022/02/10
平素より中公新書をご愛読くださり、まことにありがとうございます。 この春に中公新書編集部に入りました、(古)と申します。 連日猛暑がつづく今日このごろですが、いかがお過ごしでしょう…[続きはこちら]
2021/07/27
この仕事をしていると、「出張はどこへ、どのくらいするの?」とよく聞かれる。「年に数度で、行き先は京都とか……」などと答えると、うらやましがられることもある。 けれども、そんなに良…[続きはこちら]
2021/01/21
感染症の拡大でいろいろなことが変わった今年。私たちの仕事に関係するところでは、学会や講演会、サイン会などが軒並み中止やオンライン開催になり、著者の方々と直接お会いできる機会が減って…[続きはこちら]
2020/12/17
2020年5月20日。ドイツから遠く離れた日本で、2冊の本が出版されました。 岩波新書の『マックス・ヴェーバー』(今野元・著)と中公新書の『マックス・ウェーバー』(野口雅弘・著)で…[続きはこちら]
2020/06/10
2020年4月、詫摩佳代著『人類と病』が刊行されました。「国際政治から見る感染症と健康格差」というサブタイトルが示すように、国際政治学者がペストを皮切りに現在の新型コロナウイルスそ…[続きはこちら]
2020/05/21
新型コロナウイルスを受けての臨時休校に対応するかたちで、『学習まんが 少年少女日本の歴史』(小学館)が、2020年3月11日から4月12日までの無料公開を決定しました。 私が日本…[続きはこちら]
2020/03/12
ノートや手帳は使用目的に関係なく購入しています。なぜ? なぜって白い紙が欲しいからです。白い紙? そうそう、土地みたいなもので、白い紙さえ所有していれば、いずれそこに家を建てるでし…[続きはこちら]
2019/11/11
はじめまして。あらたに中公新書編集部に加わりました、Yと申します。お見知りおきのほど、よろしくお願いいたします。 早速ですが、みなさんは秋ときいて何を連想しますか? 読書の秋、食…[続きはこちら]
2019/10/15
このごろでは、SNSなどで読者の声をダイレクトに知ることができるようになった。自分が編集した本に関して、「〇〇〇〇の時期に合わせて出版したんだな、きっと」などと書かれているのをと…[続きはこちら]
2019/02/08
暦の上ではディセンバーとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 さて、そろそろ年賀状の準備をしなければなりません。会社デザインの年賀状で出す部員も多いのですが、わたしは自分で印…[続きはこちら]
2018/12/07
年齢を重ねると、訃報に接する機会も増えるもの。去る10月16日、『サハリン棄民』(1992年)、『「慰安婦」問題とは何だったのか』(2007年)、『「歴史認識」とは何か』(2015…[続きはこちら]
2018/11/16
2018年8月、おかげさまで中公新書は2500点を迎えました。1962年11月に桑原武夫編『日本の名著』はじめ5冊で創刊して以来、約56年を経ての到達です。ご愛読いただいた皆さまに…[続きはこちら]
2018/08/29
厄年を迎えた。やはり老化を日々感じる。同世代に聞いても体の辛さを訴える人は多いし、同じ編集部にもいる。いっそ同世代で、『この老化がきつい!2018』みたいなムックを作るべきか...…[続きはこちら]
2018/05/24
「編集部だより」は持ち回り。エイプリルフール当日に大ボラ吹いてやろうかと思っていたのですが、あいにく4月1日は日曜日。休日に記事を更新したら、国を挙げての「働き方改革」大号令に違背…[続きはこちら]
2018/04/02
O God, I could be bounded in a nutshell and count myself a king of infinite space, were it…[続きはこちら]
2018/03/07
「もう私のことも誰だかわからないのよ」「こないだは、『お前は誰だ。何で私の家に居るんだ』と言うの」。母が電話口で父について話す。 父は88歳。認知症を患って10年以上経つ。この1…[続きはこちら]
2018/01/17
この本のタイトルを目にしておきながら、素通りすることはできなかった。中川右介著『江戸川乱歩と横溝正史』(集英社、2017年10月31日刊)である。 横溝正史の小説は全部読んで…[続きはこちら]
2017/11/29
長野県の長野~白馬を結ぼうとした善光寺白馬電鉄(通称は善白鉄道)は、昭和11年(1936)に南長野駅~善光寺温泉駅間の6.4kmが開業、翌年に裾花口駅まで1.0km延長した。だが、…[続きはこちら]
2017/11/02
10月上旬、遅い夏休みを取って北海道旅行に出かけました。今回は日本酒の蔵元2か所とワイン醸造所1か所を訪問。町の中心から離れている場合があり、また試飲も楽しみですから移動手段はいつ…[続きはこちら]
2017/10/20
「〇〇歳を超えると、(体力が)ガクっとくる〔落ちる〕よ~」 なぜか嬉しそうに語る年長者の姿が長らく不思議でした。 「〇〇」に入っていた30、35という数字を過ぎても実感がなく、「も…[続きはこちら]
2017/10/02
格別することもない波のうえでなら、そのあいだにまとまったことが考えられるのではないかと、いつもながい船旅の前にはそんな期待をかけるのであったが、事は志とくいちがって、結局ぐうたら、…[続きはこちら]
2017/09/15
色川武大『友は野末に』(新潮社)の表題作に、以下のような一文がある。 「死ぬということが特殊なことではないのだということが私にも肌で少しずつわかってきたようで、すくなくとも若い頃…[続きはこちら]
2017/09/08
飛行機の窓から外を見やると、オホーツク海に向かって伸びる知床半島が見えた。同じくらいの高さの山がぽこぽこと連なり、そのいずれもが雪をかぶっていた。空は灰色、雪は白、山は黒くて海は鉛…[続きはこちら]
2017/07/13
あなたは私の好きなひと あなたの着るものが変って いつか夏の来ているのを知った 谷川俊太郎「あなた」より冒頭部分 高校時代、合唱に青春をかけた。 十代の後半にさしかかった、みず…[続きはこちら]
2017/06/30
2016年10月に『応仁の乱』が発売されて6か月余り。この間、本当にいろいろなことがあったが、最大のイベントといえば今年3月にニュース番組で応仁の乱ブームが取り上げられたことだろ…[続きはこちら]
2017/05/10
読んだ後、うなされて眠れなくなる本がある。くらもちふさこのマンガ『天然コケッコー』もその1つだった。 主人公の「右田そよ」は島根の田舎にある、全校生徒3人という中学に通う中学2年…[続きはこちら]
2017/03/22
2月下旬、都内某所で『欧州複合危機』の著者・遠藤乾先生の講演会が開かれました。書店でのトークイベントなどより少々高額な受講料にもかかわらず、参加者は学生も含めておよそ200名! …[続きはこちら]
2017/03/06
「編集者ごとに担当分野が決まってるんですか?」 研究者や新聞記者の方々から、たびたびそう聞かれます。専門を持っている皆さんからするとずいぶん適当に思われるかもしれませんが、アカデ…[続きはこちら]
2017/02/14
私の出社および帰宅を邪魔する者たちがいる。猫だ。 もともと動物は好きだが、ペットを飼えないマンションに住んでいる。そのため猫が群れているのを見るたび、コミュニケーションをはかるべ…[続きはこちら]
2017/01/04
金曜日の夜、大学時代の友人が上野の小料理屋に集まった。Aが2日後に南極へ発つというので、忘年会ついでに壮行会もやってしまおうという話だった。Aは第58次南極地域観測隊員として、日本…[続きはこちら]
2016/12/01
マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや 寺山修司 この歌が、寺山修司との出会いだった。 国語の教科書に載っていた。高校一年生の現代文の授業だった。 寺山修司のこ…[続きはこちら]
2016/11/21
25年来の付き合いがあったライターさんが9月17日に亡くなった。 衿野未矢さん(本名・櫻井規枝さん)、享年54。若すぎる死だった。10月半ばにご主人がブログにアップしたことで知っ…[続きはこちら]
2016/11/04
10月20日、web中公新書がスタートします。 中公新書について、より多くの情報を読者の方に伝えるべく、さまざまな発信をしていきます。「知の現場から」「私の好きな中公新書3冊」「…[続きはこちら]
2016/10/20