ホーム > 中公新書ラクレ > 日本史のなかの兄弟たち
安藤優一郎 著
豊臣秀吉・秀長兄弟は、弟が兄を立て、兄を支える典型的なパターンだった。同様に、兄弟が力を合わせ、歴史を動かした例は多々ある。一方、兄弟が反目、あるいは関係のもつれから戦乱や悲劇に発展したケースも多い。本書では、日本史において時代の節目をつくった兄弟関係にスポットを当てる。とくに弟が補佐役・ナンバー2として兄を支えた事例を追い、古代から近代まで、兄弟が歴史上に果たした役割を読み解いてゆく。