
毛沢東の対日戦犯裁判
中国共産党の思惑と1526名の日本人
大澤武司 著
1950年代、満洲国や日中戦争などに関与した日本人1526名が、建国直後の中国で戦争犯罪人とされた。戦犯管理所では5年間に3段階の思想改造が行われた結果、裁判での死刑はなく、東京裁判やBC級戦犯裁判と比べ、極めて寛大な判決が下される。その背後には何があったのか。新たに公開された史料から、戦犯らの犯罪行為、思想改造、日本人への怨嗟が渦巻く中、毛沢東や周恩来ら指導者が抱いた思想と戦略を明らかにする。
書誌データ
- 初版刊行日2016/11/17
- 判型新書判
- ページ数272ページ
- 定価946円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102406-0
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・週刊仏教タイムス2017年5月18日号
・国際貿易2017年3月14日号/岡崎雄兒(前中京学院大学教授)
・朝日新聞(朝刊)2017年1月29日/保阪正康(評論家)
・読売新聞(朝刊)2017年1月29日/奈良岡聰智(政治史学者・京都大学教授)
・週刊エコノミスト2017年1月24日号/加藤徹(明治大学教授)
・日本経済新聞(朝刊)2016年12月18日
・夕刊フジ2016年12月13日