
原発事故と「食」
市場・コミュニケーション・差別
五十嵐泰正 著
農水産物の一大供給地であった福島は、3・11以後、現在にいたるまで、「デマ」や風評が飛び交い、苦しい状況に追い込まれている。一方で、原発事故と震災の忘却は着実に進行している。本書は、流通や市場の課題、消費者とのコミュニケーション、差別の問題などから、「食」について多面的に論じる。「食」を通して、あの事故がもたらした分断を乗り越えられるのか――。これからの社会を考える試み。
書誌データ
- 初版刊行日2018/2/22
- 判型新書判
- ページ数240ページ
- 定価本体820円(税別)
- ISBNコードISBN978-4-12-102474-9
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書評掲載案内
・毎日新聞(朝刊)2018年12月9日/大竹文雄(大阪大学教授)
・朝日新聞(朝刊)2018年9月1日/関谷直也(東京大学准教授)
・週刊読書人2018年7月27日号/中筋直哉(法政大学教授)
・週刊エコノミスト2018年6月12日号
・サンデー毎日2018年4月22日号/木村衣有子(文筆家)
・朝日新聞(朝刊)2018年4月7日
・山形新聞2018年4月1日ほか/早野龍五(東京大学名誉教授)
・日刊ゲンダイ2018年3月29日/著者インタビュー
・図書新聞2018年3月31日号
・日本農業新聞2018年3月11日
・日本経済新聞(夕刊)2018年3月8日/速水健朗(評論家)
・産経新聞2018年3月4日/木村衣有子(文筆家)