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第七巻
谷崎潤一郎 著
美貌の兄妹が思春期を境に世俗にまみれてゆく「女人神聖」、美食を極めた男達がたどり着いた悪夢「美食倶楽部」、グランギニョール風時代劇「恐怖時代」など、大正期の作品群を収載。
2016/11/09 刊行
第五巻
谷崎潤一郎 著
聖と俗とのはざまでゆれる少年を古典的題材のなかに描いた「二人の稚児」、映画のなかのグロテスクな悪夢「人面疽」、美女が暗躍する犯罪小説「白昼鬼語」など、大正時代の異色作。
2016/10/06 刊行
第二十五巻
谷崎潤一郎 著
学生時代に書いた「初期文章」、本音満載の「談話筆記」ほか、ながらく戦争中に焼失したと考えられていた重要資料「松の木影」を含む「創作ノート」など、未発表資料を多数収載する。
2016/09/08 刊行
第十六巻
谷崎潤一郎 著
敵の首級を洗い清める美女にみせられた少年――戦国時代に題材をとった伝奇ロマン「武州公秘話」、随想「恋愛及び色情」、若き日の回想録「青春物語」ほか、昭和初期の作品を収める。
2016/08/09 刊行
第三巻
谷崎潤一郎 著
驕慢な娘と奉公人の破滅的な道行き「お艶殺し」、悪女に恋いこがれて破滅していく男を描いた情痴小説「お才と巳之介」のほか、「金色の死」「神童」など、大正初期の人気作を収載。
2016/07/07 刊行
第十巻
谷崎潤一郎 著
大正時代の一時期、谷崎は映画という藝術表現に魅せられていた。映画、女優、白人女性といったイメージが奔流する「アベ・マリア」、映画台本「蛇性の婬」「雛祭の夜」などを収載。
2016/06/09 刊行
新装版
三島由紀夫 著
森鴎外、谷崎潤一郎、川端康成ら作家15人の詩精神と美意識を解明。『太陽と鉄』と共に「批評の仕事の二本の柱」と自認する書。〈解説〉関川夏央
2016/05/19 刊行
第十八巻
谷崎潤一郎 著
文豪が長年の経験から割り出した文章を書く心得「文章読本」、戦国時代に題材をとった「聞書抄」、心理コメディの傑作「猫と庄造と二人のをんな」ほか、昭和十年前後の作品を収載。
2016/05/09 刊行
第二十一巻
谷崎潤一郎 著
幼い滋幹は宮中深く権力者に囲われた母の許に通う。平安文学に材をとった母恋もの「少将滋幹の母」、江戸の面影を残す日本橋界隈で生まれ育った思い出を綴る「幼少時代」などを収載。
2016/04/07 刊行
第二十四巻
谷崎潤一郎 著
「不能ニナツテモ或ル種ノ性生活ハアルノダ―――」。性に執着する老人を戯画的に描き出した傑作長篇「瘋癲老人日記」、遺稿集となった「雪後庵夜話」など、最晩年の作品を収載する。
2016/03/10 刊行
第十五巻
谷崎潤一郎 著
本格的伝奇ロマン「乱菊物語」、高貴な女人へのあこがれと妄執を描く「盲目物語」、母恋と狐の民間伝承が交錯する「吉野葛」など、大衆文学から実験的作品まで、中期の傑作を収載。
2016/02/10 刊行
第十四巻
谷崎潤一郎 著
愛する女を複製した人形にのめりこむ男の痴態を描いた異色作「青塚氏の話」、離婚にふみきれない中年夫婦の一見おだやかな日常を描いた傑作「蓼喰ふ虫」等中期の幅広い作品を収載。
2016/01/10 刊行
第六巻
谷崎潤一郎 著
学校に格差を持ち込む少年達の話「小さな王国」、妻に殺意を抱く男の告白「呪はれた戯曲」、愛妾に踏まれながら死にたいと願う老人の哀話「富美子の足」など大正期の異色作を収載。
2015/12/10 刊行
第四巻
谷崎潤一郎 著
美貌と才智に恵まれた物憂げな貴公子が恋に落ちたのは、人魚でありました――。幻想譚「人魚の嘆き」から自伝的作品「異端者の悲しみ」まで、大正期に書かれた艶やかな作品を収載。
2015/11/10 刊行
第十一巻
谷崎潤一郎 著
美少女ナオミの若々しい肢体と奔放な魅力の虜となった譲治。女の魔性に跪く男の惑乱と陶酔を描いた「痴人の愛」、最初の妻千代をめぐる三角関係が反映した「神と人との間」を収載。
2015/10/10 刊行